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2005年1月アーカイブ
これまで雇用問題といえば、中高年のリストラによる失業がクローズアップされてきたが、最近では就業意欲がなく、働かない若者「ニート(NEET;無業者)」がマスメディアを中心に話題となっている。その数がH14年には48万人だったのが、昨年には68万人と急増している。いまや立法・行政の大問題である。
そもそもニートとは、対人関係がうまくできない、働くことに自信がもてない、特に就職意欲が無いなど、の人達を言う。
ニートには次の4つのタイプがある。
反社会的で享楽的な「ヤンキータイプ」
社会との関係を築けず、こもってしまう「引きこもりタイプ」
思案ばかりで行き詰る「立ちすくみタイプ」
就職したが挫折し、自信を喪失した「つまずきタイプ」
(労働政策研究・研修機構の調べ)である。
特に後者の2つは日本特有の現象である。
もちろん、このニートを作る原因は不況や産業構造の問題などが関係しているが、それに対して国、特に厚労省及び文化省が積極的に対策を立てなかった事が原因に思えてならない。昨年後半になってあわててニートの対策、支援を行っても、すでに社会現象化している今日、なかなか難しい問題である。ともかく、行政、教育のみならず、家庭においてのしつけ、教育に積極的にトライし、一人前の人間として成長させることに力を注ぐことが大切ではないだろうか。
国が何をしてくれるかではなく、あなたたちに何ができるかを真剣に考える時期に来ている。それが人生においての人間形成につながっていくのである。
参考資料:産経新聞社会面
特定非営利法人「育て上げ」ネットホームページ
12月26日、インドネシア・スマトラ島の沖合いを震源とする大きな地震が発生し、その影響で大津波がインド洋周辺の各国に被害をもたらした。
そもそも「TSUNAMI(ツナミ)」という言葉は1946年のアラスカで起きたマグニチュード7.8の大地震にともなう津波が、きっかけといわれ、その後、ハワイで起きた大きな津波で160名以上の島民が亡くなり、それを目にした日系人が「ツナミ」と口走ったのが最初だといわれている。その後1963年、国際科学会議で正式に国際用語として採用された。そもそも津波の語源は船着場である「津」に異常な「波」が突然押し寄せるという意味から命名されたといわれている。
今回の発生した津波は、インドネシア、スマトラ沖、及びインド周辺国まで大打撃を与え、死者は20万人以上に達し、コレラや腸チフスなどの伝染病による感染者は100万人以上にのぼるといわれている。まさに自然の災害の恐さを目の当たりにした思いである。これが日本、特に首都圏で起きたとすればどれほどの被害及び被災者が出るのか予測すら立たない。
ただ、今回の津波による被災者に対する、世界中からの公的及び民間の義援金がいまだかつてない額に達しているという。それで少しでも早く被災者の方が立ち直れることを願ってやまない。今回の自然災害は、あらためて我々人間に自然の力の恐ろしさを見せつけられた思いである。