肥満だけでなく“ヤセ”による死亡率の増加

最近、ある大学の研究グループが調査し、発表したという事に次のことがある。

それは、肥満のみならず、若い女性を中心とした“ヤセ(標準体重よりも25%以下)”によるいろいろな弊害があるというのである。その一つとして、ヤセの死亡率が肥満の死亡率より増加したということが挙げられる。

若い年代をみると、肥満者が1.5倍で、それに対し若い年齢層の女性のヤセ(低体重)の人が増加している。特に、20代より30代が2倍という結果になっている。その原因は食生活にあり、男性の肥満は過剰な栄養摂取であり、女性のやせ過ぎは間違ったダイエット知識による栄養の摂取不足が起因になっていると考えられている。特に女性のやせ過ぎは、細菌による感染症に対する抵抗力が低下する。また、骨粗しょう症にもなりやすいので注意が必要である。

また、先の調査結果によると、若い世代だけではなく中高年においても、肥満よりもやせた人の死亡率が高いということが分かった。

やはり、その点からも、女性においては太りすぎよりもやせ過ぎの方が危険であるということがいえる。しかし、もちろん太りすぎは生活習慣病の要因になるので注意すべきであることには変わりないのである。

将来に備えてバランスのよい食事を心がけ、また適度な運動をすることで太りすぎ、やせ過ぎをコントロールすることが出来るのである。それが健康を維持できる最良の秘訣である。

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2009年6月

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