2005年7月アーカイブ

骨粗しょう症は更年期以降の女性の代名詞のように言われていたが、最近高齢男性の30%が骨粗しょう症で悩んでいることが分かった。その比率は高齢女性の2倍であるといわれている。

アメリカの医学誌によると、「男性の骨は通常、生まれつき女性に比べて丈夫であるとされ、それに対して女性は閉経により骨量が減少する。」と報じている。

骨粗しょう症は骨量の減少、骨の微細構造の劣化であり、全身性の骨の病気である。原因としては、低体重、運動不足、ステロイドや抗けいれん薬の過剰投与、長期の安静や固定、喫煙、アルコール過剰摂取、偏食、ビタミンD、Kやカルシウムの不足などが挙げられる。骨粗しょう症は男性では50歳代から起きてくると言われているのに対し、女性は40歳代から発生し、特に閉経を境にその比率は急増する。60歳代では33%、80歳代では60%を超える比率になる。

日本には約900万人の骨粗しょう症者がいるといわれ、長寿社会の悩みの種となっている。本症の症状としては円背、背部痛、腰痛などである。

骨粗しょう症に関連する病気として甲状腺機能亢進症、ネフローゼ症候群、更年期障害、大腿骨頸部骨折などが起こってくる。もちろん腰痛症や変形性脊椎症も多く関連する疾患である。
これらの疾患で最も恐ろしいものとして大腿骨頸部骨折があり、現在5万?7万件発生し、寝たきり老人の主な原因とされている。

骨粗しょう症の予防としては、次のことが考えられる。先ず1番目としてカルシウムとビタミンDの摂取。2番目として牛乳、乳製品、さかな、海藻類を中心とした食事。3番目として、適度な運動を行うこと。もちろん年令にもよるが、運動の種目は何でも良く、一日に60分程度、週に3,4日がベストである。また、夏は日陰で30分、冬は1時間程度の日光浴(特に顔や手にさせる)も予防に有効である。
今まで骨粗しょう症は女性の問題とされていたが、50歳以上の男性にとっても深刻な問題なので、普段から予防につとめ、健康な生活に役立てたいものである。


■関連サイト


骨粗鬆症ってどんな病気?―財団法人 骨粗鬆症財団

最近になって、アスベスト(石綿)による健康被害が続々と明らかになっている。7月12日時点の読売新聞の記事によると、アスベストが原因と思われる全国の死亡者数が、28社、382人にのぼるという。
アスベストとは、天然に産する繊維状鉱物のことで、石綿とも呼ばれる。耐熱性、耐摩耗性、耐腐食性、防音性、吸湿性などに優れるため、第二次世界大戦後から普及し、高級住宅や高層ビルなどに断熱、防音目的で壁に吹き付けたり、屋根瓦などにも利用された。


しかし、昭和30年代からアスベストの人体への影響が指摘され始めた。すなわち、「中皮腫」というがんの一種の原因がアスベストであると疑われはじめ、昭和40年代後半にはその因果関係がはっきり分かってきた。その他でも肺がんやじん肺などにも影響していることが調査の結果分かってきた。
ハリウッドスターの故スティーブ・マックイーンもアスベストを利用したレース服からがんを発病し、死亡したといわれている。


昭和46年には労働省(当時)が「特定化学物質等障害予防規則」を定めてアスベストを使わないようにしようとしたが、その利便性ゆえに使用に歯止めは掛からなかった。


今後問題とされるのは、アスベストが広く使われていた時代のビルなどが建て替えの時期をむかえ、その解体の際にアスベストが飛散し、作業員のみならず一般の人にも被害が及ぶのではないかということである。中皮腫は、アスベストを吸引後20?40年潜伏した後に発病するため、健康被害拡大防止には中皮腫を早期に診断できる医療機関を増やしたり、治療できる環境の整備が重要である。


しかし、この国の対策は事が起こってしまわないと行政はほとんど動かないのが現状である。もっと積極的に調査して対策を施せば、ここまで大きな問題にはならなかったように思うのである。これは日本の行政のすべてにおいて言えることではないだろうか。もっと国民の立場に立った行政を行ってくれることを願ってやまない。


■関連サイト


アスベストに関する基礎知識―東京都環境局


石綿による健康影響関係のQ&A―日本石綿協会

シンガポールで開かれた国際オリンピック委員会総会で、2012年の夏季五輪開催地がロンドンに決定した。ロンドンはパリと大接戦を繰り広げ、結果的には4票差でパリを退ける形となった。
そして、残念ながら日本がメダルを期待できる野球とソフトボール競技が除外となってしまった。それは、無策の野球関係者のやり方によるといわれている。もともとヨーロッパではこの2つの競技はマイナー的なものであり、アジア・アメリカ・オセアニアが盛んに行っているだけで、ヨーロッパ諸国にとってはメダルに程遠い競技であるから除外されてしまったのである。


また、もう一つの理由は、政治的意図によるものと思われる。アメリカが中心の野球に対し、EU諸国は敬遠してもおかしくないというのが現在の世界の状況であるように思われる。
そもそも、オリンピックは世界の“平和と親善”をスローガンとして始められ、継続されているものである。それなのに、自国にとって不利な競技は避け、有利な競技のみを認めてくる現在のオリンピックには疑念すら感じられる。


平和と親善を考えるなら、開催国がビジネスを度外視したオリンピック競技を選定して欲しいものである。
日本のマスメディアでは、日本人の大半があたかも野球・ソフトボール競技のオリンピック参加を希望しているように伝えているが、実際には、ある統計によると60%以上の人がオリンピック参加を望んでいないとの結果が出た。これは果たして国民の総意であるのか、正確に伝えて欲しいものである。そのあたりをはっきりさせた上でないと、一致団結して応援をするという気持ちが我々の中で生まれてこないのではないだろうか。 


■関連サイト


・財団法人日本オリンピック委員会
    http://www.joc.or.jp/

会長からのメッセージ-財団法人日本野球連盟JABA

昨年、3月に脳梗塞で倒れ、野球界のみならず日本国中を驚かせた。それまでの日本プロ野球界の長嶋頼りは根強く、超一流プレーヤーであるイチローや松井秀喜選手また松坂大輔投手などをしのぐ人気を博していた。それが突如マスコミの前から消え、少しつづ忘れられる存在になりつつあった。

今まで巨人中心のプロ野球が全球団一致の野球界になりつつあり、誰もが次の時代のスターを熱望している状況にあった。それが一企業の利益の為1年4ヶ月ぶりに復帰させられたのである。わたしも子供の頃から大の長嶋ファンではあるが、できれば長嶋氏には伝説の人でいて欲しい。ファンは皆、それを期待しているのではないか。

確かに、長嶋監督の元気な顔を見られるのは、喜ばしい限りではあるが、一企業の広告塔となって戻って欲しくない。“ミスター長嶋よ、永遠のスターであれ!”と強く願うのは私だけであろうか。
出来れば長嶋氏には伝説の名選手としてこれからの日本プロ野球を見つめて欲しいものである。

■関連サイト

長嶋名誉監督が東京ドームで観戦 -読売ジュイアンツ

ミスター「野球は人生そのもの」-読売ジュイアンツ

季節の移り変わりは生活に変化をもたらす一方、人体にも影響をきたします。
梅雨に入るとからだの不調を訴える人が多く出てきます。「体のだるさ」「頭重感」「むくみ」など主な症状です。
湿気の最大の特徴は「重いこと」、人間は元々体内に湿をもった体質の人が体外の湿気に呼応して症状が誘発されることが多くあります。中国の言葉に「同気相求」というのがあり、意味は、“同類は自然に集まる”という事です。
外界の湿気が体内の水分代謝に大きく関わる臓器は脾臓です。脾臓は血液・リンパの調節や、飲食物から水分を摂取してからだ全体に及ぶ働きをします。この臓器が弱ると体内に余分な水分がたまってきます。この余分な水分がむくみ、体の重だるさ、倦怠感、下痢などの症状を起こします。

暑さのためにのどが渇いたといって、冷たいものを多く取りすぎると脾臓を痛める原因になります。
また脾臓は消化とも密接な関係をもっており、この時期での水分や生ものの取りすぎに注意し、もし水分を取るときは温かいものを取りましょう。食物としては温野菜なども効果的です。果物は体を冷やすのでなるべく少なくしましょう。
もし、温かい料理を取るとすればカレーライスなどの香辛料の効いたものが意外とこの時期にお勧めです。

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