2006年1月アーカイブ

1月17日(火)IT関連企業「ライブドア」グループによる企業・買収(M&A)にからんだ証券取引法違反容疑の疑いで東京地検特捜部が一斉捜査したというニュースが日本中を駆け巡った。
ライブドアは創業からわずか10年間で売上高784億円余り、経常利益112億円余りの企業グループに急成長した。この錬金術はいったいどうして生まれたのか、確かに過去にはアサヒビールがニッカウヰスキー、阪急電鉄が阪急不動産を子会社化した。最近ではソフトバンクが日本テレコム、楽天が証券会社などを買収した例がある。
この”錬金術”とは古代エジプトが最初にもちいた手法で「価値なき物を価値ある物に化けさせようとする」という考え方から世界中に伝わった技法である。
 私は以前こう言ったことがある。日本の国はここ近年すべてにおいてアメリカナイズ(論理と合理性)している。アメリカナイズすることはすべて悪いとは思わないし、逆によいこともおうおうにしてある。しかし、日本という国は単一民族から成りたち義理、あうんの呼吸、以心伝心などの「人間性」を重んじる。修身や道徳を無視して商いをすることは日本社会では非常に難しいとされている。
日本の企業文化が旧態依然の殻を破るには、今回のような堀江氏や孫氏、三木谷氏などの改革力が必要である。ただ後者の2人と堀江氏との違いは日本の礼儀とマナーを無視した態度、言動及び服装を取り続けたことが企業経営者として評価がされなかったように思うのである。日本の社会は「額に汗」を重んじる国である。
 また堀江社長という人物は“常識”というものを理解せず“非常識”に物事を行い、また、“非真面目”に行わなければいけないところを“不真面目”に物事を行ったことが高武者になり人間としての価値観を下げたのではないか。
 以前プログの世相シリーズ12(3/3/2005に掲載)で倫理と道徳を重んじて古い体質を新しい体質に変えることが未来の社会を切り開くためには大切である。堀江社長のアクションに期待したいと記述したが・・・・・
 堀江社長は33歳と若く、今回のことを素直に反省し、再度若者の目標にされる存在になり、もっともっと人間性を磨いて欲しいというのが切なる願いである。


■関連サイト

http://www.livedoor.com/ - ライブドア

堀江貴文日記 - ライブドア

 9日全国都道府県の市町村で成人式が行われた。
新成人は総務省の調べによると全国で147万人(男性73万人、女性70万人)であった。この数は昨年に比べて7万人減少し日本の総人口にしめる割合は1.12%で、出生率が少なかった87年と同率で過去最低になったと言われた。これも少子化の影響なのであろうか。    
毎年、成人式で問題になるのはわずかな人間による暴動というか騒ぎである。今年も例に漏れず、沖縄と盛岡で一部の新成人が暴れて混乱を起こした。なぜ、このようなことが起こるのであろうか。一つには、市町村で行われる「成人の集い」と称される成人式そのものに問題があるように思う。市長などのお偉方が長々と話しをし、会場によっては著名人の講演を行うところが多いようであるが今の時代の若者に訴えるものが果たしてあるだろうか。

インターネットやマスメディアの発達した世の中に道徳や倫理を説いてもはたして新成人たちに理解できるのであろうか。もし、本当に新成人に大人としての自覚、社会の仕組みや状況などを教授したいのであれば国を代表する総理大臣か関係する閣僚がテレビなどのマスメディアを通じて行うのが良いのではないだろうか。

時代がどんどん変化している時に古式豊かな成人式を行っても新成人たちに感動を与えるとは思えない。もし、儀式をしたいのであれば各市町村の氏神様などの神社などで行えばよい。それも無理に参加させるのではなく本当に祝いたい人だけ参加すればよい。新世代はこれからの日本をしょって立つ人達なのだから、もっと正しく指導し誘導してやることが先人である我々の務めである。もう一度、国をはじめ市町村は真剣に熟慮しなければいけない時期にきているようである。

2009年6月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

月別 アーカイブ

ウェブページ