9日全国都道府県の市町村で成人式が行われた。
新成人は総務省の調べによると全国で147万人(男性73万人、女性70万人)であった。この数は昨年に比べて7万人減少し日本の総人口にしめる割合は1.12%で、出生率が少なかった87年と同率で過去最低になったと言われた。これも少子化の影響なのであろうか。
毎年、成人式で問題になるのはわずかな人間による暴動というか騒ぎである。今年も例に漏れず、沖縄と盛岡で一部の新成人が暴れて混乱を起こした。なぜ、このようなことが起こるのであろうか。一つには、市町村で行われる「成人の集い」と称される成人式そのものに問題があるように思う。市長などのお偉方が長々と話しをし、会場によっては著名人の講演を行うところが多いようであるが今の時代の若者に訴えるものが果たしてあるだろうか。
インターネットやマスメディアの発達した世の中に道徳や倫理を説いてもはたして新成人たちに理解できるのであろうか。もし、本当に新成人に大人としての自覚、社会の仕組みや状況などを教授したいのであれば国を代表する総理大臣か関係する閣僚がテレビなどのマスメディアを通じて行うのが良いのではないだろうか。
時代がどんどん変化している時に古式豊かな成人式を行っても新成人たちに感動を与えるとは思えない。もし、儀式をしたいのであれば各市町村の氏神様などの神社などで行えばよい。それも無理に参加させるのではなく本当に祝いたい人だけ参加すればよい。新世代はこれからの日本をしょって立つ人達なのだから、もっと正しく指導し誘導してやることが先人である我々の務めである。もう一度、国をはじめ市町村は真剣に熟慮しなければいけない時期にきているようである。
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