2006年3月アーカイブ

pills 28-s.jpg 薬の副作用で健康に被害を受けた人の約3割が仕事が出来ず退職し、現在も治療を継続している人が4割以上に上ることが公的機関の実態調査で判明し、薬の副作用が被害者やその家族に大きな影響を与えていることが浮き彫りになった。
 被害を受けた時の年齢は、最も多いのは50代で18.8%、60代で17.6%、30代で15.5%の順で、いかに働きざかりの人が影響を受けているかが分かる。被害の内容は皮膚障害(37.5%)がトップで次に視力障害(25.5%)、薬物性肝障害(23.3%)などが続く。
薬には残念ながら、副作用の全くないものはない。通常薬は1つの作用だけを持っているわけではなく、いくつかの作用を併せ持っている。
 例えば散瞳剤や止汗剤で知られるアトロピン薬には、瞳を開かせる作用、唾液や汗、胃液の分泌や胃腸の運動を抑える作用、気管支を拡張させる作用などがあります。このアトロピン薬は胃の運動を抑えるので、胃がケイレンして痛む場合に使われるが、瞳を開かせる作用などのその他の作用は必要ない。この必要のない作用が副作用になる。  
このように、同じ作用でも主作用になったり、逆に副作用になったりする。
 通常副作用には、薬の作用そのもので起こるもので薬の量を増加すると起こりやすいものと、量とは関係なく病人の体質と薬の関係で起こるものとがある。
量に関係して起こるものは、予測がある程度つくので、薬の取る量を少しつづ様子をみながら増やすなどすれば、ある程度副作用を防ぐことが出来る。それに対して体質で起こるものは、予測がとても難しく、以前副作用を起こした経験のある人は止めるなど本人の予防が必要になる。
 以上の事を頭に入れて正しい使い方をすれば薬は健康に役立つ。但し個人で薬物の取り方を判断せず医師や薬剤師に相談しながら服用することで薬物の乱用を防ぐことが出来る。それともう1つ薬物の過剰服用による健康障害は自分に留まらず、次世代までも影響を及ぼすことを忘れてはいけない。また薬は悪い細胞(病原菌、病巣)に対して与えるものだから、よくなったら服用を止めないと良い細胞を弱めて、反対に新たな病気をつくる可能性がある。
正しい薬の使い方はこれからの時代を健康で楽しくさせてくれるのだ。
健康コラム56

 野球の国・地域別対抗戦、第1回「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が日本の劇的勝利で終わり「世界一」になった。
 今回のWBCの開催にはいろいろな難問や困難があった。それは野球の発祥国アメリカの出方にあった。メジャーリーグ(MLB)のコミッショナーであるバド・セリグ氏が米国の大リーガーの選手を国別に対抗させて野球人気を盛り上げようという発想からWBCの開催を思いついたと言われている。本当の目的は「世界の人々に野球への関心を高めることや、新たな野球ファン及び選手を発掘する」ことであり、世界中の優秀なプレーヤーたちが母国を代表して、世界一を競う国別対抗野球大会であった。しかし、現実はMLB主導でルールや運営が決められ物議を醸し出した。その1つが球数制限であり、アメリカ中心の試合システムである。球数制限は膨大な年棒を支払うMLBの球団側が、アメリカの保険会社に大会中の所属選手の怪我や故障に関する補償契約を請求した際、投球数の制限が補償の条件であるということからである。これには日本が猛反対したことはいうまでもない。しかしその主張すら受け入れなかった。
 また、WBCは米大リーグ機構(MLB)などが中心になって、野球世界一を決める大会にすべき第一次、二次リーグをつくった為、決勝にいくまで同じチームと3試合戦うという奇妙なことが起こることになった。その他今大会の各国の利益分配金問題やホスト米国の財務省が経済制裁しているキューバの参加に対して、今大会の利益分配によってキューバへ金銭が渡ることを経済制裁に違反するとして入国を拒否する発言などでラテン系など中南米を始めアジアやヨーロッパが参加を辞退するなど一時開催が危ぶまれた。
 ともかくアメリカのMLB中心に進行するはずだった今回のWBCが一番強敵と見ていた日本が出てきたことで、競技以外で対抗せざるを得なくなり、その1つが対日本との試合での誤審である。なりふり構わぬ米国の代表の試合には我々日本人として腹ただしく思った。
サッカーのイギリス、柔道の日本、バスケットボールの米国など発祥国で国技としているスポーツがグローバル化として発展していくにはそれなりの覚悟が必要である。米国も野球の発展を考えるならもっとオープンでフェアであって欲しいものである。
 今大会のチャンピオンシップがアメリカや大リーガーを揃えたドミニカでもなく、大リーガースターのいないキューバと大リーガーわずか2人の日本で決勝を争うことになったのも皮肉な結果である。わが日本が初代王者になったのは日本野球のみならず世界にとってもよかったのではないか。最近、野球もサッカーに押され気味であったが、今大会の優勝で国内においても人気回復に役立つたことはいうまでもない。
さらにこの大会が野球の国際化とWBCの3年後開催におおい貢献してくれることを期待してやまない。

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WBCの日本語公式ページ -WBC

ワールドべースボール・クラシック(WBC)が2次リーグに入り毎日激戦が続いている。
昨日は日本と韓国の試合が行なわれ惜しくも2対1で負けてしまった。あれだけ今回のWBCの開催される前に、日本とアメリカの優位は動かないと関係者や選手が豪語していたのに、なぜこうも苦戦をしいられたのか。それは勝負に対する執着心にあるように思う。最近のスポーツ競技を見るにつけ日本人選手の発言にちょっと疑問を感じる。オリンピックや世界選手権など国を背負って出ている選手が、“楽しんでやってきます”や“堪能してきました”などの発言を聞くと不愉快になる。国を代表して出場しているのだからおおいに勝負にこだわって欲しいものである。
さて今回の韓国との敗戦の原因はどこにあるか。韓国チームはまさに国の代表であるという自覚をもって試合に臨んでいる。韓国の金寅植監督が試合後「日本に2勝したからといって、韓国の野球の方が日本より優れているとは思わない」というコメントを発表している。まさにその通りで、伝統や技術的なものをとっても、まだまだ日本やアメリカの野球には追いついていないのにどうして勝ちえたのか。もちろん韓国の場合、国が選手に対して兵役免除(2次リーグ突破が条件)やメダリストに対して生活保障をしたりして尽くしていることはその一つとしてかんがえられる。以前ソビエトや東ドイツなどの共産圏が世界の大きな大会にメダルを独占したことがあった。また日本も東京オリンピックでの大活躍は戦後の日本の貧しい状況から脱出したいという願いをこめた気持ちがおおいに代表となった選手を奮い立たせてことは言うまでもない。その気持ちでもう1度トライしたならば、成績のみならず日本の国が「感奮興起」して素晴らしい国になるのではないだろうか。豊かさは人間を衰えさせるし、悪くもさせるのではないかと思う。今後は国を背負って立つ選手はもっと祖国愛を持って望んで欲しいものである。アメリカの敗戦によって一皮首がつながったことに感謝して、次の決勝リーグには3度目の正直を信じて決勝リーグで再度当たる韓国戦に勝敗をこだわった素晴らしい試合をしてくれることを強く期待する。

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AT128_L-s.jpg 政府の総合科学技術会議は国の第3期科学技術計画として(2006?10年度)の5年間集中投資すべき62テーマを決め22日の本会議で決定する。その中に「ロボット中核技術」が含まれている。
それによると2025年には約530万人の老人が介護を必要になると推測されている。
 つまり病院や老人ホームなどの公共医療機関だけでは到底まかないきれない状況に陥るとされているため政府は家事の手伝いや介護のできるロボットの実現を目指すという。
ロボットの本格的実現としては、既に「ロボットホテルマン」が千葉県の浦安市の某ホテルに登場して脚光を浴びている。このロボットは荷物を持ち運ぶだけではなく、人間に近い声で話し、呼びかけにも答えるという。
 今回の計画ではお年寄りを抱きかかえて運んでくれたり、お風呂に入れてくれたり、食事の準備をしたり、さらにお年寄りの話し相手にもなってくれる賢い介護ロボットをつくるらしい。既に国会議員の間では研究会もつくられているようである。
 お隣の中国では「無線胃腸検査ロボット中核技術研究」が国の検査機関をパスしたと中国通信が伝えている。すでに数年前アメリカやイスラエルで、そしてわが国でも昨年このカプセル型胃腸ロボットが作られ臨床研究されている。カプセル型超小型ロボットは滑らかな表面と角質をもち、人の胃腸で無創傷検査と微小手術ができ、患者の苦痛を和らげたり、検査や手術の安全、医療費の低減に役立つという。
 将来介護が在宅で行なえて、人間と一緒に寝泊りや生活するホームロボットの開発は夢があり、これを機会に是非低価格で精巧な介護ロボットをつくって欲しいと願う。

AV075_L.jpg ある文献によると日本は神代の時代から民主主義であった。明治時代の「五ヵ条の御誓文」の中にも「広く会議を興し、万機公論に決すべし」というくだりがある。
でも現在の日本は体勢に迎合する風潮があり、行き先すら分からず、成り行き任せで進む方向にある。特に最近の日本を見てみると日本人としての自覚もなく、夢も希望もないまま、現在がよければそれでいいという状況になっている。
ここ十数年の日本は国民のための民主主義でなくなってきているようである。日本の民主主義の根底は国民主義であり、主権在民である。主権在民とは主権は国民に存在し、国民が成熟した判断をすることによって、わが国の政治や経済が正しく行なわれ国民の平和と繁栄がもたらされるのである。アメリカも日本と同じく主権在民の民主国家で国民が政治を決定する。主権在民の本質は世論である。しかし事実上、世論とはマスメディアなのだ。そしてマスメディアは第一の権力を持つ。もちろん民主主義は政治家が行政を司るのであるが、最近ではどうもマスメディアの下に置かれている。日本には「三権分立」が確かに存在するが、最近の日本はマスメディアの動向によって変えられている。そのマスメディアがアメリカの検閲を受けているようで、戦後49年たってもアメリカに政治、経済、教育など多方面に亘って「日本人洗脳教育」がなされているように思うのは私だけだろうか。もし自国で真の民主主義を行なったならばもっと素晴らしい住みよい日本になるはずだ。昔から「和をもって尊しとなす」という言葉がある。我々国民がもっと民主主義だけにかかわらず、日本のことを知って欲しいものである。

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アメリカの商務省によると世界の総人口が65億人を突破したと発表した。99年に確か60億人を突破したという記事を記憶していたが、その後膨らみ続け現在の総人口になった。このままいくと2050年にはなんと93億人に達すると国連統計の推計で発表している。確かに日本やアメリカなど先進国では少子化が問題になっているが開発途上国では人口が毎年7700万人増え続けるため、世界の人口が増えているといわれている。ちなみに、今から50年後の国別予測では、現在1位の中国(約14億人 )を抜いて第2位のインドが約16億人の世界1位に達するといわれている。そうすると50年後の2カ国での合計が30億人になり世界人口の4割強に達する。余談だがヨーロッパのEU諸国全体で3億8千万人といわれるからいかに2カ国で多いのかが分かる。
さらに世界の人口についてを細かく分析すると1分間に150人、1日に20万人、1年で約8000万人が増えている。このままいくと貧富の拡大、自然の破壊、水と食料、及び病院と学校が不足する事態になってくる。それを考えると戦争などしている場合ではない。
では、我が国に目を向けると日本の人口は1億7762万人。毎日2920人が生まれ、2950人が亡くなる(05年12月総務省&厚労省)我が国の人口が減ると何が問題になってくるか?まず考えられるのが経済力の低下である。その他として国の借金、保険、年金などにも問題が生じてくる。但し、その逆の面として人口減は交通や電気、ガス、水道など公共投資が少なくてすみ、環境破壊も減ってくる。それと何よりも文化の発展につながると思われる。
世界の人口が増え続けているのに日本の人口が減っているという状況は不思議な状況であるが現実である。どんな時代になっても子供を安心して生み育てる環境づくりや高齢者のケアがきちんとなされることが大切である。

2009年6月

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