偏西風にのってやってくる黄砂

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 朝ラジオから流れてくるニュースにふと聞き入った。今話題になっている“黄砂”である。黄砂とは中国北部黄土地方の細かな砂塵が強風により上空に吹き上げられて風に運ばれ、日本、韓国、中国などに降下する現象である。をいいます。一般的には春季(3月?5月)に多く観測される。春になると、中国北西部に多発する低気圧の上昇気流によって空高くに巻き上げられ、偏西風(地球の自転によって発生する風)にのって遠く離れた日本にまで飛来してくるという。今年の黄砂発生の度合いは多くなると専門家は予測しており、日本への影響を懸念されている。
 今まで中国では黄砂は自然現象であると認識されてきたが、昨今では過放牧や農地転換による耕地拡大によって人為的影響(目・肌・呼吸系の障害)が出てきた。
確かに黄砂は物理的被害、農作物被害や洗濯物の汚染、航空機への飛行障害及び人体への影響的などはあるが、その反面、環境的問題の観点から考えると、酸性雨緩和の作用があることから海の栄養源となったり、炭酸カルシウムを含むアルカリ性で酸性雨を中和したりする。また黄砂に付くリン、カルシウムなど無機養分が海にゆっくり落ちて鉄分などの供給源となったものを植物のプランクトンが食べ、これをえさに魚が育つのである。
 5年前の2001年中国に旅行した際、北京の市内が黄砂でホコリぽっかのが、未だに忘れ得ないでいる。それが今では韓国のみならず日本にも飛来しているのにはまた驚かされる。
Drの四方山日記(9)

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2009年6月

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