時代が求めるシニア婚

 先日、新聞に「シニア婚 多彩に増加中」という記事があった。数年前までは熟年離婚が騒がれたが、今度はシニア婚だ。何か時代を感じる。ともかく晩年になっても幸せになることは素晴らしいことである。シニア婚(60歳以上)件数はこの10年ほどで2倍以上になったといわれる。厚生労働省の調査では初婚件数は1994年が404件だったものが、2004年には809件になった。再婚件数も5381件から10416件と約2倍に増えた。ちなみに、シニア離婚は1994年6656件だったものが、2004年には106511件と約2.5倍に増えたという。シニア婚で多いのは事実婚である。所謂籍を入れずに一緒に暮らす「同居婚」、同居しないで互いに家を行き来する「通い婚」がある。
シニア婚で多い理由は熟年離婚や死別などにより話し相手が欲しい、温泉など旅行に行けるr、また病気になった時に介抱をしてもらえるなどがあげられる。
最近結婚しない男女が多いといわれている。若い時は仕事や遊び、また友達も多く事欠かないが、年齢と共にそれらも薄れ、徐々に寂しさが増してくる。「さぁ、結婚しよう!」と思った時にはもう中高年になっているのが常である。そこで、新たに異性にときめきや感動を求めるべく結婚を考える人、また散々結婚生活で苦労したにも関わらず、新たな相手を目指して“自己実現”を図ろうとする熟年者などが目的としているのがシニア婚である。
ただ、問題点がある。60歳以上の元既婚者の場合、財産や資産の問題が大きく関わってくる。相手の家族との付き合い方や、相続、冠婚葬祭をどうするかなどがシニア婚の場合重要であるようだ。単なる寂しさの余り結婚しても、1・2年で死別したり、病気で寝たきりになったりなどの介護問題も当然起こってくる。
シニア婚にはお互いの愛情、健康問題、および財産や資産の問題をきちんと解決して、その後の人生を一緒に楽しく暮らすことが一番大切のようである。 
参考記事「4月12日 朝日新聞」
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2009年6月

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