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夕方、仕事を終えてからクリニックの近くの居酒屋へ行った。中学時代の素晴らし仲間と会うためである。年1?2回在京の同級生が集まって懇親会を行なっている。
卒業して42年、関東の地域に住み仕事に家庭にと日々生活を送っている仲間たちだ。今回は15名参加し華やいだ雰囲気になった。我われ団塊の世代に育った人間だけに世の中の浮き沈みや遷り変わりをつぶさに見てきた。
それぞれの職業では中堅以上、中には会社の社長やオペラ歌手など名を馳せている者もいる。しかし、集まればみんな昔の懐かしい同級生である。
お酒が入り、美味しい料理をいただいてくると、中学時代の“○ちゃん”や“○君”になり、何かタイムトンネルにでも入ったように昭和39年に戻ってしまうのは不思議である。
それだけ人生の荒波を乗り越えてきた、言わば戦友のような存在なのかもしれない。
最近は同窓会ブームであるらしく、同窓会を仕切るビジネスまで表れ、繁盛しているという。今、世の中が格差社会や会社の倒産など殺伐としている。こういうときこそ信頼できる友人や幼馴染、同級生など昔の仲間が頼りになっていてくれるのかもしれない。あと十数年をどうエンジョイして生きていかれるかが我われの残された課題である。

Drの四方山日記(35)
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