![]()
昨夜はサッカーW杯1次リーグ第4日目に入り、いよいよわが日本が登場した。日本中の期待を一心に集めたオーストラリア戦は後半の残り6分に逆転され痛恨の敗戦になった。では何故日本は勝利することが出来なかったかをスポーツ好きの私が分析してみると、先ず考えられるのが両監督の采配にあると思う。相手方ヒディング監督は計画性がありそれを実行することで運を呼び込む。それに対してジーコ監督は世界を魅了したスター選手だっただけに「自由」を与え、選手自身の応用力と適応力に賭けた。しかしこのW杯の大舞台では日本選手は十分に力を発揮するまでには成長していなかったようだ。
この試合に関して、ヒディング監督はいつも使う3?4?3の布陣をやめ中盤より3?5?2に切り替え日本の中田選手や中村選手を徹底的にマークし、つなぎのサッカーをさせなかった。特に後半に2人の選手を起用して得点力を補強した。秘密兵器といわれる長身192cmのケネディ選手を投入して肉弾戦に持ち込み、疲労が蓄積した日本にダメージを与えた。それに対してジーコ監督は自分の描く最小得点である1点に抑えることができず、焦りが加わってかつて経験したことのない敗戦になってしまった。それと今回の試合を見て感じたことはヨーロッパサッカーを経験した選手と国内のリーグでプレイしている選手の溝をうまく埋めることができず、つなぎのサッカーができなかったことが大きな敗因の一つではないだろうか。日本のサッカーはやはり南米サッカーに近く基本に忠実で肉弾戦を用いることを非常に嫌った。しかし日本が初出場した1998年のフランス大会ではヨーロッパサッカーである肉弾戦を経験していないため惨憺たる成績で終わり、その後2002年の日韓W杯でヨーロッパサッカーを用いてそれなりの成績をもたらしたのは記憶に新しい。今回はサッカーの神様といわれるジーコ監督を迎えて、南米とヨーロッパサッカーを念頭に入れた陣営を組み立てて望んだ大会である。
まだW杯は始まったばかりである。この敗戦を教訓にして次のクロアチア戦とブラジル戦に向けチームを立て直して望んで欲しいものである。
Drの四方山日記(55)
コメントする