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ある新聞の社会面に04年8月に交差点内で起こった歩行者同士の衝突事故の記事が掲載されていた。転倒し負傷した93歳の女性が「骨折で右足に障害を残った」として相手の27歳の若い女性に賠償を求め、裁判所は15日に慰謝料の支払いを命じた。
このニュースを読んで驚きと同時に呆気にとられた。90歳を越えたお年寄りが健康な成人とぶつかった場合、いかに大きな衝撃といっしょに負傷するかは目に見えてわかることである。ましてや若い女性は友人とぺチャぺチャ話しながら全くまわりを注意せずに歩きお年寄りに衝突したという。社会的にとってもまさにルール違反である。私も歩道を歩いていてよく自転車と衝突しそうになったり、携帯電話を片手に話をしながら歩く若者とぶつかったことが何度かある。幸い私も若いので何ら体に異常もなくその場を通り過ぎたが、これが80歳、90歳のお年寄りだとしたら当然けがをしても不思議ではないと思う。
きちんとした規則はないが社会の常識として「健康な成人は道を歩く際、高齢者や幼児、身障者らに進路を譲ったり、減速や止まったりすべきである」明記こそしてないが大人として当然のルールであり当然守らなければいけないことである。この事故はこれから高齢者になろうとする我々団塊の世代におおいに関わってくるように思えてならない。もっと人間同士注意して歩行すれば何ら問題が生ずることではない。もちろん車についても同じことがいえるのではないか。
Drの四方山日記(59)
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