女性に静かなブームのプチ断食

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61.jpg 最近若い世代から中高年にかけて静かなブームになっているものに『プチ断食』がある。若い世代は一種のダイエットに、中高年は健康維持のために用いているようだ。もともと断食は昔から宗教の修行の一つとして用いられたもので、その中でも有名なのがイスラム教のラマダーンである。


61b.jpgこれは一ヶ月間行なわれるものでイスラム教徒の代名詞にもなっている。ただ宗教的修行は「断食」ではなく「絶食」という表現が使われる。正式な断食は<断食に入る前・断食中・断食から回復>という手順によって行なわれる。しかし巷でいうプチ断食は短期断食でジュースや一食ないし二食の食事を抜いてすることのようである。プチ断食の目的は“体重を減らす”ことよりも“体調を整える”ことにあるが、自己流に解釈して自己流の方法を行なうと、ダイエットの効果もないし逆に危険を伴うこともある。断食のメリットは体への負担を少なくすることであり、毎日使っている胃腸を休め、内臓本来の持つ活力をよみがえらせることにある。若い人で何度となくダイエットに失敗している人には、このプチ断食は逆効果になるのでやらない方がいいようだ。

若い人のダイエット目的の簡単な断食の方法は普段の食生活の量を少しずつ減らす方法である。自宅でできて危険がほとんどなくリバウンドもしにくいので最高の方法かもしれない。中高年にとってこのプチ断食は血糖値や中性脂肪の減少、便秘解消効果があり、また毎日の煩雑な生活から開放されストレス解消にもなるので一種の精神療法の役目もしてくれる。またデトックス(解毒)にも効果があるようだ。

61c.jpg 理想的なプチ断食は、自然に食べる量を減らし早食いをせずしっかり噛むことを心掛ければ腹六分になる。それでももう少し食べたいなあと思うところで止めるとそれが腹八分になる。昔の言葉に「腹八分に医者要らず、腹十二分に医者足らず」というのがある。腹いっぱい食べることはどんな場合でも健康には良くない。まず“小食は健康の原点”ということを忘れずにプチ断食をするのもいいだろう。ともかく現代の日本人は5人に1人が肥満であると医療機関の調査によって発表されている。肥満は病気の原因にもなるので、プチ断食のやり方をきちんと把握して行なうことが健康の秘訣である。

※近日中に当センターのNMNでダイエットコーナー(連載や情報など)を開設します。ご期待ください。

Drの四方山日記(61)

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2009年6月

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