若い世代の働く意識に変化

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62.jpg 何年か前までは会社で残業するよりデートなど自分の時間を優先して過ごしたい若者が多かったが、最近の民間の研究機関の意識調査で「デートより残業」を選ぶ若い人が増えてきたようだ。どんなドライな若者でも不況になると仕事を優先しないとやっていけないことを少なからずも認識してきているようである。会社を辞めてフリーター(社会とコミュニケートしているが組織に組み入れられていない人たち)やニート(社会とコミュニケートしないで自己にこもろうとする人たち)にはさすがになりたいとは思わないようである。やはり景気の動向が気になり、会社の都合を優先しなければという心境になるようだ。

特に新入社員の『働くことの意識』では「仕事を通じて人間関係をおおいに広げたい」、「社会や人から喜ばれる仕事がしたい」、「いざというときのために専門技能を身に付けたい」が上位を占めている。また、仕事中心かどうかの調査では「仕事と生活の両立」が圧倒的で「仕事中心」や「生活中心」を大きく上回っている。

62b.jpg どんな時代になっても日本人は“まじめ人間”のようである。これは日本人特有の姿であるかもしれない。年配者から若者へ和洋屈折しながらも日本人の勤勉さは受け継がれているようだ。ただ、時代を反映してか仕事内容も大幅に変わり、出世より自分の能力、個性が生かせる業務や楽しくできる仕事をしようとする若者が増えてきている。われわれ団塊の世代の人間と違って、合理性の中に自分というものをしっかり入れていることは素晴らしいことである。たとえ他人にどう思われようとも明るい気持ちで積極的に行動し、自分らしい生き方をすることは自分のため、延いては人のためになる。

Drの四方山日記(62)

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2009年6月

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