路面電車いろいろ

yomoyama01.jpg

 ある書物を読んでいたら、面白い記事があった。路面電車の車内に風鈴やうちわを飾って、乗客に夏の気分を味わってもらおうというもので、夏の間毎日運行させるという。

 この路面電車は岡山にある岡山電気軌道で、今市民の間で人気を得ている。風鈴といっても地元の備前焼の特別なもので56個が車内に吊り下げられ、電車が走るたびに“チリーンチリーン”と心地良い音色を出している。それと、両側の窓には市内の専門学生7人が製作した魚やヨーヨー、なすびなど夏の風物詩をもじったうちわが至る所に張られ、涼感あふれる雰囲気を醸し出している。やはり電車は乗るだけではなく、なにか楽しい気分を味あわせてくれることは乗客にとっても嬉しい限りである。特にこの暑い夏を乗り切るためには最適である。

 もう1つの話題の路面電車は富山にある「ライトレール」という路面電車である。この電車は地域密着型で富山港を走る。2車体連接低床式路面電車(LRV)で7両編成を導入している。ユニークなのはこの電車の名称である「ポートラム」は一般公募で決められた。ポートは「港」でこれに路面電車(Tram)を組み合わせた造語である。外装は地元立山の新雪を基調とし、正面のフロントガラスの下縁部と乗車口の周りには編成電車ごとに赤、黄、青、緑、橙、紫、黄緑色の7色に塗り分けられ、乗車する人や近隣住民を楽しませている。

 電車は人々を運搬するだけでなく、乗って“安心”“安全”“快適”はもとより快楽性もないと中々地域はもちろん観光客にも浸透してこないのではないか。全国にある路面電車がみんなに愛されるためにいろいろ趣向を凝らして楽しませて欲しい。
91.jpg
Drの四方山日記(91)

コメントする

2009年6月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

月別 アーカイブ

ウェブページ