亀田一家の有言実行

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95.jpg 昨夜、待ちにに待った亀田興毅選手のWBAライトフライ級王座決定戦が横浜アリーナで行なわれた。結果は僅差の判定で19歳8ヶ月(日本史上3番目の若さ)の亀田選手が新チャンピオンになった。
 世界戦前にも「亀田一家の世界戦」と題してブログを載せたが、今回の世界戦で感じるものがあったので、私の意見を述べることにする。


 亀田一家の言動については、すでに誰もが知っていると思うので、今回は割愛しボクシングに対する亀田親子の考え方や姿勢について私が思うことを書いてみる。
 まず、ボクシングの階級について。亀田選手は今までフライ級(50.80kg以下)を主戦場として闘い、相手のランダエタはミニマム(47.61kg以下)で今回は2階級違う両者が中間に当たるライトフライ級(48.97?以下)で世界王者決定戦を闘った。確かに2階級上の亀田選手にとって体格やパワーの違いは一つの武器になる。それに対して相手はミニマム級で世界戦を4度戦闘った経験を持つ。この両者が闘うこと自体がある意味ではちょっと無謀なところがある。特に亀田選手は今までそれほどパンチを打たれたこともなく、試合中に負傷した経験もない。そのため、もし相手の攻撃で思わぬ事態に陥った時、果たして若さだけで対応できるのだろうか、という心配があった。それが案の定、現実のものとなり今まで経験したことのないパンチでダウンを奪われた。中盤何とか豊富な練習量で乗り切った。その根性は千金に値する。確かにこの一戦を見た国民やスポーツ関係者、特にボクシングの歴代チャンピオン達は一斉に彼の言動とは裏腹な試合に対し批判した。

 勝利は時の運である。たとえ僅差であれ勝利をするということは、勝負師にとってはもっとも大切なことである。つまり、まだボクシングを続けなさいという神様の教えだと思って、これから極めて厳しい状況の中ボクシングの幅を広げ自他共に批判を浴びないよう実績を積んでいくことが、今後の亀田一家の大きな課題ではないだろうか。

 この親子がここまでたどり着くには、いろいろな試練や苦悩があっただろうと思う。特に、この長男である興毅は幼稚園、小学校低学年まではいじめられっこであったらしい。それを見かねた父親が、いじめの克服と将来を考え空手を習わせた。そして、11歳の時にボクシングを教え現代に至っている。その子供に対する異常な親の愛情が、家庭を複雑にし現在の父史郎氏が出来上がったようだ。あまりにも強烈な父の性格に周りが心配したが、父の自分たち兄弟に対する愛情や親父の生き方に尊敬し、どんなきつい練習にもついていった。それらのことも踏まえて、国民は彼たちを暖かい目で見て、亀田三兄弟の成長を見守ってほしいものである。その時が自他共に認める世界王者である。

Drの四方山日記(95)

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2009年6月

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