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10日間の南アフリカの旅を終え一段落したので、私の目で見てきた南アフリカ動物の生態について記してみようと思う。詳しくは『世界探訪』のコーナーで記載するが、今回はジンバブエ、ボツワナ、ザンビア3国のうちボツワナのチョベ国立公園でめぐり会った動物たちについて述べてみる。アフリカはどんな道や草原・平原を走っても、何となく動物たちに会えるまさに動物王国である。
私たちは最初にボツワナの国立公園内にあるチョベ川でボートサファリを楽しんだ。当初、水上から動物を観察するのは難しいと考えていた。しかし、予想を覆してたくさんの動物たち見ることができた。その代表的なものがアフリカゾウ、カバ、アフリカンバッファロー、サバンナヒヒ、シカたちである。特に最初に見たのが大きなゾウとカバであった。ゾウとカバが隣り合わせにいきなり出現したのには驚いた。そして、大湿原をさらに進むとカバのファミリーと出会った。あまりの可愛さにボートを近づけるように要求した。すると、カバは突然大きなあくびをし、警戒したのか水にもぐり我々のボートに急接近してきた。
次に見たのがアフリカゾウの群れであった。この自然国立公園にはアフリカゾウが5万頭も生息しているといわれている。特にゾウの群れの川渡りには感動のあまりで目頭が熱くなった。また100頭以上のカバの水浴び、バッファローの群れの凄さ、時々見かけた孤独なナイルワニ、砂浜にインパラやクードゥーとたむろするサバンナヒヒの群れは、どこかディズニーランドのアドベンチャーランドを思わせる。ただ、違うのは全てが作り物ではなく本物だということだ。
翌日、乾いた風が吹く広大なサバンナを四輪駆動の階段式ジープに乗り、野生の動物たちを追いかけた。雨が少ない亜熱帯草原のせいかホコリがすごく我々全員はマスクをした。ただ驚いたことに、これからライオンやヒョウなど猛獣に遭うのに柵や窓が何もないオープンな状態だったので、ちょっと不安であった。しかし、心配も不必要で見る動物はみんな我々にあまり関心がなく自分たちの生活を守っていた。ここの自然保護区で見る動物たちは、まずほろほろ鳥やカワセミなど100種類以上の鳥類、特に三色海鷲がジープの横の木から飛び出したのには仰天した。大きな動物としてアフリカゾウに出くわしたりした。それも10頭ぐらいの群れで、中には子ゾウも混じっており、実際に生活しているのだなあと我々はうっとりした。次にしばらく車を走ったところでキリンを見つけた。それも15頭ぐらいの群れだった。そして何と一頭のキリンが座っているのには驚いた。その横にはキリンの子供がじゃれていて親が注意している姿には和む思いがした。さらに奥地に行くとボツワナで多いインパラやクードゥーの群れを見た。その山の上方にはありとあらゆるシカが存在しあっけに取られた。書き出せばきりがないので、この辺りで止めることにする。
我々都会で生活する人間にとって野生の動物の生態を見ることは、ストレス解消にもなりまた生き物の大切さをつくづく感じさせるものでもあった。

Drの四方山日記(115)