嬉しい猛打賞

yomoyama01.jpg

129.jpg 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜選手が12日(日本時間13日)ヤンキーススタジアムに戻ってきた。デビルレイズ戦に8番指名打者として先発出場し、1回の初打席でいきなり中前適時打をうち再出発を飾った。その後の3打席でもヒットを打ち続け、終わってみれば安打の「猛打賞」をマークした。やはり並みの選手ではないことを証明した。

 試合前松井選手は「真っ白な気持ちで打席に立って、自分がどうなるのか楽しみである。グランドに立つ以上、調子がいいとか悪いとかいえない」と言って試合に臨んだという。確かに彼は日本ではホームランバッターであった。しかし米大リーグに移ってから、状況を把握して確実に走者を返すチームプレーに徹すること最重要視した。それが米リーグの中で残られる唯一の方法であったからである。ヤンキースのオーナーは理解してくれていないが、トーリ監督は松井の人間性や選手としての品格を買ってくれているので、いつも変わらぬ姿勢で野球に臨めるのである。

 チームは現在2位に10ゲーム引き離して独走態勢にいる。しかしこれからのプレーオフ進出には松井選手の復活はヤンキースにとっても力強い限りである。また彼自身も日米通算2000本安打に30本と迫っている。今回の大ケガ(骨折)が彼にとってはこれからの野球人生をどう変えて成長させていくか楽しみである。確かにスポーツ選手にとって怪我は致命傷となり得る。しかし怪我を恐れていてはいいプレーができない。ましてや松井やイチローのような超一流の野球選手にとっては本人のみならずチームにとっては大打撃であることには違いない。休んでいる間、本人にとってはおそらく平常心ではおられなかったと想像できる。何しろ高校野球から今回怪我する現在まで休むことなく、プレーしてきただけにかなり不安もあったと思う。しかし彼は休んでいるときも自分が野球に臨む姿勢は崩さなかった。トーリ監督はそれを察し、あえて松井が万全な状態でないと出場させなかったのは彼に今後、野球人として長く活躍して輝かし成績を残して欲しいと思う親心ではないかと私は察して取れる。

みんなが待ちに待った彼の復帰はこれからのストーブリーグを楽しくさせてくれることは間違いないようである。

Drの四方山日記(129)

2009年6月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

月別 アーカイブ

ウェブページ