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朝出掛けにラジオで興味あるニュースを聞いた。それは大手コンビニエンスストアが女性をターゲットにした新しい店舗を開店するというもの。コンビニエンスストアの『サークルKサンクス』は27日、東京・八重洲に店内で調理して食べられる空間を設けた新しいタイプの「フォークトーク」を開店する。この店は20代から30代の働く女性を意識し、ゆでたてのパスタや焼きたてのパンが食べられる「イートイン」コーナーを設置。特に女性客を意識してか内装はベージュやグリーンを基調にし、間接照明を使いジャズやボサノヴァの音楽が流れる。また『ローソン』も女性を対象に考え健康に配慮した食品をそろえる「ナチュラルローソン」を、既に都市部中心に多数出店している。また年内には育児中の女性を対象にした“子育てコンビニ”の出店も計画している。買い物中の母親からお子さんを一時預かるサービスや離乳食の販売などをして広範囲に子育てに協力するという。また『エーエム・ピーエムジャパン』では「ハピリィ」と名付け、高級指向を対象に価格の高い化粧品や下着などを販売している。更に女性専用のトイレも設置されている。
コンビニといえば、お客は暗い夜道に浮かび上がる明るさを求めて吸い寄せられる蛾のようだと自重しながら私もついドアをくぐる。雑誌、弁当、お菓子から化粧品に至るまで揃え、帰宅途中のオアシスをイメージしている。
では「コンビニエンスストア」の歴史は1969年、大阪・豊中市にマイショップ「マミー」がオープンしたことから始まる。さらに1971年、愛知県春日井市、札幌市にオープンした。しかし、実際の大手コンビニエンスストアが定着したのは、1974年アメリカ・セブンイレブンのサウスランドと日本のイトーヨーカ堂がライセンス契約をして、東京・江東区豊洲に1号店をオープンしたのが始まりである。それがいまや全国に4万店舗がひしめき、生活の中になくてはならない存在になってきた。最初のコンセプトは「若者の店」や「非常時に駆け込む店」、特に男性をターゲットにしていたため、顧客の7割が男性であった。それが今回の女性をターゲットにしたコンビニの登場によって、男女同等に幅広い年齢層に利用していただく時代に合ったコンビニとして定着させたいようである。あるコンビニでは親・子・孫の3世代をターゲットにしたり、地方のように地元の総菜を売ったり、神戸のように病院の横にコンビニをつくり、コンビニ社員も介助法を勉強して社会に役立つものも登場。また、今度新たに大手コンビニが日本郵政公社と組んで、郵便物や弁当などの商品も共同発送をするという。今までの野原の一軒家の店感覚が、いまや「安全」や「ホット」にさせるオアシスとなって成長している。最近のコンビニ業界の飽和状態を抜け出すべく新しい手法が次々と考えられているようだ。
Drの四方山日記(138)