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最近の医療ニュースの中で気になることをいっていた。それは糖尿病になると「がん」になる確率が高くなるというもので、国立がんセンター(予防研究部)での追跡調査や厚生労働省研究班の10万人を対象とした疫学調査で分ったものだ。糖尿病歴のある人は男性で1.27倍、女性で1.21倍、「がん」になりやすいという結果内容を発表した。またメタボリックシンドーム(内臓脂肪症候群)も胃がんを起こす確率が高いという。いかにメタボリックシンドームが糖尿病と関わりがあるのかが分った。(糖尿病の60%)
糖尿病がどんな病気であるかは以前ホームページ上で記述したので、ここでは簡単な説明にとどめる。糖尿病を一口にいうと「血糖値を高くする病気」である。血糖値は血液中にブドウ糖がどのくらいあるのかを表わす数値だ。また糖尿病になると、エネルギーを必要としている細胞の中にブドウ糖が取り込まれなくなって血液の中の濃度が高くなる。それはインスリン(体の中で唯一血糖を下げるホルモン)が不足して、円滑に細胞に作用しなくなってしまうからである。その結果筋肉や内臓のエネルギーが枯渇して、全身のエネルギーが足りなくなってしまう。そのために体の疲れが激しく出てくるのが糖尿病の実体である。もし、糖尿病を放っておくと高血糖のために合併症を起こしてくる場合がある。合併症には網膜症、腎症、神経障害などがある。
「がん」は自制を失った細胞の増殖で、正常な細胞とは違う遺伝子が働く。その遺伝子の変化が「がん化(腫瘍)」を促進する。もっと簡単にいうと「がん」は細胞の変化によって起こるもので細菌の感染で起こるものではない。したがってお酒の飲みすぎや肥満、運動不足など生活習慣になると将来「がん」になる可能性が高い。もっとくわしく言うと、糖尿病になるとインスリンを始めとするホルモンのバランスが崩れ、異常な細胞の増殖が起こるため「がん」になりやすくなると言える。
糖尿病にならないためには規則正しい生活を守って、腹八分目の食事、適宜な運動、十分な睡眠を心がけることが大切である。
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■関連サイト
・糖尿病?生活習慣病? - NMNナチュラル・メディスン・ネットワーク
Drの四方山日記(139)