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昨日、久しぶりに2人の友人と飲みに行った。
話をしていくうちに女性である友人が私に頼みたいことがあると言った。私が毎日この四方山日記を書いていることは知っているらしく、是非私の願いを書いてくれと哀願した。
彼女はママさんバレー(9人制)をやっていて、なぜ国体で9人制と6人制の両方をやっているのか疑問であるとのことだった。彼女曰く、実業団や国際大会はみな6人制のルールに従ってやっているのに、国体では9人制と6人制に分けられている。成年男女9人制、少年男女9人制に対し成年男女6人制、少年男女6人制で競技が行われている。なぜ同じバレーに2種目必要なのか是非調べて欲しいというものであった。また私のこの四方山話がきっかけとなり日本のみならず世界に発信してくれということだが、そんな大げさなものではないのに……。
バレーボール(Volley ball)は女性や子供たちが気軽に楽しめるスポーツとして1895年アメリカのウィリアム・モーガン氏によって考案された。当時の競技は集まった人数を2チームに分けてボールを打ち合い、落とした方が負けという簡単なルールであった。日本には1910年頃に伝わりルールが分からないので日本独自のルールをつくった。当時は9人ではなく16人で行なっていた。またバレーボールがヨーロッパに伝わったのは日本に紹介された10年後の1920年頃であった。ただし日本と違い6人で行なうものであったという。
バレーボールがオリンピックで正式種目となったのは1964年東京オリンピックであった。その時は確か私の記憶では9人制で行なっていた。日本は東京五輪と1976年のモントリオール五輪で女子が金メダル、1972年ミュンヘン五輪では男子が金メダルを獲得した。これらの活躍によりバレーボールは日本のお家芸と呼ばれた。しかし、フランスに本部を置く国際バレー連盟(FIVB)が全国際試合は6人制で行なうことを決定した。どうも日本が勝ち続けるのでルールのまったく違った6人制を導入したようである。同じようなことが他の競技にもいえる。例えば日本古来の柔道などは本来の武道から純粋なスポーツになったことでルールがすべて変えられた。またスキーのジャンプや複合競技、水泳など日本が強くなると決まって変えられるのが欧米の国際ルールである。やはりスポーツは楽しむ醍醐味があってこそ人の心を捉える。ましてやバレーボールは日本人の国民性にあった9人制は心技体のバランスが取れた競技で、見る人の心を捉えるように思うのは私だけだろうか。スポーツはフェアでなければいけない。フェアを無視したご都合主義はファンをも遠ざけるのではないだろうか。
参考資料:J.O.Cバレーボール
■関連サイト
・日本バレーボール協会 - http://www.jva.or.jp/
Drの四方山日記(147)