「ご当地ナンバー」導入

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149.jpg 国土交通省はナンバープレートに表示する地名を地域により新たに対応できる制度を2006年10月10日より導入した。導入の理由は地域振興や観光振興の観点から必要に迫られた地方からの要望によるものだ。今回は全国に認めるのではなく17ヶ所のみ導入が認められた。主だったところでは仙台・会津・金沢・那須・岡崎・伊豆・堺・下関などに「ご当地ナンバー」の登録が許された。つくばや柏などいくつかは平成19年2月よりの導入になるらしい。しかし「ご当地ナンバー」を得るには該当する市町村以外は認めないらしい。「ご当地ナンバー」の導入が認められた地域では「運転マナーの向上」「低公害車の普及促進」など施策の展開が要求されており、その為には地域の“一体感”を必要とされる。

もともと新ナンバー導入は以前より当時の運輸省で自動車のナンバープレートのあり方の見直しとしては検討されていた。その理由としては3つ挙げられる。1つは日本と欧米で異なるナンバープレートの規格を統一して国際化する。2つめはITチップの埋め込みなどによるナンバープレートの電子・高度化。3つ目が色や模様及び記号の種類などの自由化である。その一端として1999年に「とちぎ」が最初に導入された。それは地方、特に地域のまとまりを最重要点として当時の運輸省が新ナンバーの導入を認めたらしい。

では欧州諸国ではどのようなナンバープレートが使われているかというと、横長の物が一般的でアルファベットと数字を自由に使ってオーナーのオリジナル(クラブ名、お店の看板、表札、ペットの名前など)の文字をプレスして用いている。アメリカではもっとユニークで州の自然や歴史的な特徴をシンボリックな絵柄で表現していたり、標語をあしらったものなどのプレートがある。また観光地などでは海や山、鳥や植物、それに風景をあしらったものなど何でもありの世界のようだ。

 確かに日本のナンバープレートにおいては地域を広範囲に区切った規格にはめた何の面白みのないものであったが、今回の「ご当地ナンバー」導入によって、地元意識が高くなるだけでなく、若者や中高年、また女性層にも受け入れられてもっともっと車を乗る楽しみや見る楽しみが増えるのではないか。

■関連サイト
・国土交通省 - 新たな地域名表示ナンバープレートの導入について

Drの四方山日記(149)

2009年6月

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