![]()
近代的な世の中になっても日本の伝統文化はいまだ生き続けている。その代表的なものに盆栽がある。今朝テレビのトピックスでこの盆栽を特集していた。盆栽は日本のみならずヨーロッパ、アメリカなどでも知られ、今や世界共通語として「BONSAI」が愛好されている。
盆栽の歴史は古く、起源は平安時代にさかのぼり遣唐使が中国より持ち帰ったのが最初といわれている。その後日本の風土や自然観によって日本独自の盆栽が出来上がった。江戸時代に庶民の文化として3代将軍家光が奨励して花開いたといわれている。その後日本の伝統園芸文化として根付き今日に至っている。盆栽の“盆”は鉢、“栽”は鉢の中で育てる植物を意味しているといわれている。盆栽の種類は3つに分かれる。四季を通じて鑑賞でき比較的育てやすいクロマツやヒノキなどの「松柏盆栽」、四季ごとに変化する木々を取り入れた盆栽でカエデ、モミジ、ケヤキなどの「雑木盆栽」、植え方や容器などを工夫して草の本性を素材とした盆栽でフウチソウ、タンポポなどの「草もの盆栽」がある。
盆栽では最も古く、江戸時代の嘉永年間から松と梅をあしらった盆栽で有名な清香園がある。その後1965年に日本文化の発展と芸術の普及を寄与するために日本盆栽協会が設立された。その協会では日本最古の歴史と格調を誇る「国風盆栽展」を毎年開催している。
今や日本のみならずフランスやスペイン、ドイツ、イタリアなどで盆栽はビジネスとして成り立つくらい普及している。日本の伝統文化が世界で認められることは素晴らしいことで、日本が誇るものとしてますます発展して欲しいものである。私も老後は盆栽づくりに専念したいものと今からひそかに考えている。
参考資料 ・日本盆栽協会 協会のご案内・国風盆栽展 ・清香園 盆栽の歴史と清香園の歴史より
Drの四方山日記(155)
コメントする