体制を守るためには「信頼」と「忠誠心」

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176.jpg 13日、日本政府は、北朝鮮制裁として「ぜいたく品」24品目について輸出を禁止する主旨を関係国との間で調整を図り国連安保理に提出するという。このリストには金正日や高官たちが好むマグロ、キャビア、牛肉などの食材から酒、たばこの嗜好品のほか大型自動車、腕時計、映画用機器、香水、宝石などが盛り込まれている。この輸出禁止処置は金正日体制の特権を崩す願いがあると新聞各紙が伝えている。

 ともかく、北朝鮮では金正日政権に対して「信頼」と「忠誠心」を持ってないと良い生活ができないし、まして党の要職である高官にもなれないようだ。父である金日成時代からの長期にわたる一党の先軍指導に従い、一心団結の威力で独裁政権を維持してきた。そのためには国民の絶対的な “誓い” 必要である。それに対して今の政権を脅かす米国、日本、韓国などの国々はまさに敵対国であり横暴と強権で北朝鮮を圧殺しようとしているとの思想を自国民に植えつけて、全国民の力を一つにしようと考えている。

しかし国連による制裁決議案の採択以後「崖っぷち策動」から息を整えて我慢する戦術に変換しているが、時は既に遅く脱北者は1995年の水害から増え続け、2002年からは年間1,000人にのぼり、朝鮮戦争休戦(1953年)から累計するとなんと1万人を超えているといわれている。北朝鮮の無謀といわれる核実験で国際社会の経済制裁は更に厳しくなり、このままでは人道支援すらおぼつかなくなるり、、更に食糧難も悪化して脱北者は後を絶たなくなってしまうのではないか予想される。

 昨夜の民放のニュース番組の特集で「北朝鮮のコッチェビ核実験にうかれる裏で子供が次々に死んでいく」が放映され、北朝鮮人民たちの生活現状の悲惨さを見て心を痛めた。戦時中や戦後の時代ならともかく今の時代にこういうことが実際にあるのかと思うといたたまれない気持ちになる。どんなに国のために尽くしても権力の前に人民の命はハエの命以下である。一日も早く独裁政権が崩壊して、人民にとって平穏に暮らせる国になって欲しいものである。

Drの四方山日記(176)

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