現代でも通じる一豊と千代の生き方

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178.jpg 今NHKの大河ドラマ「功名が辻」が佳境に入っている。私も好きで毎週観るのを楽しみにしている。戦国時代の波乱万丈の中を生き抜き大功をなすこの物語は、激しい現代の競争社会の中日々生きる術(すべ)を教えてくれるストーリーで、疲れた我々に癒しを与えてくれる。特に妻・千代の生き方は典型的な日本の大和撫子である。愚直と実直さだけが取り柄で不器用な男が、妻の卓越した政治感覚と夫を支え信じぬく強い愛により生死をかけた戦乱の中生存する姿は、何か現代の中堅サラリーマンにも相通ずるように思えてならない。妻が夫を励まし、夫が正義を貫く姿は、現代に薄れかかった夫婦愛になぜか一石を投じるものである。命の重さや大切さが希薄した現代に、共に生き延び成功させていくプロセスは素晴らしいの一言に尽きる。ましてや戦国時代の信長・秀吉・家康の三英傑に仕え立身や生き残るため必死に生きた61年の生涯は、おそらく一豊自身も満足したのではないだろうか。最近は“いじめの問題”や“夫婦の危機”などが叫ばれているが、もっと昔の時代に目を向け歴史から何かを学び取って欲しいものである。男は「度胸」、女は「愛嬌」の精神を失わず、意義ある人生を送りたいものである。

Drの四方山日記(178)

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