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今年も残すところあと40日ちょっととなってきた。この時期にボージョレ・ヌーボーの解禁(11月第3木曜日)がある。新酒らしい軽やかな香りと味、鮮やかな色が今年の特徴であるようだ。私もボージョレ・ヌーボーというものそのものが何であるか分からなかったし、ただ勧められて飲むだけのワインでしかなかった。では、ボージョレ・ヌーボーとはどういうものか。東フランスのブルゴーニュ地方のボージョレという広大な広さのぶどう畑で生産された赤ワインである。もっと具体的にいうとヌーボーとは「新酒」という意味であり、ボージョレ・ヌーボーはその年にボージョレで収穫されたガメイという品種のぶどうで作られたばかりの新しい赤ワインをさしている。この地域で生産された赤ワインの70%はヌーボーだといわれている。アルコール分もエキスも軽くフルーティーな香りがし、タンニンが少なく酸が多いので少し冷やして飲むとより美味しさを楽しむことができる。
今年のワインの出来は猛暑でぶどうの品質が高く、新酒らしからぬ渋みがあるようだ。代表的なものに3種類あり、ボージョレ、ボージョレ・ヴィラージュ、クリュ・ボージョレがある。特にヴィラージュは熟成に堪えうる特級酒として愛好されている。日本人のワイン人気はここ近年高まり特に赤ワインブームで、国内の消費量が10年前と比べて2倍に急増しているらしい。しかし今年は飲酒運転防止運動の高まりで試飲自粛の動きもあり、幾分減少する見込みのようだ。ともかく解禁以来百貨店や酒屋、コンビニエンスストアはもちろん各レストランでも「新酒入荷」の文字が躍っている。
日本人はどうも好奇心旺盛なせいか、焼酎に飽き足らずワインというブランドにも手を出し始めたようである。ワインを好むのはいいが、くれぐれも飲みすぎて身体を壊さないように気をつけよう。
Drの四方山日記(179)
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