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17日徳島市の眉山のふもとの急斜面で土砂崩れ防止用擁壁に作られたコンクリート枠に野犬が迷い込み6日間にわたり動けなくなった。2回のレスキュー隊約20人の救出劇によって無事捕獲された。この犬はおそらく誰かに飼われていたものらしく、根っからの野犬ではないようで、幼犬(生後6ヶ月・体長70センチ)としては落着いていた。この場所ではこの一件の2日前にも同様のことが起こり、犬が捕獲されていたという。ただ、今回は幼犬であったため助けを求めて切ない泣き声をあげたため野次馬が200人以上に増え、いつの間にかテレビなど報道陣までもが集まったため全国的注目を浴びるかたちになってしまった。たかが犬一匹ではあるが日本列島は名もなき犬の救出劇に歓喜した。アザラシのタマちゃんといい日本という国はまったく平和な国である。外国では狂犬病による死亡事故が増え、今や国際問題になっている。狂犬病はウイルス(ラブドウイルス科リッサウイルス属)という病原体で人獣共通感染症である。毎年約5万人の死者を出すといわれているウイルスで、別名恐水病と名付けられている。狂犬病は人を含む全ての哺乳類に感染する。感染した動物の咬み傷等から唾液と共にウイルスが侵入し神経系を介して脳組織に入り発病する。潜伏期間は短く2週間程度、人によっては数ヶ月以上かかって発病するという。恐いものが咬み傷に熱感、恐水症状、麻痺、精神錯乱などの神経症状を起こし昏睡状態に入り呼吸障害などによって死亡するという。今フィリピンや中国では大変な社会問題になっているという。発病後の死亡率は100%で治療法はないようだ。もし咬傷を受けたら傷口を石鹸水でよく洗いエタノールで消毒すること。そしてその後すぐにワクチン接種を開始する。これしか方法はないようだ。
日本も今やペットブームで猫や犬は日本人の家庭にはなくてはならない存在にはなってきているが、その反面何らかの理由で飼えなくなって捨てていくのも多いのが現状である。もっと責任を持ってペットを飼って欲しいものである。今回のワンちゃん救出劇はいじめなどの教育問題で揺れる日本には格好の出来事であったようだ。幸いに救出されたワンちゃんは動物愛護管理センターに収容され回復を待って、全国からの応募(50件)の問い合わせに対し抽選で里親を決めて渡されるというハッピーエンドで幕を閉じる予定だ。

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