
昨日、毎年年末に行なわれるISK経営塾の合同研修会及びイヤーエンドパーティーに参加した。今回のゲストは法政大学・大学院教授である小川孔輔氏で『消費者の視点から見た経営とは』をテーマに講演された。今の日本の悪化した経済の中、いかに消費者に合う経営ができるのかを熱心にパワーポイントを入れて話され、我々参加者を魅了した。
特に「ブランド」とは何かを起源、定義、価値観、伝承などについて通常我々の理解しているブランドをより掘り下げて講義され、いろんな意味で我々の問題を抱える経営に助言となった。
経営とは力を尽くして物事を営む、つまり経験、体験を営むことを意味する。その上で確立したブランドを継承し発展させていくことは、従業員の体質と大いに関わりを持つ。良い経営とは消費者を満足させ、従業員によりよい働きの場を与えることである。それが経営者と会社をつなぐ大きな力になる。そのことはインターネットの時代に入っても中小企業の大きな力となるのである。ブランド(Brand)の意味は英語のBurned(焼印を押す)から派生した言葉である。例えば馬などに焼印を押す、つまり品質の保証や所有権を主張するために使われたのがブランドである。我々はブランドというとファッションではシャネル、ルイヴィトン、時計でいえばロレックスやカルティエ、自動車でいえばベンツ、トヨタなどをイメージするが、どんな企業でもブランドを有することは優良企業であることを意味し、消費者とのコミュニケーションをはかる手段として最高のものであると力説された。まさに経営を営む者としては最も大切なことである。
第2部ではパネリストが3名、コメンテーターとコーディネーターが1名ずつ加わり『我が経営を語る』と題してパネルディスカッションが行われた。
第一線で働く中小企業の社長さんの熱っぽいディベートには感心させられ、やはり伸びる企業は違うなあと出席者一同改めて勉強させられた。その後パーティが行なわれ盛大なうちに終了した。
私はこの経営塾に7年間お世話になり、経営のみならず人生とは何かを含めた人間形成を大いに学ばせていただいた。年1回のこの合同研修会で再度勉強することは、自分のみならず従業員に指導する上で大いに役立つ。それが患者さんとの最高のコミュニケーションにつながると自負している。
Drの四方山日記(191)