温室効果ガスによる地球温暖化

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198.jpg 地球温暖化が叫ばれてから数十年経つが、年々地球の温暖化は進み今や世界中で環境破壊やその弊害が現実になってきている。特にその原因である温室効果ガスがクローズアップされ、今マスコミの脚光を浴びている。


 『温室効果』とは大気圏にあって地表から放射された熱(赤外線)の何割かが大気中に吸収され、宇宙に出ていかずに再び地表を温める働きのことである。そしてこの熱を吸収するのが二酸化炭素(CO2)やメタン、フロン、一酸化二窒素(N2O)などで「温室効果ガス」といわれている。地球温暖化はこの温室効果ガスの増加によって生じるとされているが、実際には温暖化の原因は二酸化炭素増加によるものなのか、オゾン層の破壊によって起こるものか意見が別れるところである。気候変動による各国の報告によると、過去100年間に地球全体の平均気温は0.3度?0.6度上昇し、それによって海面は10?35cm上昇しているという。気温が高くなると水温も高くなり、極地の氷山が溶けて海水の量そのものが増え海面が上昇する。それが地球そのものに影響を与えるのだ。具体的には水不足や水害、沿岸域の水没、伝染病、危険地帯の増加、公害問題などが生じてくるのだ。もっと具体的にいうと身近な農業への影響、自然生態系への影響、健康への影響が考えられる。

 文明や科学が発達すればするほど地球上には大量の二酸化炭素が排出され、その他冷蔵庫やエアコンなどに使われているフロンや、生ごみ・水田などから出るメタンも温暖化の原因となる。二酸化炭素は主に石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料を燃焼させることにより発生する。その大量の化石燃料が使われているのが、我々の生活に不可欠なエネルギー発電だ。また自動車に乗っても化石燃料であるガソリンが燃焼されるために二酸化炭素が発生する。まさに科学技術の発展が温暖化を進めているようなものだといっても過言ではない。我々が日常のシャワーを節水したり夏の冷房を少なくするだけで、この温暖化を和らげることができる。延いては健康への疫病の蔓延を少なくしたりすることもできるということを忘れてはならない。一人ひとりの心がけが大切になってくるのだ。

Drの四方山日記(198)

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