W7.jpg 今、調剤薬局やドラッグストアおよび医薬品関連企業で薬剤師の争奪戦が過熱しているという。最近の過剰な薬物投与に対し臨床に強い薬剤師をつくるため、本年度より大学の薬学部が4年制から6年制に移行するという。その大きな背景には薬に対する社会状況が大きく変化したことにある。
今までの薬剤師の仕事は医師に言われるままの処方やドラッグストア、医薬店で薬と雑貨を一緒に販売するものであったが、近年の薬剤を含めた医薬技術の発展は目覚しく、薬剤師は「医薬分業」の徹底から単なる調剤をするだけでなく、服薬指導、患者の薬歴管理や薬害防止などに従事するようになり、薬剤師の本業である処方箋をきちんと指導管理できる時代になってきた。国民にとっては非常に喜ばしいことである。
そのため医療薬学など科目を増やし長期の病院実習、薬局実習などの導入などが必要になるため4年制から6年制にレベルアップされることになった。
これから迎える少子化に対処するため大学でも優秀な学生を確保し、質の高い薬剤師を育成しようと考えているらしい。そのあおりで2010年度から2年間新卒の薬剤師がいなくなるため、薬剤師をキープしようとドラッグストアや医薬品企業では薬剤師を多く採用しているようだ。
また、2009年度よりスーパー、ホームセンター、コンビニで大衆薬販売できるよう規制緩和するという。ますますの競争激化が繰り広げられるようだ。薬剤師にとってはやりがいのある環境になっていく。我々カイロプラクティックも日本で正式に認可され、欧米をはじめとする72カ国のように医療として制度化されれば、もっと国民の「自然医学」として貢献できることは間違いない。
西洋医学一辺倒にならず、患者さんが自由に医療を選択できる時代が来れば素晴らしい限りである。無謀な薬の出し方をしている今の日本を考えれば、薬剤師の6年制による教育は誰もが喜ぶことである。

話題シリーズ(7)

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