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インドから帰国して10日あまり経つが、日本の空の美しさには驚かされる。また、道路を歩いてもお店に入っても食事をしても、清潔でチリ1つ落ちていないので安心して生活できるような気がする。特に環境美化を叫ぶ我が国では、最近“換気”や“除菌”についてうるさく言われているせいか快適である。
今日の話題は「たばこ臭追放・タクシーで安心して喫煙」というと何か矛盾した言い方であるが、近頃タクシーに乗ると車内の空気がすがすがしく感じる。なぜだろうと運転手さんに聞くと「最近は禁煙運動のせいか、喫煙者がタクシーに乗ってくれないので困っている」ということだ。しかしタクシー業界も「喫煙者を排除せず、みなが気持ちよくタクシーを利用できるように」と銘を打って受動喫煙防止をテーマにタクシーに特殊な装置を取り付け、車内の汚れた空気を排出する仕組みが大阪を中心に全国に広まりつつある。禁煙者だけを保護するのではなく喫煙客にも配慮しようと、いろいろな消臭装置を導入している。例えば福岡市のメーカーが開発した「サイドバイザー」は、後部座席のドア上部に取り付け2分でたばこの粉じんやウィルスを除去する方法を用い、車内空気の約9割がきれいになるという。その他では「アークフラッシュ」といって酸化チタンを液状にして、車内に噴霧して抗菌や脱臭させる方法を用いたり、「消臭天井」を取り付けてたばこやペットなどの臭いを分解するタクシーも現れ、車内の臭いを気にする女性客に好評であるようだ。ともかく快適に乗車でき喫煙者も遠慮することなくたばこが吸え、また禁煙者にも影響が出ないよう換気できる方法は、まさにこれからのタクシー利用者に嬉しい限りである。喫煙者の中には外や室内で自由にたばこを吸えないからと、わざわざタクシーを利用する者もいると言う。時代は変われば変わるものである。私みたいなたばこ嫌いな人間にも良報である。
Drの四方山日記(222)
サイドバイザーをとりつけている大阪のタクシー「関協タクシー」です。
とりあげていただいてありがとうございます。
昨年9月から始めて6ヶ月目になります。
アンケートにお答えいただいたお客様の80%(無回答含む)が車内にタバコ臭がする(20%)を大きく上回る結果となっています。
これからも快適な車内環境を保てるよう
努力していきます。