「あるある大辞典」に一考察

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227.jpg ここ数年、ダイエットを兼ねた健康番組が各局で放映されている。
今回の『あるある大辞典』は最も視聴者に受け、今や人気番組としてお茶の間には欠くことができない存在になっている。偶然にも昨日の早朝、私もTBSの『カラダのキモチ』に出演した。私もよくテレビ番組に出演することがあるが、今回のような不祥事はあってしかるべきところがあるように私は思う。
それは1つの番組を放映するまでに段階があり、番組決定から各テレビ番組制作プロダクションに振り分けられ、制作を請け負ったプロダクションが制作し編集の後テレビ局に出すわけであるが、その時ある基準以上の視聴率が取れないと次の仕事がもらえないので、ある程度脚色して制作される場合がある。それが今回のように内容をねつ造し放映したとなれば大きな問題である。確かに番組制作上、取材やインタビューなどしたものを全て放映することはできず編集の段階でかなりカットされるのである。
それでも足りないときはカットしてつなぎ合わせることもありうる。それが今回のウソというかねつ造になったのではないだろうか。

この番組に出演した大学の教授は、一般的な効能などを経験上から語ったそうである。しかし、実際はカットされ誇張した文章に書き換えられた。こういうことはテレビ出演したことのある人なら何度か経験することである。
ただ今回のように別人の写真を使用したり、アメリカの大学教授の発言を日本語訳の段階で一部ねつ造したり、測定していないのに測定したかのように偽ったり、許可を得ずにグラフなどの資料を引用したりなど、あげればきりがないくらい今回の場合はひどかったようだ。
テレビを見る視聴者は必死に痩せたい思いを胸に秘めて見ているわけだから、放映する側も責任を持って正確に伝えて欲しいものである。

今回の一件ではテレビ局の社長が謝罪していたようであるが、事が大きいだけに総務省では放送法に接触しないかどうか調査に乗り出している。また今回の騒動で一番困っているのは全国納豆協同組合連合会であるようだ。全国のスーパーなどで納豆が品薄になり増産が間に合わないメーカー各社は新聞に「お詫び広告」を掲載したにも関わらず、今度は納豆が駄目なようにいわれて売れなくならないか心配である。私のように毎日納豆を食べている人間にとっては迷惑千万である。ともかく今回の一件は氷山の一角のように思えるのは私だけだろうか。100%事実とは言わないが極力それに近づく確率で事実を伝えて欲しいものである。それが制作するテレビ局の責任というものである。

Drの四方山日記(227)

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