責任を全うしない親が急増中

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229.jpg ここ数年、学校給食費を払わない親が多くなり、その滞納額がなんと22億3000万円になるという。その数は全体の1%にあたる9万9000人にのぼることが文部科学省の実態調査で分かった。滞納があった4割は「保護者の経済的な問題」を原因にあげたが、他の6割は「保護者の責任感や規範意識の欠如」がその原因であるという。都道府県別で見ると沖縄県がトップで北海道、宮城県がそれに続く。おそらくこの中には経済的な問題で払えない人もいるかと思うが、大都市などは経済的に払えても払わない輩が存在しているのではないかと思える。


 給食費ごときと世間の人は思うかも知れないけれども、実際にはこの他に保育費などの不払いも多く、関係機関が対応に苦悩しているらしい。高級外車で子供を送りに来ている親が保育費を払わないその心理が分からない。
本当に経済的に困っていれば国や自治体が支援すればいいが、経済的に余裕があるにも関わらず平然と不満を言う保護者はどうかと思う。こういう家庭は代々同じ事を繰り返してきたのではないか。それがあたかも当然のようにまかり通ってしまう行政の対応にも問題がある。そういう親たちが子供にしつけやマナーなどを教えることができるだろうか。いや、教えてないのだろうと想像できる。
「教育」とは教え育てることである。
親の姿を見て子供が成長する。親がしっかり養育しないとその子供が親になったときに同じ事を繰り返すのである。大人になれば責任がつきまとうものだ。その責任を果たさず自由奔放に自分の生活をしようとすることが反社会的犯罪の温床をつくるのである。
先日の短大生バラバラ事件や妻が夫を殺す事件などは、まさに責任を全うしない親に育てられた子供たちではないだろうか。自分の子供を満足に育てられない親があまりにも多いのを見聞きするにつけ、一体この国はどうなってしまうのだろうかと考えさせられる。子供が生まれて3歳までに脳が80%出来上がるという。あとの20%はその子供の成長する過程で出来上がる。その間、親がしっかり養育していかないと全うな人間が出来上がらないし、社会での生活ができない。昔のようにきちんと礼節や情緒をもって育てて欲しいものである。

Drの四方山日記(229)

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