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朝定刻よりは早くクリニックに着くと既に3人の患者さんが待っていた。朝一番の新幹線で岡山より治療のため来院された方々である。
26年も開業していると北は北海道の最北端の島から南は沖縄まで各地や遠く外国からも治療のため訪れることがある。まさに医療者としてありがたいかぎりである。
特に今回の3人(親子と従妹)のうちの1人は一年前腰椎の変位が原因で体が湾曲していろいろな病院など医療機関に通院したがなかなか結果が出ず、はるばる岡山から片道2時間半、往復5時間かけて新幹線で5日間継続して通われた患者さんである。
その甲斐あって、からだの芯(正中線)が出来てバランスがよくなった。
その後、ご主人も一緒に岡山から通院された。
今はお母様も毎月一回親子で治療を受診されている。今までにも過去に腰椎椎間板ヘルニアで仙台から毎日1ヶ月間通院されたり、名古屋から一日おきに2ヶ月通われてきた患者さんがいる。幸いにも両人とも良くなり、今は時々チェックに来院される。また、遠方の方には出来るだけクリニック近くのホテルなどに宿泊出来るようにお世話している。
「人間は最悪の状態に陥ったときは、良いと思うことは何をおいても頼りにする」
という言葉通りどうしても冶らないときは新幹線や飛行機に乗ってでも治療に行くものである。私もからだが良くなると思うと、どんなに遠くても治療を受けると思う。
遠方からおいでになる患者さんは、どうも近くの患者さんと違い熱心だしドクターである私の言うことを真剣に聞いて実行してくれる。
まさに“親身一体”というかお互いの気持ちが“一体感”となり不可能と思われた症状や障害が良くなることが大いにある。
しかし、私は万能ではないし神様でもない。
ただ良い手当てで冶してあげようと思う気持ちは人一倍ある。その気持ちが通じたときが一番嬉しいし、力を発揮してくれるようだ。
やはり人間極限に達した時こそ信じられない力を発揮するものであるようだ。
以前頂戴した体験談 先生との出会いで私の体が変わった
Drの四方山日記(233)
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