2007年2月アーカイブ

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253.jpg 最近、「やせたいんです!」と訴えてくる患者さが多くみられるようになってきた。それも女性に限らず男性が増えてきたのには驚く。
もちろん、ここはクリニックなので「健康」を目的にしているので、ダイエットについてはアドバイスや指導はしますが、治療をすることはしない。
ただ「健康」と「美容」は一体であり、健康であれば人間は美しくもたくましくもなれるということを理解している人が割と少ないのが現状だ。
そのせいか世の中「やせたい症候群」にかかっている人がどんどん増えてきているようだ。しかし男性と女性の“やせたい”という目的には大きな違いがある。
女性は、「美容のため」。男性は、特に中年の男性は「健康のため」にやせたいという願望を持っているようだ。

最近の若い女性の傾向として、他人から見ても太っているとは思われないのに本人は絶対太っていると信じている人が多いことに驚かされる。
どうも雑誌のモデルやファッションショーモデルに影響されているようである。
海外においても同様で、フランス女性は、元来“胸”や“腰”が張り出した体形で“ふっくら”としていたが、最近では北欧系のように“ホッソリ型”が多くなったという。

スーパーやコンビにでは「脂肪分なし、砂糖添加なし」という食品があふれ、
薬局では痩身用の食品、クリーム、器具などが並べられている。
「たくさん食べたい!」、「ホッソリやせたい!」で心の中は複雑である。
こういうことも反映してか、テレビの「納豆でやせる」という捏造番組まで登場して物議を醸し出す始末である。

やせて格好いいことは誰しも願うことであるが、若い女性のやせるためムリして拒食症(神経性食欲不振症)になったり、中・高校生のように簡易食(カップ麺、コンビニ弁当、菓子パンなど)中心で栄養不足になったり、また中年女性のように一日一食のダイエット食(カロリーメイト、果物、シリアルなど)で健康を害したりと、どうも問題が多いようである。

美しいプロポーションをつくりメタボリック症候群になりたくなかったら、日頃からきちっと「食」と「運動」と「睡眠」に心がけること、そして心にストレスをかけないことが健康でやせる秘訣であるようだ。

Drの四方山日記(253)

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252.jpg 落語界の重鎮の一人で「円楽一門会」を率いる三遊亭円楽が25日、東京・国立演芸場での国立名人会を最後に落語界の第一線から退くことを表明した。

円楽といえば「笑点」といわれるくらいこのテレビ番組で茶の間の人気を博した噺家(はなしか)である。円楽師匠は東京・浅草で生まれ、6代目圓生に弟子入りし、62年5代目「円楽」を襲名し真打に昇格。67年スタートの「笑点」の最初からのメンバーで、端正な顔立ちと博識な答弁で“星の王子様”の愛称でお茶の間の超人気者となった。

しかし、当時メンバーだった立川談志さんとの対立したことと落語に専念したいということで一時降板したことがある。70年、「笑点」に復帰。その後78年、師匠の圓生とともに落語協会を脱退し「落語三遊協会」を創設。79年、圓生の死去と同時に円楽一門を引き連れて円楽独自の協会を設立した。その後落語に専念し立川談志、古今亭志ん朝、橘家円蔵と共に「落語四天王」と呼ばれた。

 円楽は圓生没後、落語に精進するかたわら「笑点」4代目の司会者としてゆるぎない地位を築いた。05年10月に脳梗塞で倒れたが、リハビリなど本人の努力で一年後に高座に復帰した。しかし、脳梗塞の後遺症ほか人工透析を受けるなど最近は体調がすぐれず、高座も体調と相談しながら勤めていたという。
しかし、落語界での円楽は名人の域に達し、彼を見るためにどこの演芸場もたくさんのファンで満杯だったという。今回の名人会は自分にとって今後を占う上でもっとも大切な高座と位置づけていたため、半年前から1日3回の稽古を重ねてこれに臨んだという。

出し物も円楽自身、母親との思い出の多いネタ『芝浜』を選んだ。彼の落語55年の集大成とも言えるものであった。その得意な小噺でありながら思うようにろれつが回らなくて2?3分で引っ込みたくなるような心境になり、こんな調子でお客様の前で噺をするのは情けないと引退を決意したようである。まさに甘えを許さない円楽らしい決断である。

円楽自身は17歳のときに肺を患い医者からも余命10年と言われた。
その時、滅入る気持ちを晴らそうと寄席を見に行ったのが落語家になるきっかけであった。以来55年、これ程落語一筋に自分を磨いた落語家は過去にいただろうか。余力を残した男の引き際として素晴らしいと私は思う。

この男の美学を居座り続ける政治家や役人およびスポーツ選手に学んでほしいものである。まさに落語家らしく男の引き際を“オチ”としたところが円楽が名人たる所以だ。
参考資料:毎日新聞 読売新聞 夕刊フジ 産経新聞 産経抄より

Drの四方山日記(252)

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251.jpg土曜日診療を終えてからクリニックのスタッフ達を連れて日本BE研究所所長であり私の恩師である行徳哲男先生主催の例会に出席した。

恩師(哲学者)の会はいつも参加者の顔ぶれが多彩で、異業種の経営者や学者、スポーツ、芸能人、学生など200名以上が集って盛大に行われた。

会の第一部では行徳先生より有縁の皆さんへ“凛と生きる”と題して講話された。昔の教えに「己れこそ己のよるべ。己れをおきて誰によるべぞ。よく整えし己れにこそ得難きよるべを得む」というのがあり、現代の日本人は今まさに病んでいて自分そのものを見失っている。
もう一度自分自身を見つめ直して日本人としての誇りをもってこの難しい時代を生きてほしい。そのためには“今を大切に生きる”ことであると先生の「気」が入ったお話は会場にいる仲間など聴衆を感動させた。

次に山口良治氏(TBSドラマ・スクールウォーズのモデルで京都の伏見工業高校ラクビー部総監督)の熱血指導の逸話などが披露された。
その他、経営・経済の先生のショートスピーチを聞き第二部のパーティーへ。ここでは各界で活躍する人たちのスピーチや歌などの芸能が披露された。
その中でも俳優の今井雅之氏が4年ぶりに復活した舞台や、来年夏全米で公開予定の映画に対する熱い思いを語った。また、元X-JAPANのToshi氏による癒しの歌や、各界で活躍する人たちの話しで会は盛り上がり参加した人たちの心を打った。

人間は強そうに見えて弱いものだ。硬いことが強さであると思いがちであるが、どうも我が師を始めとしていろんな人たちの生き様を聞くと、何か自分自身が見失っている大切なものをもう一度起こさせてくれるような心境にさせてくれる。久しぶりに自分自身を見つめ直した会であった。
感謝!!

Drの四方山日記(251)

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250.jpg 世の中、形として存在するものはいつか崩れてなくなるものである。
人であれ、物であれ、組織であれ必ずなくなってしまう。このことは歴史が証明している。例えば、今NHKで放映している「風林火山」の山本勘助が活躍した武田信玄率いる最強軍団も一代と続かず二代目勝頼によって崩れた。織田信長、豊臣秀吉にしても一代で崩れ、徳川家康がつくった徳川幕府も長く続いたといっても200年で崩壊した。世界に目を向けてもローマ帝国の崩壊、秦の始皇帝やチンギスハンなども一代限りでなくなった。

また企業などの組織にしても絶対だということがなく、老舗であった雪印乳業、不二家、また企業として大手である三菱自動車や都市銀行などの不良債権及び不祥事による崩壊が後を絶たない。物についても同じで、大きなものでは建物にしても小さなものにしても形あるものはいつか壊れる。これはアメリカのインディアンの教えの中にも見ることができる。つまり壊れたときがそのものの役目が終わったときである。

人間にしても生まれて形をなして生き続けてもいずれは死を遂げる。仏教の世界に
「形あるものは実体がないし、実体がないから、形あるものとして存在する。形あるものは実体がないが、実体のないことが、そのままの形となる」
という教えがある。まさにその通りで、人間はいつまでも生き続けることができないし、物は永遠に存在するものでもないということを我々は改めて認識する必要がある。
参考資料:般若心経 岩手日報より

Drの四方山日記(250)

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249.jpg 2008年、米大統領選挙に向けて、今壮絶なつば競り合いが行われている。特に民主党候補指名争いは現在ヒラリー・クリントン女史が43%、2位のバラク・オバマ氏が15%とヒラリー女史がリードしているが、このところ演説の旨いオバマ氏が急激に支持を伸ばしてきたため両氏の非難合戦が華やかに展開している。

関心は、共和党のブッシュ大統領とルドルフ・ジュリアーニ氏(前ニューヨーク市長)からまさに民主党に話題が移っているようだ。オバマ氏は短く刈り込んだ髪に細身、そして冷静沈着な語り口はまさに「奴隷解放の父リンカーン」を彷彿とさせる。もし彼が民主党の候補に選ばれ大統領になれば黒人初の大統領となる。
今まで強いアメリカを象徴してきたが、このところの対イラク戦争の後遺症で経済が傾き衰退の一途をたどっているアメリカに、上流層から下流層までも巻き込んだオバマ氏の実利的な戦略はまさにアメリカ市民には“癒しの効果”があるようである。

一方クリントン女史は夫であり前大統領のウィリアム・クリントン氏のバックアップでトップを走ってはいるが、アメリカ国民の中には彼女の気品ある容姿と演説には好意的ではあるが、ただ高飛車な態度にはどちらかいうと否定的な考えをもっている民主党の支持者もいることは確かだ。もし彼女が当選すればこちらも女性初の大統領となる。

どちらにしても世界からそっぽを向かれつつあるアメリカを立て直すことは容易なことではない。そのためにもこれからの大統領になるべき人物は、強くて冷静に政治力を発揮する人物こそふさわしいと言える。ヒラリーの気品ある行動的政治家かオバマ氏のカリスマ的な要素を持つ政治家かこれからの行方を見るには興味深いし、これは日本の行く末が左右されることにもなる重要な選択だ。

Drの四方山日記(249)

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27.jpg 最近、50代のライダー志願者が多いという。もちろん団塊の世代を含めてであるが、若い時に趣味としていたものが、今新たに挑戦を試みる人が多いようである。

バイクに関わらず趣味の範囲は船舶や登山、釣りなどにも広がっているようだ。船舶はまだお金に余裕のある人の趣味のようであるが、最近では船をレンタルしてくれる会社も出てきた。関係者の話では9000人が既に登録しているようである。もしレンタルすれば1日借りて1万円程度で遊べるらしい。中年にとって船はかつての映画スター石原裕次郎や加山雄三を彷彿とさせているのだろう。
バイクについても新たにリターンしてくる人のために講習会も開かれている。以前は若者が圧倒的に多かったライダーも、最近は中年層が多くバイクを買い求めるという。

大概の奥様方は既にブランチやコンサート、旅行、習い事と多趣味なので、中年男性にも趣味に多く挑戦してほしいものである。
また今まで奥様が子供にかかりっきりになり写真やビデオを取りまくっていたが、子供も大人になり親から離れたため、今度は夫の趣味に付き合ったりして映像に収めたりし楽しんでいるようだ。

中年離婚が多くなる中、お互いの趣味を理解して挑戦するのも夫婦円満の秘訣となり最高に素晴らしいことである。あなたも是非挑戦してみてください。

Drの四方山日記(248)

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247.jpg日ごろから体を動かすことが多い男性は、少ない男性より大腸がんにかかる率が少ないという結果が厚生労働省の疫学調査でわかった。肺活量が多いほど大腸がんになりにくいし、体を動かす人は体を動かさない人に比べて結腸がんになりにくいという。

もともと運動と睡眠と食事をきちんとやれば健康を維持できるということは知られているが、どうしても年齢と共に生活が仕事中心になるため、運動不足や食事の取り過ぎ、そこに持ってきて睡眠不足も加わり、世の男性は放っておいてもメタボリック症候群やがん、心臓病、脳卒中など重篤な病気になりやすいのである。
ただし、なにも男性に限らず運動不足は女性の場合も当然影響する。米国国立がん研究所の調査によると、運動不足により子宮がんが起こりやすいという。それはホルモンと関係しているようだ。運動不足はカロリーとも関係してくる。食事量を減らしても運動しなければカロリーが高くなり、血中のコレステロール値が増えてくる。

また骨密度が下がり骨粗しょう症になりやすいし、心臓病にもなりやすいという調査結果が出ている。運動することで筋肉の緊張を適切に保ち体の血流を高めてくれる。また代謝も活発になり便通にも効果がある。

私自身も2年前から毎日1時間近くウォーキングをしている。そのせいか食事も美味しくて便通も良く、寝つきがいいので朝の目覚めがすっきりしている。もし、健やかに歳をとりたいと思う人には運動を始めることをお勧めする。それが健康で長生きできる秘訣の1つである。

Drの四方山日記(247)

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246.jpg 千葉県の介護施設で、入居者をペット用のおりに閉じ込めたり、手錠や紐による身体拘束するなどの虐待をした疑いで、法務省人権擁護局が調査に乗り出した。

この介護施設は認知症の高齢者や障害者など26人が入所している。いわゆる「有料老人ホーム」である。ただし、介護施設として老人福祉法で定められた届出をしていない。

 今や日本は高齢化社会に突入して、国からの援助や都道府県の管理が満足に受けられない状況にある。十分なケアを望んでいる施設は入所するのに数千万円以上かかり、なかなか入所できない。それに対し入所が100万円以下で済む施設はほとんど無許可である。ましてや、今回の問題のあった介護施設は入所料30万円、月額15万円と安く、営利だけを目的とした運営は自治体の検査がないため運営はずさんになっているようだ。その結果今回のような老人虐待につながってくるのである。過去にも法務省によると、老人福祉施設や社会福祉施設の職員による入所者への人権審判事件は年々増加傾向にあるという。確かに国の援助を受けられない施設は、サービスの点においては届出されている施設よりも落ちるのは当然である。
しかし、そうかといって高齢者や障害者に暴力や虐待を加えることはあってはならないことである。厚生労働省も規則ばかり作ることに力をそそがず、もっと実態調査を多くして、施設における体制づくりにもう1度見直しして欲しいものだ。

我々は否応無しに年を取っていくのだから、今回のこの問題をなおざりにしないで真剣に考えていかなければいけない。それがいざ自分がそうなった時に満足のいくケアやサービスを受けられることにつながるからである。

第2章 身体拘束廃止のためのケアの工夫 その1 - 東京都福祉保健局
障害者虐待防止についての勉強会 - 厚生労働省

Drの四方山日記(246)

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W8.jpg 18日、電子版ニュースで驚くべき情報が入ってきた。
それは自分の失った歯を再生することが出来るというもので、歯の元になる歯胚(しはい)から歯を丸ごと再生(神経、血管を含む)して日常の生活、特に食事の時の咀嚼(そしゃく)を助けてくれるというものだ。
人間は17歳までに7%の人が1本もしくはそれ以上の歯を喪失するといわれている。
50歳以上では欠損数が平均12本にも達するそうで、失った歯を取り戻す理想的な方法はないのかといろいろ研究されていた。
そして近年の研究でこうした生物学的歯を再生させることは夢ではなく現実味をおびてきた。

今回、東京と大阪の大学のチームが世界で初めてマウスを使った実験で歯の再生を80%可能にした。もしこれが確実なものになると、近い将来インプラント(人工歯根)や入れ歯に替わる方法として期待される。

今回の実験は上皮細胞と間葉細胞と呼ばれる2種類の細胞を使って歯の原基を生体外で組み上げるもので、技術開発を進めるとそれぞれの細胞に分離して寒天状のコラーゲンの中に重ねるように入れ培養した結果、歯の種が出来たというものである。
この歯の種を大人のマウスの欠損した部分に移植すると約2ヶ月後にちゃんとした歯が再生したという。
この遺伝子群は「ホメオBOX」と呼ばれ、胚の発生を通して活躍する「身体づくり遺伝子」といわれている。

この歯の再生方法を使えば毛の再生もすることが可能だと化学者はいっている。また臓器や器官の再生も十分可能であるようだ。まさに今回の歯の再生実験は、他の臓器の再生医学を成功させるための重要な通り道になったのではないだろうか。これまで世界では犬、羊、猫などのクローン実験に成功しているが、人間と遺伝的に似ている霊長類のクローン成功例は今後の再生医学の発展により拍車がかかるとみられている。

ともかく、これから先にどれだけの化学技術が進歩するのか恐ろしい程である。今まで移植に頼った時代からバイオテクノロジーを使った方法がクローン人間をつくる上でますます現実化をおびてくるのではないだろうか。
今回の実験の成功で古い歯から新しい歯がつくられる日が間近に迫っているということは、私を含めてこれから歳をとってくる人には朗報である。
参考資料:歯の再生最前線  毎日新聞 YONHAP NEWS

話題シリーズ(8)

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245.jpg 東京でアジア最大規模のランナーが走る「東京マラソン」が18日に開催される。
今まで男女の国際マラソンは行われたが、世界で活躍するトップランナーと一緒に走る市民マラソンはこの大会が初めてである。それに今回は男子の世界選手権の代表選考会を兼ねているので日本の有力選手の多数参加や海外からのトップ選手たちの参加も発表されている。
その中にはアテネ五輪で見物人に妨害され金メダルが銅メダルになった悲劇のランナー、デリマ選手(ブラジル)も参加するようだ。
またこのレースが「ラストラン」となる有森裕子選手など付加価値がいろいろついているようである。4月に都知事選も行われることだし、どうも政治色が反映しているようなのがかなり気がかりである。

 ただ市民マラソンはニューヨークやロンドンシティマラソンのように沿道の観客250万人で130億円、100万人で150億円の波及効果が見込まれるというから、今回の東京マラソンもおそらく世界最大の応援によってどれだけの波及効果が出るのであろうか?!新旧の名所をめぐる東京マラソンが、本当の意味でこの不景気の起爆剤になってくれることを願ってやまない。

Drの四方山日記(245)

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 近代化する東京で唯一昔の面影を残す街、浅草で衰退していた『大衆演芸』が六区で復活する。
戦後テレビがまだ一般家庭に普及していなかった時代、浅草は国内最大の興行街として繁栄していた。昭和30年代ごろは芝居や映画の劇場は30館以上あったが、昭和40年代を境にこれら産業は斜陽し、一時は「木馬亭」「浅草演芸ホール」など5館まで減少していた。

もう一度浅草の『大衆演芸』を明るくしようと大衆演劇である「大勝館」を復活させたのを機に「浅草演芸ホール」の改装、「フランス座」の色物寄席などが復活した。
ここはかつて渥美清やビートたけしが無名時代に活躍したところでもある。
また、上方の演劇である「浅草花月劇場」が吉本興業によってやはり復活するという。もう一つ、前にブログで紹介したデン助劇団も復活公演を計画している。

それに今度つくばエキスプレスの浅草駅が六区につくられた。
244.jpg若い世代から高齢者までをも取り込み、かつての賑わいを取り戻すことは間違いないようである。面白いものでテレビの普及で『大衆演芸』も衰退した後、これが逆に若い世代のテレビ離れを呼び、再び大衆演芸が見直されてきたということは時代の流れを感じさせられる。

私も20代前半に浅草に1年住んでいたことがある。その時よく浅草六区周辺を友人とたむろして『大衆演芸』を楽しんだものである。
その浅草六区が再び実演活発化して復活することは、演芸をこよなく愛する我々にとって喜ばしい限りである。

Drの四方山日記(244)

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070215photo.jpg 最近、暑さ寒さに関係なく冷え症で悩んでいる女性が増えています。それは服装や生活環境が変化したことが大きく左右しているようです。若い女性に限らず中年女性も露出度の高い服装を着用しているのを多く見かけます。また夏だけでなく素足にミュールやパンプスと呼ばれる靴を履くことが影響しているようです。また最近のダイエットブームを反映してか、栄養不足による貧血や低血圧を起こす人が増えています。その他には自分の体に合わないサイズの服で体を締め付けたりヒールの高い細身の靴が、体の神経調節を狂わせ冷え症を引き起こす原因にもなります。環境としてはエアコンによる冷え症も多く、会社や家庭においてうまく体温調節ができずに起こる場合もあります。もう一つ大きな原因として食生活の変化があります。季節感のない食環境、欧米化した食生活などが上げられます。人間には季節に食べる食材が重要なのにそれを無視して冬でもアイスクリームや冷たいペットボトルのお茶、温室で作った季節はずれの果物などが体を大いに冷やし悪影響をもたらしてきます。それが冷え症となるのです。実に世の女性の7割近くが悩んでいるといわれています。

 では、冷え症のメカニズムで述べると、人間は恒常性という体温を一定に保つ働きがあります。周囲との温度差が30℃以内であれば自分で体温を維持できるものです。しかし、その温度差が開きすぎると体の体温調節機能が制御できずにトラブルを起こしてきます。それが冷え症になります。

 冷え症の大きな原因についていうと、まず皮膚にある温度を感じる感覚神経機能が狂っている場合です。これは周囲の気温が下がると皮膚から脳に「冷たい・寒い」という感覚が脳に送られ視床下部という部分から全身に「体温を一定に保ち上昇させろ」という命令が出されます。この命令がホルモンや自律神経を介して行なわれます。次に自律神経がうまく働かなくなる場合に起こるものがあります。出産・閉経時などに自律神経などのバランスが崩れて起こるものです。感情のコントロール不足から強いストレスが起こり、自律神経失調症などによって起こるものです。3つ目は栄養と酸素が影響しているものです。通常全身に栄養や酸素が行きわたるよう血液が働きます。その血液がうまく流れないと体に必要なものが運べなくなってしまいます。それが貧血や低血圧となり、温かい血液が毛細血管にまでとどかなくなってしまうのです。血液の流れが悪くなると静脈のうっ血を伴い特に手足や下腹部に起こり、女性特有の腰の冷え症を起こしてくるのです。
 普段から体温調節をうまくコントロールして、バランスのいい食生活と環境にあった生活を心掛けることがホルモンのアンバランスを防ぎ、自律神経を円滑に働かせてくれます。

参考資料:healthクリック Yahoo!セカンドライフ All About

健康コラム

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 20年前、感動の青春ドラマで、スポ根ドラマの最高傑作と言われた「スクールウォーズ」が再度現実となって帰ってくる。しかし、テレビではなく、現実に四国・高知のある高校にラグビー元日本代表であった大八木淳史氏が新設のラグビー部を指導するというものだ。

「スクールウォーズ」といえば、京都・伏見工業の教師で、熱血でありながら泣き虫先生と呼ばれた山口良治氏をモデルにした実話ドラマで、日本中を感動の渦に巻き込んだ。
荒れた教育現場に教師として赴任し「信は力なり」を信念に、ラグビーを通じて一高校を“教育の理想”とは何かを指導し実現したものである。

その時の生徒でラグビー部員だった大八木氏が今春、新設されるラグビー部のジェネラル・マネージャー(GM)になるという。
まさに平成版「スクールウォーズ」である。

私自身も伏見工業とは深いつながりがあり、ラグビー部員をチームドクターの一員として治療してきた。
243.jpgその中には全日本で活躍した平尾誠二、大八木、細川隆弘選手らがいた。
私の息子も山口先生のスポーツを通じての教育に感動し、小学校当時4年間菅平の合宿に参加させてもらった。

今度は山口先生の教え子である大八木氏が、恩師がなしえた「全国優勝」を新設ラグビー部で実現させようというもの。
今、現実に日本の教育現場は崩壊の危機にある中、スポーツを通じて青少年に目的や夢を持たせることが非常に大切ではないだろうか。大八木氏にぜひ新天地で愛する楕円球を通じて溌剌とした輝きを取り戻すような青少年育成に力を注いで欲しいものである。

Drの四方山日記(243)

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170.jpg 10日(土)から12日(祭日)まで長野と富山に行ってきた。
久しぶりに母の見舞いと田舎の空気を体いっぱいに浴びるために出かけた。
11日朝、暗いうちに起床して、7時に長野のログハウスを出発して一路上信越道、長野道そして北陸道を車でひた走った。途中妙高、黒姫山では一部吹雪で一車線になり除雪車に挟まれるように通過していった。

170b.jpg11時過ぎ実家のある富山県南砺市に到着した。
早速、くも膜下出血で入院する母を見舞った。もう既に入院して2年近くたって少しづつ快方には向かってはいるが、未だ言語障害や一部手の麻痺が取れない状態である。

午前中、実姉の家庭に招待を受け、私の家族と姉の家族で食事をした。
田舎の言葉で言えば“およばれ”である。
祭礼かその家庭でおめでたいことがないとやらない席である。
特にこの地は山際なので魚、山菜料理が中心で大きいテーブル一杯のご馳走が並んだ。3時間くらいの宴会を終えて、次に叔母の家にも夕食の招待を受けた。

途中、父の墓参りを済ませ叔母の家に夕方到着した。
そこには私の患者であり叔母の友人たちが私に会うために来てくれみんなでわいわいガヤガヤと時を忘れて談笑した。
170c.jpg田舎はやはり情があっていいなあと改めて思った。夕食は富山湾の幸である寒ブリやイカ、甘エビ、甘鯛などが大きなお皿に盛り付けられ私たちの食欲を誘った。
そして、次に待ちに待った地元で採れた野菜中心の「すき焼き」が出た。
私の家族全員は美味しい地元で採れた野菜や肉に舌鼓を打った。

やはり田舎はいいなあ。人情や情緒があり、時間を忘れさせてくれる。たまには自分の生まれ育った故郷を訪れるのもいいものだなあと改めて感じさせられた1日であった。

Drの四方山日記(242) 

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241.jpg 9日、インターネット上で一箱1.500円という超高級ティッシュ「超鼻セレブ」を限定販売したところ、全国からアクセスが殺到し夕方には6000個が完売したという。

このティッシュは“超しっとり”“超やわらか”“超うっとりな鼻ざわり”をキャッチフレーズに、3枚重ねにしたやわらかさと保温成分を配合したうるおい感のあるヴァーベナの香りを塗布したのが特徴で、まさに究極のティッシュである。
今、流行の風邪や花粉症の方にはまたとないティッシュといえるかも知れない。
特に“鼻をかんでも赤くなりにくい”を売り言葉に人気を集めそうだ。
ただ、毎日使う消耗品なので、この景気の悪い時期に果たして今後どのくらいシェアを伸ばせるのだろうか。何しろ一般的ティッシュは一箱150組450枚入りなので、1回鼻をかんだら10円に相当するが、この「超鼻セレブ」はおそらく1枚が相当の値段がするのではないだろうか。
確かに3枚重ねで従来のティッシュと異なり、1箱あたりの枚数が50枚多いという。ただ、このティッシュは“究極の使い心地”らしく、肌のデリケートな女性にはより人気が出るのではないかと想像できる。

 話しはそれるが私としては高級なティッシュより、もっと鼻をかむマナーを身につけて欲しいものである。
最近は老若男女を問わず人前での鼻をかむマナーが失われているように思える。日本には「鼻をかむ文化」というものがあり、礼儀正しい人は席を立ちトイレなどに行って鼻をかむのである。
参考までに、欧米では鼻をかむことは“ささいな事柄”らしく、どこでも派手な音を立ててかんでいるようである。これはまさに日本と欧米の文化の違いである。
できれば音を立てずに、人前から隠れてひそやかにかむのが最高のマナーではないだろうか。特に日本の女性は鼻をかむマナーを守って欲しい。
参考資料:毎日新聞 オリコンより

■関連サイト
超鼻セレブ-鼻 nice day! - ネピア

Drの四方山日記(241)

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240.jpg 今、中国は2008年の北京オリンピックに向けて国が一つになろうとしている。
しかし、世界の経済学者の中国に対する見方は違っていて、2010年までにバブルがはじけると予測している。そこでバブル後の中国の壮大な計画が米国の有力誌によって明らかにされた。


それによると中国は月面に存在するヘリウム3の採掘を目的とした計画を進めているという。ヘリウム3は安全なエネルギー源とされ、核融合発電の重要な燃料になるからである。中国科学院の発表でも「科学普及フォーラム」中国初の探査衛星「嫦娥1号(月にちなんだ仙女の名前)」を年内に打ち上げるという。なぜこのプロジェクトを行なうのか。

月の資源・エネルギー・環境に対する総合的なコントロールを目的とした観測を実施するためのようだ。現実の中で我々が解決し得なかった月の資源などに目を向けた中国のプロジェクトは、今後の人類の生き方をも変える大きな出来事になりそうだ。その一つが軌道、飛行器設計、電子情報技術などの実現である。その意味からも中国のこの壮大な計画は月面着陸するだけではなく、近い将来移住の夢を実現することも視野においているようだ。

確かに中国は良い意味でしたたかである。バブルがはじけそうな雲行きになると人工衛星を打ち上げ宇宙船で地球を周回し、2008年には宇宙遊泳を行なう計画らしい。
また2年後の2010年には月面車による探査、2020年には月面の成分などを採取し地球に持ち帰る探査機を打ち上げる計画らしい。

それに対して各国、特に米国は衛星への驚異としてこの計画に抗議をしている。
240b.jpg特に人工衛星は米軍にとって通信や偵察に不可欠な手段となるので注意を促しているようだ。中国の計画が世界にとってプラスになるものと思う一方、米国をはじめヨーロッパ各国では軍事目的になるのではないかと懸念している。果たしてこの計画はどちらなのか今後の成り行きを見るのみである。

日本も小さいことにこだわらず、このような壮大な計画を立てて実現して国民のプラスになることをしてほしいものである。

参考資料:人民網日文版 産経新聞より

Drの四方山日記(240)

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239.jpg 6日夜、自殺を図ろうとした女性を救おうとして、交番の巡査部長が電車にひかれ重体に陥った。一分間に渡って踏切内の女性を説得したが、線路から離れず今回のような悲しい結末となった。

この警察官は日頃から仕事には熱心で地元民からも絶大なる信頼を得ていた。
この警察官のような人が私の少年時代は当たり前のように近所にいた。それだけ警察官に対する信頼と正義感は地元民に根付いていた。しかし、最近はこの「警察神話」が何か崩壊してきたように思えてならない。

人権擁護すべき警察官がどうも最近は人権侵害をしているという現象に陥っている。
これからの日本の安全を考えるとちょっと不安になる。

もう一つ不安材料は、団塊世代の警察官の大量退職である。
日本の警察制度は、1871年明治新政府によって警護を含め警察として設置された。その後警察権が司法省に一括され、1874年首都警察として東京警視庁が設立された。戦後一時GHQにより警察は廃止されたが、1948年警察法が設定され国家地方警察と自治体警察に分けられ、1954年に現在の警察庁?警視庁、道府県警察に統一され今日に至っている。
その時代、団塊世代が活躍し、今日の世界で最も検挙率の高い警察機構をつくったのである。

この団塊の世代が退職後、新人警察官がそれを補うのだが、今の時代なかなか警察官になろうという人間が少ないため、需要と供給がうまく進んでいないようである。
しかし、団塊世代のベテラン警察官が若手にマンツーマンで捜査技術や取締りを伝授している。そこで2月18日より正義感ある警察官を育成すべく「伝承官制度」がスタートするという。このことは警察のみならず消防官も同じ悩みを抱えているようである。
どんな時代になっても日本の安全と秩序の維持などをしっかり守ってと願うばかりである。
参考資料:警察の伝統 フリー百科事典「日本の警察」 毎日新聞

Drの四方山日記(239)

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238.jpg ここ数年、小学生の男の子の半ズボンがほとんど見られなくなった。一昔前までは小学生の男の子がほとんど半ズボンを着用していかにも健康的に見えた。
なぜ半ズボンが衰退していったのか興味があるので調べることにした。

日本に最初に半ズボンの文化が確立されたのが1960年代といわれている。
もともと、明治時代に私立小学校の制服として採用されたのが最初のようだ。それ以来、学校の標準服として採用されたものである。
その半ズボンが最近めっきり減った。おそらく春から夏にかけての衣服としてはいいが、冬の寒い時期に半ズボンをはかせるのは、いき過ぎではないかと言う保護者からの意見ではかなくなったのではないか。


ではなぜ半ズボンが子供にとって健康的に優れているかというと、普段から脚を露出していると自律神経に刺激したり、寒暖の差に適応しやすい丈夫な体をつくる。また免疫の強化にもなりうる。蒸し暑い夏の時期に長ズボンやハーフパンツなどの厚着を着用すると毛細血管の収縮作用がうまく機能しなくなり、風邪をひきやすい体質をつくったりアレルギー疾患などをひきおこしやすいなど、子供をますます脆弱にさせるようだ。

最近、子供の厚着傾向はどうも私には気にかかるものがある。
ハーフパンツや、だぼだぼの8分丈ズボンなどのファッションが流行し、そのあおりで乳幼児まで夏でもデレっと長いものばかり着用させる。その影響で子供はアセモが増え、自由に走りたい盛りに動きが制限され汗だくで暑さに耐えられなくなっている。
長ズボンはアスファルトの反射熱などで子供の健康を害している。

今、半ズボンの復活が保護者のみならずあちこちでさけばれ、ファッション界も徐々に半ズボンの復活を企画しているようだ。
特に小学生の男の子の半ズボンの復活は脆弱になった子供の体質改善のためにも必要なことである。

Drの四方山日記(238)

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237.gif 先月、大手菓子メーカー「不二家」の工場で消費期限切れの牛乳を原料とした食品を製造・出荷していたことが明るみに出て問題になった。
近年日本も消費者の「食の安全」や「食への信頼」が強く言われるようになり、加工食品や生鮮食品の衛生面だけでなく品質についてもより厳しくなってきたようである。


 食品には品質を保持する期限などを表す「期限表示」がある。
その期限表示には「消費期限」と「賞味期限(品質保持期限)」の2種類がある。

【消費期限】とは「定められた期限内に食べないと悪くなってしまうという意味」のもので、製造者が安全性や味、風味などの品質が維持される期限を示し、比較的傷み安い食品につけられるものだ。製造した日を含めて5日以内で期限になる食品に対して表示される。
それに対して【賞味期限】は、「期限内に品質を落とさず美味しく食べられるために表示しているもの」をいう。

しかし賞味期限は1日や2日過ぎても加熱すれば食べられる。
そして3ヶ月以内に食べる食品には“年月日”で表示し、
3ヶ月以上保つ食品では“年月”で表示することが義務付けられている。

期限の設定は各工場で行なわれる。
まず賞味期限を設定するときは、細菌検査および官能検査などを行なっている。消費期限を表示すべき食品については期限の設定に際して一般細菌、大腸菌群、食中毒などの微生物試験が必要である。
しかし、現在はこの科学的、合理的検査を省いて商品化し販売することが多いので、先日のような問題が生じるのである。消費期限や賞味期限は食の安全の目安には欠くことができないものであるため、製造する側も消費者もきちんとチェックして飲食するのが絶対必要になってくる。
もともとこれらの方法は輸入食品などが入ってきてますます厳しくなっているはずだが、それをなおざりにする企業にも問題がある。
その意味からも大人だけでなく、子供も飲食するものだからこそ国としてもますます厳しくチェックして欲しいものである。
参考資料:産経新聞 フリー百科事典より

Drの四方山日記(237)

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236.gif 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日が昨日東京体育館で行なわれた。
この大会には世界ランキング上位者が出場し勝敗を競った。
今大会は優勝候補と目されていたロシアのマリア・シャラポアが途中棄権し、本命がいなくなったため混迷を極めた。


そこに颯爽と進出してきたのが、元女王であったマルチナ・ヒンギス(スイス)である。

ヒンギスは14歳でプロ選手になりその年に全豪オープンに初出場を果たし、翌年には15歳でドイツの国際大会で初優勝し、その年に世界ランキング4位に上がった。
そして16歳で4大大会を制覇し名実ともに世界チャンピオンになった。その後数々の大会に優勝し通算43勝を上げた。しかし2003年の全豪オープンで引退を発表し、テニス界から離れた。

そのヒンギスが2005年後半より現役に復帰し、昨年の1月のオーストリアの国際大会で2勝を上げた。彼女にとって3年のブランクは長く、昔はタイトルを取るのが当たり前という感じであったが「今は必死でやるテニスが倍好きになった」と述べている。
そして今回の東レ・テニスで見事優勝を果たし完全復活した。

テニス界に関わらずスポーツ界で一度頂点に上った選手は、引退後なかなか復活して優勝することは難しいものである。これは何もスポーツ界に限らずどの世界でもいえることではないだろうか。

一度栄光や栄華を極めた者にとって、その後底辺を見た場合再度トップに返り咲くことは至難の業である。
このヒンギスの偉業は、我々に頑張って一生懸命やればもう一度栄光をつかめるということを、彼女自ら試合で教えてくれたように思える。
心からおめでとうといいたい。分野は違えども同じような悩みを抱える人も多いだけに、我々に力を与えてくれたような気がする。
参考資料:時事通信 毎日新聞 産経新聞より

Drの四方山日記(236)

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K07.jpg 我々子供の頃は、学校から帰ればランドセルを玄関において近くの神社や学校のグラウンドに行って暗くなるまで遊んでいたものである。それが現代の子供たちは塾に行ったり、テレビゲームなどに興じたりして、ほとんど運動らしい運動をしていないのが現状である。その結果「肥満」になる子供が増えてきているようだ。
文部科学省の調査によると、小中学生の肥満児と思われる人はここ30年で約3倍になっている。
その結果、生活習慣病にかかる子供たちが増え続けているようだ。昔でいう「小児成人病」である。 

「習慣病」の原因には大きく分けて3つある。
食生活と運動不足と生活習慣である。
食生活についていえば、最近はほとんど洋風化し動物性脂肪の取りすぎや高カロリー、またインスタント食品など、いわゆるジャンクフードの摂取が増えてきたところに、清涼飲料水やソフトドリンクなるものを大量に飲用してきた。
次に運動不足は外で体を動かす時間が極端に減り、テレビゲームによる夜型の生活になってきた。
次に生活習慣であるが、先ず考えられるのがストレス。ストレスは子供の精神面での発育のアンバランスやものの良し悪しの判断ができない、道徳心の欠如などが現象として起こっている。

 ともかく生活習慣病を起こさないためにも親やまわりの者が子供の生活スタイルをきちんと改める必要がある。
1日の3食をきちんと取らせ間食や夜食をやめさせ、親がきちんと調理したものを食べさせるなどするだけでもかなり生活習慣病が改善するのではないだろうか。

 日本人はもともと農耕民族である。
穀物を主食としてきたため欧米人に比べ腸が長くできている。一度食べた糖質などが体内に保持しやすいため肥満になりにくいはずである。なのに洋風中心の食事で、あるいは生活様式で、果たして健全な子供たちが育つのだろうか。ともかく大人なみの糖尿病、心臓病、高脂血症などの病気やぜんそく、アレルギーなどが子供の生活習慣病である。これらを食生活や生活習慣の改善の中からきちんと家族ぐるみで対処していくことが、健全なる発育と健康を維持することにつながる。

これが政府のいう「健康ニッポン」である。

健康コラム

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235.jpg 大手スーパーが広告を付けた卵の販売を2月1日から始めた。
卵といえば日本人の食卓では欠かすことが出来ない食品である。日本人1人あたり年間300個消費する食品でその量は世界一である。
この卵1個1個に広告を印刷したシールを貼るというもので、日本では初の試みである。


もちろん問題となっている、鮮度を表す賞味期限も確認できるようにしている。また、パッケージにはレシピも加えられているという。卵広告は既に、アメリカで販売されていて企業のイメージアップに貢献している。ただシールではなくインクジェットで吹き付ける印刷方式を使っているようだ。

この試みは話題性と主婦層などにアピールするのが狙いという。私も卵料理無しでは生きていけない人間である。毎日一食は卵を調理したものを食べる。もし今後広告収入が増えれば当然卵の値段も安くなり、企業は大いにこれを活用するのではないだろうか。
そうすれば消費者も安くて安心した、卵が食べられることになり嬉しい限りである。

卵には栄養素が多く含まれ、病気防止には格好の食品である。
特に卵に含まれるコレステロールは、細胞膜を作る上で大切な栄養素であり、不足すると血管が破れやすくなったり免疫力が低下したりしてしまう。
コレステロール値を保持することは、ガンの予防やアルツハイマー病の治療薬になる。
何よりも卵は元気の源である。その卵がいろいろなことに活用されることが消費者にとっては、良いのではないだろうか。
今後、どんな卵広告が出てくるか楽しみである。

Drの四方山日記(235)

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234.jpg 先週、松江市で開かれた自民党の集会の席で「少子化問題」に触れ『女性は産む機械』と発言し、全国の女性を敵に回した柳沢厚生労働大臣が今、全野党の集中攻撃を受け辞任に追い込まれそうだ。

このところ閣僚の不謹慎な発言や政治資金をめぐる閣僚の不祥事が相次ぎ、安倍内閣を揺るがしている。
特に今回問題となっている、柳沢厚労相は少子化対策や子育て支援を先頭に立って推進すべき人物である。その人物がうかつにも公式の場で、不適格発言をしてしまったことは大臣として恥じるべきことである。大臣といえば各省のトップである。その人間が政治家らしくない軽い発言をするとはその人間の見識をも疑う。

政治家にとって言葉は武器であると共に、暴力ともなり得る。
そんなことを知らない人物が、政治家になること自体がおかしなことである。ましてや、大臣に任命する内閣の長である首相の見識が疑われることにもなる。

首相は今回の組閣を適材適所と言っているが、どうも義理人情で決めた内閣はおのずとこういう問題が起こっても不思議ではない。

この殺伐とした時代にこそ、颯爽と登場した若き安倍総理が掲げる『美しい国』も今や『恥ずかしい国』になりつつあるのは悲しいことである。
もっと高く認識を持って甘い考えを捨て、国民にとって平和で豊かな国にして欲しいものである。

ともかく日本式なあいまいな責任の取り方ではなく、国民に分かりやすいけじめをつけて欲しいものである。それが国民にかわって代弁してくれる政治家の使命である。

Drの四方山日記(234)

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