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6日夜、自殺を図ろうとした女性を救おうとして、交番の巡査部長が電車にひかれ重体に陥った。一分間に渡って踏切内の女性を説得したが、線路から離れず今回のような悲しい結末となった。
この警察官は日頃から仕事には熱心で地元民からも絶大なる信頼を得ていた。
この警察官のような人が私の少年時代は当たり前のように近所にいた。それだけ警察官に対する信頼と正義感は地元民に根付いていた。しかし、最近はこの「警察神話」が何か崩壊してきたように思えてならない。
人権擁護すべき警察官がどうも最近は人権侵害をしているという現象に陥っている。
これからの日本の安全を考えるとちょっと不安になる。
もう一つ不安材料は、団塊世代の警察官の大量退職である。
日本の警察制度は、1871年明治新政府によって警護を含め警察として設置された。その後警察権が司法省に一括され、1874年首都警察として東京警視庁が設立された。戦後一時GHQにより警察は廃止されたが、1948年警察法が設定され国家地方警察と自治体警察に分けられ、1954年に現在の警察庁?警視庁、道府県警察に統一され今日に至っている。
その時代、団塊世代が活躍し、今日の世界で最も検挙率の高い警察機構をつくったのである。
この団塊の世代が退職後、新人警察官がそれを補うのだが、今の時代なかなか警察官になろうという人間が少ないため、需要と供給がうまく進んでいないようである。
しかし、団塊世代のベテラン警察官が若手にマンツーマンで捜査技術や取締りを伝授している。そこで2月18日より正義感ある警察官を育成すべく「伝承官制度」がスタートするという。このことは警察のみならず消防官も同じ悩みを抱えているようである。
どんな時代になっても日本の安全と秩序の維持などをしっかり守ってと願うばかりである。
参考資料:警察の伝統 フリー百科事典「日本の警察」 毎日新聞
Drの四方山日記(239)
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