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273.jpg 東京都の人口が年々増え続け、8年後にはピークの1308万人に達するとの予測を都が明らかにした。(総務庁および東京都調査)東京都の人口は、1990年代前半は減少傾向にあったが1996年頃より増加に転じ、現在過去最高を更新中である。

それには理由があり、地価の下落で区部の20代?30代の転出超過が大幅に減り定着したこと、他県からの転入者が転出者を上回ったこと、また都内に在住する外国人が増えたことによるようだ。
東京圏は高齢者が増え続け、団塊の世代の高齢化に伴う65歳以上の人口の急速な増加で2015年には総人口の4分の1を占める。
それに対して15歳未満の人口は横ばいか減少してくる。2035年以降高齢化の進行スピードはさらに著しくなり、2050年には3人に1人が65歳以上の高齢者、5人に1人が75歳以上の後期高齢者という時代を迎えることになる。世界の人口は急激に増えている一方、日本の人口は逆に減少してくるという逆転現象が生じてくる。

なぜ日本の人口は増加していたのに減少してくるのか。それは2015年頃より全国的には人口減少・高齢化により死亡数が出生数を上回り「自然減」に転じるからだ。よって首都圏だけの増加分は自然減少分を補うことができなくなる。その結果東京都の人口は2025年には約1182万人になり、このままでは2050年には約1059万人に減少するという累計が出てくる。

人口の増減のバラつきが2015年?2050年以降の人口変動を変え、利便性や居住環境、再開発、住宅立替の状況に応じて再集中や再編が行われてくるだろうと想像できる。当然労働力人口や世帯数また高齢者率によっても人口推移は大いに変化してきそうだ。ともあれ2030年以降は私たち団塊世代はおそらく存在していないのではないだろうか。詳しくは来月の世相シリーズで世界の人口とともに東京都の人口動態や人口推移について記すことにする。
参考資料:人民網日文版 東京の人口と経済 都市空間の持続再生学の創出(大垣眞一郎ら)

Drの四方山日記(273)

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