バイオで血液型を変える酵素

K10.jpg 2日の海外からのニュースに興味深い記事があった。それはAとB、AB型の赤血球をO型の赤血球に変える酵素の開発にデンマーク・コペンハーゲン大やハーバード大などの国際研究チームが成功したというものだ。これまでの研究でB型から0型への転換は、コーヒー豆(カネフオラ種ロブスタ)から抽出した酵素を用いる方法として研究開発され、臨床試験まで進んでいるが、未だ実用化にいたっていない。またA型からO型への転換も試みたが成功していなかったのが現状である。

 通常赤血球の表面は、毛のような糖鎖で覆われ、その糖鎖の先に結合している糖の種類によって各血液型A,B,ABに分かれ、何も結合していないのがO型である。もし、結合している糖の種類が違ってくると輸血するときに拒否反応が生じるため、O型以外の赤血球はおのずと輸血対象が限られる。O型の血液は、緊急時など患者さんの血液型が不明な時や他の型の血液が不足した場合、他の血液型の患者さんに輸血できる。但し少量または緊急時のみに限られる。今回の酵素を使っての血液型の転換が実用化されれば、不足気味のO型の確保が容易になるのと輸血用の血液の血液型の偏りをなくすことが出来るので大いに期待が持てる。
最近は地震や水害などの災害時や非常の場合でも輸血は非常に必要になり、有用になるので日本もますます研究開発に努力して他の血液型の転換に成功して欲しいものだ。
参考資料:時事通信 読売新聞 

健康コラム

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