田舎の友たちとの安らぎ

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279.jpg 8日の日曜日に田舎の中学時代の同級生10人と水元公園界隈と葛飾・柴又帝釈天に行ってきた。
朝11時30分に常磐線の金町駅に集合し、バスで水元公園まで行き下車。その足で水元公園を散策しみんなで和気あいあいと昼食をとり、その後再度水元公園の自然を満喫してまだ満開の桜を見物した。
次に公園から10分くらいのところにあるしばられ地蔵をお参りし、バスで今回の最終目的である葛飾・柴又帝釈天に向かった。私は東京にいながらバスに乗ることもほとんどなかったので、田舎を思い出させられた。ましてや、気心が知れる友人たちとおしゃべりをしながら乗車するバスは、都会での雑踏を忘れさせてくれるものがあった。
バスに乗車して20分足らずで映画「男はつらいよ」の寅さんのふるさと柴又に到着した。
さっそく、全員で帝釈天(題経寺)をお参りした。帝釈天は東京の東部・葛飾区と千葉県松戸市との境を流れる江戸川沿いにあり、300年前寛永年間に開創されたといわれ日蓮宗経栄山と号し、千葉県の中山法華経寺の門末として建てられた。
このお寺は総欅造りの二天門や大鐘楼と本堂である帝釈堂がある。ここには200年前に発見された坂本尊が祀られ、当時の日敬上人がこの本尊を背負い飢饉、厄病の江戸の人々に拝ませ、利益を授けてられて今日まで庶民の信仰が続いているという。

お参りの後、裏手の道を数分歩いたところに大正ロマンを思わせる建物があった。この建物は地元の有力者山本栄之助翁の住宅として建てられ、当時の時代精神を反映した和洋折衷の家屋と純和風の庭園が見事に調和し地元のみならず訪れる人の心を和ませてくれる。
この「山本亭」の門前に寅さん記念館がある。寅さんはご存知のように「男はつらいよ」シリーズ(48作)で日本映画界にその名を残したことを記念して建てられたものである。私は既に数回来ているので見学しなかったが、初めての人は見学して感動したようだ。

そろそろ夕方に近づいたので柴又の界隈を抜け帝釈天の参道に出た。参道はこの日の「桜まつり」のせいか多くの参拝者で大賑わいだった。茶屋の団子を求める人、お土産屋で縁起物を買う人、寅さんの産湯である御神水を汲む人などで埋め尽くされていた。特に、参道の呼びこみでなんとなく立ち寄る情景はまさに下町ならでわである。
1時間位店を覗いた後、予約してある帝釈天・二王門傍の川魚料理屋に入った。美味しい料理とお酒に酔いしれて時の立つのを忘れた。
やはり気心が知れた田舎の同級生たちとの語らいは、我々に一時の“安らぎ”を与えてくれたようである。
参考資料:Town Net  歳時記 葛飾柴又HP より

Drの四方山日記(279)

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