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3月25日午前、日本海の能登半島沖で発生した震度6(M6.9)の地震で大きな被害を受けた石川県輪島市で、災害後輪島市の名物である朝市が再開し一時は30店ほど減っていた露店も、地震前とほぼ同じ150店が軒を並べた。
この朝市は全国でも有名で、とりたての鮮魚やタラの芽など季節野菜の他、海鮮そうめんや漆香茶など多種多様のものが並び、年間90万人の観光客が訪れる一大イベントである。
この地に関わらず北陸地方は昔から情が深いところで生活のための物々交換が行なわれていた。その規模が大きくなって朝市に発展していったようだ。
元気のない年寄りが多い中、この地の“朝市おばさんのパアー”は健在のようだ。
また震災後、観光産業や伝統工芸も大きな打撃を受け、一時は旅館のキャンセルが続いて復興の目途が立っていなかったが、現在は27軒中15軒が営業を再開した。何しろ日本でもこの地は温泉街としても最大で、年間100万人から200万人近くの観光客が訪れる「和倉温泉」の「加賀屋」も何とか開業の見通しがついてきたようだ。
また、伝統工芸で全国に知られる漆器「輪島塗」も大打撃(被害額10億円)を受け、一時は再開も難しかったが、「世界に通用するブランドを復活させたい」という組合員の強い願いで再開した。その他の産業もほとんど復興したようだ。
私もこの地震が起きたときは生まれ故郷(富山)だっただけに心配したが、被害能登に近い湾岸地域のみであったのが唯一救いであった。今まで最も地震のなかった地域だっただけに日本国民は一同に驚いた。
Drの四方山日記(281)
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