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電車を乗る前、新聞や雑誌などを買おうとして一度は利用するものに「キヨスク」がある。その「キヨスク」が首都圏のJR駅でまったく見なくなってきた。「キヨスク」といえばわずか2畳のスペースに約800種類の商品が並ぶ店である。その語源はトルコ語で「あずまや」を意味し、日本では「清く、気安く」をモットーに電車を利用する客に喜ばれている。年配の人にとっては「キヨスク」は売店員との会話とふれあいを楽しみにしている人も少なくない。その「キヨスク」が今現在首都圏の3分の1が臨時休業しているという。その理由は店舗を経営するJR東日本の子会社が人員整理と称したリストラを過剰に進めた結果、逆に販売員が十分確保することができず、休業店を出さざるを得なくなった。「東日本キヨスク」によると1都3県の560店舗のうち185店舗が休業し、現在375店舗になっている。これもどんどんなくなり今では近郊の駅にも拡大しているようだ。
「キヨスク」といえば我々中高年から若い世代まで利用している。若い世代はスポーツ新聞や缶ジュース・雑誌などを買い、中年男性は冷えたビールやおつまみ・栄養ドリンクなどを買い、若い女性はエチケット用品や携帯用の化粧品を買い、子供もチョコやガムなどお菓子類を買う。便利で手ごろな価格の「キヨスク」は駅利用者にとってはなくてはならない店なのに、そのお客を無視した運営で消えることは、誰しもが不満に思うにない。もう一度きちんと再開のメドを立てて従来のように活気ある「キヨスク」を復活して欲しいものだ。さもないと、この現象が首都圏のみならず地方にも拡大されることが危惧される。
Drの四方山日記(283)
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