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9日早朝、北海道・JR留萌線の秩父別町駅で1両編成の電車に乗ろうとした通学途中の高校生26人が、電車に乗れずタクシーで振替輸送されるというハプニングが起きた。
乗り残しについては東京の山手・中央線などでは日常茶飯事であるが、こと北海道となると話が違うようだ。それは詰めれば乗れるものをわざと奥に詰めなかったため、取り残しという事態になったらしい。つまり、乗車マナーの悪さや道徳心が失われた結果から全員が乗れなかった事が原因しているようだ。近年高校生に限らず中学生や大学生など若者にもモラルやマナーが希薄となっていることは事実である。最近の学校では道徳や倫理の時間が授業としてあるようだが、実際にはあまり取り入れられていない。また、家庭でも、ものの良し悪しやマナーをあまり教えない親が増え、現実社会にうまく溶け込めず、多くの問題を起こしているようだ。
では「道徳」とは一体何か?英語ではMoral(モラル)といい、意味は“人のふみ行うべき道”である。古代ローマ人は“祖先の生きた道”として、個々人の心の中で日々蘇らせると意訳した。
「マナー」はラテン語で「Manus(手)」を意味する。つまり“手によるもの”から「作法」という意味がつけられたという。
最近、若者に限らず日本人のマナーや公衆道徳が乱れてきている。その原因は日本人の「清潔で謙譲」の精神が薄れ、「情緒」がなくなってきていることにある。その結果が、今回の一件が生じたのではないかと思えてならない。「人を思いやる気持ち」「人を助ける気持ち」が少しでもあれば、スムーズに生徒を輸送できたのではないかと思えてならない。
参考資料:毎日新聞 モラルとマナー より
Drの四方山日記(302)
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