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309.jpg とてつもない長い文字を使って観光客を呼ぼうとしている駅が日本にわりと多いのには驚いた。
『ルイス・Cティファニー庭園美術館前駅』(島根県)は6年間日本で1番長い駅名として君臨してきた。しかし、立派な名前を付け、美術館の外観の施設も立派にしたにもかかわらず、訪問客が年々落ち込みとうとう閉鎖に追い込まれ、駅名も変えなければならない状況になった。この駅は、古く1964年古曽志駅として開業。1970年に古江駅に改称し、2001年に現在の長い名前の駅となった。今は無人駅でぽつんと小さな待合室があるだけの駅である。次の新しい駅名は四季の花を文字って『松江イングリッシュガーデン前駅』と付けるという。どうも日本は場当たり的な考え方から、その場その場の雰囲気で名前を付けるらしい。そもそも地元の利用者のことを考えずに、話題作りで集客効果を狙った鉄道会社や自治体の思惑だけが先行し、実際には集客はちっとも増えなかった不毛地帯であったようだ。やはり、畑電車と言える由縁である。

この駅が改名したことにより、新たに日本一長い駅名が2つ存在することになった。
1つが熊本県・南阿蘇鉄道『南阿蘇水の生まれる里白水高原駅』と茨城県・鹿島臨海鉄道『長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅』である。両方とも22文字を使った駅名で一番を争っているらしい。どちらにしても沿線の住民にしてみれば、駅名の長さはどうでもいい。利用者に便利でサービスが良ければいいだけである。ただ、どちらの駅員も車内アナウンスは読み上げるのに時間が掛かるのでテープでアナウンスする。車内の運賃表や定期券は省略4文字で表示されているらしい。これだけ自信をもって駅名を付けたのだから、さぞかし鉄道ファンが集まるかと思いきや、どうもそうでなかったらしい。
ゴールデンウィークにも『ティファニー駅』がなくなることを聞きつけて、名残惜しむ鉄道マニアが来ることを期待したらしいが、実際は地元のカップル1組が訪れ写真を撮っていたくらいで、実に寂しい限りである。
参考資料:毎日新聞 産経新聞 ぱふう家のホームページ より

Drの四方山日記(309)

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