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30日、日本相撲協会は理事会で、春場所で好成績あげた大関白鵬の第69代横綱昇進を決めた。白鵬は自他共に認める大相撲の最高位になったわけではあるが、果たして同じモンゴル出身の朝青龍を超え双葉山、大鵬、千代の富士のような大横綱になれるであろうか。
大相撲は日本の国技である「心・技・体」を重んじる世界であり、“礼に始まり礼に終わる”のが力士の鏡とされている。そのため、角界の頂点に立つ者は「品格」を必要とされる。
白鵬は温厚で篤実、周囲のアドバイスを素直に聞く力士であるが、何しろモンゴルの血筋を引いているため、モンゴルの始祖チンギスハンのように強い人が一番という考え方や血が流れているようだ。そのため日本人独特の「美徳」や「礼節」を理解するのは難しいのではないだろうか。ましてや大相撲の世界は古式にのっとり、服装や髪(ちょんまげ)については厳しく、外国人力士はなかなか順応しないのが現状である。
入門当時、白鵬は6人のモンゴル人と共に来日したが、その中でも体格が一番小さく、身長が175cm体重68kgだったためどこの部屋でも引き受け手がなくやむを得ず帰国することになった。しかし、帰国する前日にモンゴルの最初の関取であった旭鷲山が哀れに思い自分の師匠である大島(元大関旭国)親方に相談し、親方の友人である宮城野親方(現熊ヶ谷親方)に頼み込んで入門させてもらったというエピソードがある。そのため力士になった白鵬はその当時の人達を未だに慕い大切にしているようだ。白鵬の四股名は横綱大鵬と柏戸に因んで柏鵬とする案があったが、色白であることと名前負けしてはいけないということで白鵬と名づけたという。過去に将来を嘱望され横綱になった双羽黒をも双葉山と羽黒山の一文字ずつをもらって四股名をつけたら、残念ながら大成せず品格の問題で相撲界を追われることになった。それを白鵬も肝に銘じて心身共に鍛え、口上で述べた「精神一到」を体現、精進して大横綱になって欲しいものだ。
参考資料:フリー百科事典 TBSラジオ 産経新聞 より
Drの四方山日記(315)
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