先日、新聞のトップで報じられた記事に、次のようなものがあった。
それは病院の効率化や専門医の紹介、勤務医の労働状況の改善を考えた「総合科」なるものを新たに創設すると厚生労働省が発表したものだ。
今、日本の医療現場には日常の診療を行う開業医と、救急救命で入院と専門治療にあたる病院がある。例えば熱があったり、動悸や息切れ、血圧が高いなどの症状があっても一体どの科にかかればいいのか迷ってしまう。そのためおのずと専門性の高い病院に集中してしまうのが現状である。
また医師も過酷な勤務が強いられ、中には医療過誤や重大なミスを犯すことも最近では多発している。そこで、厚労省は的確な診断で適切な治療を施すため、新たな診療科として「総合科」を設けるという。
この科は患者さんを専門医に振り分ける診療科にあたり、いずれ開業医の多くを総合科医とし、どの医療機関にも連絡のつくかかりつけの医師として地域医療を目指すという。ただし、総合的に診察するため、能力の高い医師を養成し初診の患者さんに安心して診察を受けられる環境をつくることを信条とする。
また、今までの「3時間待ちの3分診療」と言われた医療機関の混雑緩和にも役立つように考えたようだ。
ただ、医師が総合科医になるためには、厚労省の審議会の資格審査や研修制度を設け、許可制にするという。今まで技量について制限した診療科は麻酔科しかない。
今回のこの「総合科」は西洋医学の分野での医療システムであるが、これからは西欧諸国、特にイタリアのように患者が病院に行くとまず最初に熟練した医師が診察(問診・検査・診断)を行い、その結果に基づいて患者の症状に応じて各科に振り分け、そこでもし治療が合わないと再度初診に戻り診察し直し、患者さんに合った専門科に再度回して治療するシステムである。要するに、患者さんは病院へ行けば自分にとって最も必要な治療を受けることが出来る仕組みである。但し、今回の日本の「総合科」と違い各専門科の中には外科、内科、消化器科、精神科、鍼灸科、カイロプラクティック科、理学療法科などがあり、患者さんが医師と同じ目線で治療を受けられるようなシステムになっているという。
日本も今世界中の医療制度を持つ医療を集めた「統合医療」が法制化になろうとしている。西洋、東洋、アメリカ医療を結合した病院が開設されれば、まさに患者さんにとっては夢の病院である。
いかなる医療でも人びとの“病気を治す”のが唯一の目的である。そのため原点に戻って枠組みを取り払った21世紀への医療の活性化が今の日本には必要ではないだろうか。その意味からもいって国、特に厚労省が真剣に検討し実現してくれることが患者さんのみならず医療界の人びとにとっても素晴らしいことではないだろうか。
健康コラム
時代は変わるもので、最近の中学校で、携帯小型ゲーム機「ニンテンドーDS」を英語や数学の授業に使う学校が増え効果をあげているという。
国際宇宙ステーションからのニュースとして報じられたものに「宇宙食」がある。
最近の女性進出は政治・経済・教育を問わずめざましいものがある。
このところ、国民年金問題、コムスンの不祥事、住民税引き上げ、そして食肉偽装事件と次から次へと明るみに出て、国民は最早ストレスを通り越しうんざりしているのが現状である。そのストレスを解消するために個々にいろいろなことにトライしうっぷんを晴らしているようだ。
それは「※アフォーダンス」と呼ばれる心理学的現象があるようだ。
23日(土)、診療を終えて私の出身大であるアメリカパーマー大学の集まりがある外国特派員協会に行った。
2年前、東京・世田谷区の小田急沿線にある祖師ケ谷大蔵駅に地域おこしの一環として、3つの商店街が一緒になって『ウルトラマン商店街』をつくった。
この商店街は飲食店を除き160商店が立ち並び活気ある雰囲気を作っている。私も毎日のウォーキングコースなのでこの商店街を通り抜けているが、両側の街灯の力強いウルトラマンの絵が描かれた旗を一つ一つ数えながら進んでいるので、毎日軽やかに足が動く。
21日、テレビやラジオで住民税の増税及び所得税の減税が発表された。
自分の夢を追いかけてアメリカ大リーグ入りしたオールドルーキー桑田真澄投手が初めて勝ちゲームに抑えとして登板した。
ある新聞で信仰上の理由で輸血を拒否したため、帝王切開の手術中に大量出血し輸血を受けないまま死亡したという記事があった。過去にも何度となく宗教上の理由から輸血拒否で亡くなった問題がある。
普通の人間の血液の総量は体重のおよそ8%と言われ体重60kgの人ならば約5リットル程度である。それがどの程度出血したら人間の命を絶ってしまうのかというと、出血前の健康状態・性別・体重・出血の出方によって異なり一概には言えないが、およそ全血量の30?40%と言われている。それから計算すると体重60kgの人で1500?2000ミリリットルの出血があると、当然失血死してしまう。
最近、どうも20?30歳代以下の人達に元気がないように思う。特に女性より男性がそうである。
土曜日、仕事を終えて東京都営地下鉄・大江戸線に飛び乗り、田舎の友人たちが待つ月島へ向かった。
2007年初めのユニークビジター(重複しない訪問者)数が世界で7億4700万人に上り、前年度と比べ10%も増加しているという。その中でもインドやロシア・中国などの増加が著しく、国別のビジター数を見ると米国のネット人口が1億6575万人、中国が9500万人、そして日本は8000万人、次いでドイツ・英国と続く。ユーザー一人当たりのインターネット接続時間が最も長いのはカナダで、月間39.6時間、2位がイスラエルの37.4時間、3位が韓国34時間、そして米国の31.6時間と続く。
どうも日本は平和であるようだ。なんとトイレットペーパーが黒、赤、オレンジ、グリーンといったカラフルなロールが15日販売されたのだ。
テレビのコマーシャルやユニークな勉強システムで急成長していたNOVAが、特定商取引法違反をしたとして経済産業省に一部業務停止命令を下された。2002年には東京都から既に行政指導を受けていたが一向に改善せず、逆に営業トークを巧みに使い業績を上げていった結果だ。利用者や国民生活センターからNOVAに対して苦情や不満の声が多く寄せられ、社会問題として発展していった。
急成長する企業も創業当時は社会のため、会社のため、家族のためをうたい文句に一生懸命業務に励むがいつの間にか商業ベースに乗っけられ、企業理念とは程遠いものになっていくようだ。それが社会通念違反になったり、行政指導を受けたり、挙句の果てに法律を犯すことになっていく。いつの世にも人の弱みに付け込んでうまい汁を吸う人間はたくさんいる。詐欺を働く人ほど世間の流れに敏感で、あっという間に儲け話をつくるというのがセオリーのようだ。今回のNOVAの一件では、純粋に外国語を勉強しようとする人達の心をずたずたにしたことには変わりないようだ。“欲張らず、少なからず、ちょうどいいあんばい”がいいのは世の中の理想であるが、いかにせん人間は欲の塊でありもっともっと欲しくなるのが常であるようだ。
今、日本の企業を騒がせている人物がいる。
あと2日で関東も梅雨入りすると気象庁が発表した。
4月7日から5月12日までNHKで放送されていた土曜ドラマ『病院のチカラ』をDVDに撮っていたものを、この土日の2日間で全6話を観た。以前同じNHKドラマ『ハゲタカ』や『ウォーカーズ』を観て感動したことを覚えている。今回は今、医療過誤や院内感染、医療倫理など日本社会で問題になっている現代医療、特に「地域医療」の現場においての医師としての責任感やモラル、患者さんとのコミュニケーション、大都市と地方病院の格差を一人の女性医師が傷つきながら体験し、その中から医師としての苦しみ、素晴らしさ、心のふれあいを体で感じながら医者として成長していく姿に感動し、私自身の医療への取り組み方に何か1つの光を与えてくれたドラマであった。
最近テレビ、新聞、雑誌などマスメディアで頻繁に使われているものに“○○王子”という言葉がある。「ハンカチ王子」、「ハニカミ王子」、果ては「ぽっちゃり王子」というのまで出てきて世間は大騒ぎしているようだ。もともとは今年の夏の高校野球甲子園大会で優勝した東京・早稲田実業のエース斉藤祐樹投手が、試合中に汗を拭くため青いハンカチを取り出したのが最初である。それもクールな顔で汗をぬぐったことから、マスコミは「ハンカチ王子」と命名した。それが“祐ちゃんフィーバー”として未だ人気を博している。高校時代の最後の試合であった兵庫国体では、高砂市野球場の最後の試合で投げた際、投球の合間に高砂染によるハンカチを使用したことから、なんとこの球場が「ハンカチ・メモリアル・スタジアム」の愛称がつけられた。まさに、球場と高砂染の知名度アップの便乗商法と言わざるを得ない。これくらいならばまだ許されるが、今度国内の男子プロゴルフツアーで史上最年少の15歳で優勝した石川遼選手に、またまた「ハニカミ王子」なるものをつけ騒動になっている。この彗星のごとく現れたヒーローにテレビ局やパパラッチ、あるいは将来のプロ入りを見据えてクラブメーカー数社が“ハニカミ詣”と称して追いかけ、フィーバーもまさにヒートアップしている。そこに更にゴルフの東北アマチュア選手権で首位に1打差の2位に入った古田幸希君に「ぽっちゃり王子」なるものを命名した。確かに斉藤投手のように実力を徐々につけ、誰しもが認める選手に命名することは良いだろうが、何も一試合で優勝したからと言って、マスコミが安易に同じようなニックネームをつけることはいかがなものか。あまりにも騒ぎ過ぎ、せっかくの良い素質を持った若者をつぶすことはゴルフ界のみならずスポーツ界としても損失ではないだろうか。過去にもアメリカやヨーロッパなどで同じように若い有望な選手がマスコミによってつぶされた例がいっぱいある。斉藤投手、石川選手、古田選手などがその二の舞にならなければ良いがと願うばかりである。もっと実力をつけてから愛称やニックネームをつける方が良いのではないだろうか。
米国第2位のバーガーキングが、今日東京・新宿に第1号店をオープンした。以前1993年に西武鉄道グループと組み店舗展開を開始し、その後96年に日本たばこ産業と合弁会社を設立し店舗運営を行ったが、マクドナルドの安売り競争の中で価格の高いバーガーキングは売り上げが伸びず2000年に撤退した。そのバーガーキングが再度日本一のハンバーガー市場である新宿に乗り込むという。
今、世間で問題になっているものに、年金問題と介護事業のコムスン問題がある。
夜、テレビを観ていたら爽やかなニュースが流れていた。
人間の記憶の仕組みは不思議なものである。なぜなら知る前と知った後ではその人自身が違ってくるからだ。つまり、ものを知るということは自分自身が変わることである。もっと分かりやすく言うと、新しいことを記憶することは“脳が変わる”ことを意味する。人間の脳には神経細胞が1000億個以上あるといわれている。新しいことを記憶するとき、脳の中の何かが変化してくる。つまり、神経細胞の状態が変化すること。ただし、神経細胞の数は歳をとるごとに減少していくので、神経細胞を増やさせて新しい記憶をつくることは不可能である。では、記憶は脳のどこの場所によってコントロールされているのか。それは『海馬』というところで構成されている。海馬でつくられた記憶は過去の記憶と神経ネットワークでつながり、必要であると判断されれば側頭葉の大脳皮質に移行して貯蔵される。これが記憶のメカニズムである。
翌日3日(日)は早めに起床して全員で朝食の準備をした。
一路東京に向けて軽井沢を出発した。
当センタースタッフ全員は2日(土)午前8時45分新宿を出発して、信州にある東御市へ向けて車を走らせた。途中関越道の高坂サービスエリアで一時休息し、関越道から上信越道に入り30分位して佐久インターに到着した。
夕食後、バスで20分くらいのところの日帰り温泉の「湯楽里館」に行き日ごろの疲れをとった。夜は私の講話を1時間くらいスタッフに話し、その後全員でディスカッションを行った。これは、全員が同じ気持ちで行動し一体感を持つためのもので、日常のクリニック業務を円滑にし、患者さんと同じ目線で診療できることを目的とするものだ。
最近、首都圏や大都市に人が集まるようになり、地方特に町村が寂れてきたようである。ところがどっこい地方の中にはいまだ伝統芸能を守りつつ人々が生き続けているところがある。その中でも、福島県南会津郡檜枝岐村は寛政・文化の頃より伝わった伝統芸能『檜枝岐歌舞伎』を200年以上農村歌舞伎として受け継いでいる。この歌舞伎は狭い高冷地に閉鎖され生活苦に喘ぐ村民の唯一の娯楽として、春と秋に神社に奉納されているものだ。