39歳のオールドルーキー

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328.jpg 自分の夢を追いかけてアメリカ大リーグ入りしたオールドルーキー桑田真澄投手が初めて勝ちゲームに抑えとして登板した。
過去の2試合は負けゲームだったが、今回はれっきとしたチームの勝利に貢献した試合である。喜びもひとしおだったせいか、ベンチでガッツポーズをしたしぐさを見てもいかに嬉しかったかが伺える。今や日本人メジャーリーガー(31人)はたくさんいるが、桑田のように日本で実績(173勝)を上げた選手が原点に戻ってマイナーから挑戦し、メジャー昇格を勝ち取った姿は今後の日本人選手の模範になるのではないだろうか。巨人を退団した時はもはや野球界から去ると思われたが、彼には夢があった。
アメリカ大リーグのマウンドで投げたいという願いが強く、何度となく怪我をしてもその気持ちを念じ続け、夢を一つの形とした。そのせいかこの試合では対戦相手である大打者イチローをもうならせた。
イチローは「すごく力が抜けている。がむしゃらな感じがない」「僕らが勝つためにあそこで桑田さんを打たなくてはいけなかったが、その反面ちょっと抑えて欲しい気持ちもあった」と素直な気持ちをコメントしていた。
何しろイチローが小学校4年生の時に、桑田はPL学園の1年生投手として甲子園のアイドルだった。イチローにとって桑田はいわば伝説的存在である。過去においてもイチローと桑田は日本シリーズで一度も対戦したことがない。今回対決するのを楽しみにしていたようだが、桑田の力投でイチローの前の選手をぴしゃりと抑えたので実現しなかった。
確かに「イチロー対松坂」ほどの注目度はないが、違った意味で注目の顔合わせであることは間違いない。それだけ野球界では存在ある選手である。そのせいか地元ピッツバーグでは近郊に住む日本人約2000名が集まり、桑田選手のためのファンクラブつくるという。まさにファンの声援あっての野球選手である。もっともっと活躍し40歳でもこれだけできるということを、日本のみならずアメリカ国民にも見せて欲しいものである。更なる飛躍を期待したいものだ。
参考資料:産経新聞 サンケイスポーツ

Drの四方山日記(328)

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