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このところ、国民年金問題、コムスンの不祥事、住民税引き上げ、そして食肉偽装事件と次から次へと明るみに出て、国民は最早ストレスを通り越しうんざりしているのが現状である。そのストレスを解消するために個々にいろいろなことにトライしうっぷんを晴らしているようだ。
そこに身近で簡単にできる解消法が登場した。それはおもちゃメーカーが9月に発売する「∞プチプチ」である。「プチプチ」は通常壊れやすいものを包む緩衝材でポエチレン製の無数の気泡をシート状にしたものである。
一般名は「気泡シート」と呼ばれ、日本には製造会社が5社あり、今回の開発した会社は何と50%のシェアを持っているという。この「気泡シート」がマーケットに登場したのは日本とアメリカが同じ時期で、「プチプチ」として商標登録をとったのは1994年だと言われている。
今回のおもちゃの目的は“暇つぶし、ストレス解消”であり、20代?30代の男女を中心に子供から大人まで幅広い年齢層をターゲットとしてデパート、おもちゃ専門店、雑貨店などで販売するようである。
その種類も14種類あるといわれ、抗菌・保冷がほどこされている。なぜ「プチプチ」が多くの人に愛用されているのか。
それは「※アフォーダンス」と呼ばれる心理学的現象があるようだ。
プチプチの粒を指で壊す感触と心地良さは誰しもが経験できることにあるようだ。最後は仕上げとして雑巾のようにして絞ることも出来る。これはまさにストレス解消法の一つである。今、物価が高い世の中に、安価で手軽にストレスを解消できるので、おそらく販売すれば爆発的な人気商品になるのではないだろうか。欧米人のようにヒステリックに行動することができない日本人は、まさに謙虚で慎ましい人種である。
Drの四方山日記(332)
※アフォーダンスとは:アフォード(afford)という言葉から、アメリカの知覚心理学者によってつくられた造語。環境や状況下から誰に教わるでもなくその情報をキャッチし、自分独自の情報として取り込むこと。
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