2007年7月アーカイブ

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 国鉄が民営化し、サービスも各地で多彩になりユニークな企画で乗る人を楽しませている。その1つ、和歌山市に走るわかやま電鉄貴志川線におもちゃ電車が登場した。

2両1編成の車両を改装し、外装は赤で統一。英語で「OMODEN」と書かれている。車内のショーケースには、子どもの好きな“機動戦士ガンダム”などのおもちゃ100点以上が展示されている。また、おもちゃの自販機もあり100円?400円で販売されているという。まさに「子ども天国」である。
その他、群馬と栃木間の川沿いを走る「わたらせ渓谷鉄道」のトロッコ列車内で、地元の学生らによる着物ファッションショーが開かれた。これはたまたま災害で土砂崩れが起こり、全線が運休したためある駅に特別に停車させて、列車にシートをかけて開催したという。

そういえば私が南米のペルーを旅行した時、マチュピチュからクスコまでオリエンタル急行が走り、その車内でペルー特産の衣装を乗務員が身につけ、乗客の前で披露し販売していたのを覚えている。
それも列車が運行している中で行われた。この日本の列車は駅に停車して行われているのがチョット残念である。
JR北海道では、鉄道模型のNケージを実際に走行させるインターネットカフェが駅の高架下にオープンして乗客を楽しませている。子どもならずとも354.jpg鉄道模型は大人の楽しみの1つでもあるようだ。もちろん列車の旅は車窓から景色を楽しむのが本道であるが、このようにいろんな趣向をこらして電車を楽しむのも旅をする人にとっては喜ばしい限りである。

その反面、長年親しまれてきた2つの鉄道が、今年、姿を消した。1つが茨城県の鹿島鉄道(83年間)、もう一つが、宮城県北部の田園地帯を走る「くりはら田園鉄道(くりでん)」(90年間)である。そういえば、私の地元を走る2両の電車もどうなるか心配になる。これも世の中の流れかもしれないが、ずっと走り続けて欲しいと願うばかりである。
参考資料:産経新聞iza  より

Drの四方山日記(354)

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353.jpg 昨日、参議院選挙が行われた。今回の投票率は2004年の56.57%を2.07ポイント上回り58.64%であったという。
この選挙は、やる前から自民党の過半数割れ、民主党の勝利がメディアで叫ばれており、案の定、与党自民党・公明党は惨敗、野党第一党である民主党が予想を上回る躍進を遂げた。ではこうも自民党が大敗した理由は何か。

それは年金記録の紛失問題で国民の不信感を払拭することができずにいたことが、最も大きな理由に挙げられる。それと相次ぐ閣僚の辞任で、首相の指導力不足が露呈されたことが大きな原因ではないだろうか。
安倍首相は就任当時、彼独自の政治姿勢で臨んだ。その一つが連合軍総司令部(GHQ)による占領政策の呪縛を脱するため、戦後レジーム(体制)からの離脱を掲げた。それにより古い自民党から新しい自民党に変わると信じ込んでいた。それが内閣、党幹部の刷新と人材の登用であった。
しかし、それもなかなか思うようにいかず、安倍政権は閣僚人事につまづき、度重なる閣僚の失言や不祥事で辞任などを招いたことなどが、安倍政権への国民の批判が集中したことが今回の敗北につながったように思えてならない。

それに対して民主党の小沢代表は年金問題を追い風に、国民生活の重視を立て看板に選挙戦を闘った。そして税金増に喘ぐ国民に、地方格差などへの配慮をスローガンにして差別化をはかった。それが今回の大きな勝因につながった。いみじくも、小沢代表の尊敬する人物である原敬は「政治は力だ。国民の力なくして政治をすることが出来ない」と訴え、日本で初めて政党内閣を誕生させた。
また、同じ岩手県出身の後藤俊平は「政治の倫理化」運動を起こし、政界の浄化をはかった。それに対し、安倍首相の出身地である山口県の元老・山県有朋は力で政権をもぎ取る政治家であった。それが90年経って“剛腕小沢一郎が”平民の立場で戦い、“清潔安倍晋三”が役人や富裕層の立場で戦うという構図はまるで正反対のように思える。
世界の先進国の政治形態のほとんどは二大政党である。日本も以前の自民党対社会党のような二大政党で拮抗した政治を行うことで国民のための素晴らしい政治が出来るのである。
参考資料:産経新聞 時事通信 読売新聞 より

Drの四方山日記(353)

W16.jpg 名古屋場所で優勝を飾った横綱朝青龍は、場所後腰の疲労骨折などを理由に8月3日からの夏の巡業の休場の申し出を提出しながら、モンゴルで元サッカー日本代表だった中田英寿氏とともにサッカーのイベントに参加していた。

それに対し日本相撲協会は「まさかモンゴルに帰ってサッカーに興じていたとは驚いた。てっきり入院して静養しているものと思っていただけに仮病を使っていたとは許せない」と激怒した。すぐに緊急会議を開催し、対応策を練ったという。「公式行事をいい加減にあしらい、自分勝手な行動を取るとは横綱にあるまじき行為であり、ましてや仮病を使うとは何事か」と幹部が怒りをあらわにした。そして巡業部は勧進元(夏巡業スポンサー)からの抗議が殺到したのも入れて、朝青龍には一切巡業に来る必要なしという方針を固めた。

 朝青龍はこれまで旭鷲山(モンゴル出身)との確執や土俵上での態度、先代高砂親方の葬儀欠席、泥酔しての暴行、一番最近では八百長疑惑報道など、数え上げればきりがないくらい問題が多い力士である。日本人力士ならばとうの昔にクビか、引退を余儀なくされるところだが、外国人力士と横綱としての実績で相撲協会も目をつぶっていた。
しかし、今回の一件は相撲協会のみならず、横綱審議委員会や相撲を愛するファンを裏切った行為であり許すことはできず、おそらく今回は重い処罰が避けられないのではないだろうか。
どうも朝青龍は力士としての品格に欠けるし、日本の国技としての相撲道を理解してないようだ。ましてや最高の地位である横綱が仮病を使って勝手に帰国していた行為は何をか言わんやである。

 相撲は日本国発祥当時から存在するもので、時代によっては天皇を決めるにも影響を与えたと言われている。格式も高く、単なる格闘技の域を超えた伝統文化に近いものである。
江戸時代には各藩でお抱え力士がいて重用された。横綱もこの時代に作られ「心・技・体」を重要視し、強いばかりではなく技にも優れずば抜けた肉体を有するもののみに与えられるものであり、取り組みが終われば心も穏やかで、誰にでも優しく接することを模範とした人物に与えられたものである。

それを考えると朝青龍は確かに横綱として強く、数々の成績を上げているが、人間性としては欠陥だらけのように思えるのは私だけだろうか。
こういう力士が格式や行儀作法を重んじる大相撲の最高位に座ること自体が問題である。今回の一件で本人自身が反省の念を持たないときは相撲協会も容赦なく降格や引退を勧告するべきではないだろうか。それが伝統と格式ある大相撲を守りより日本の文化として継承していくことにつながる。
参考文献:時事通信 産経新聞 スポーツニッポン より

話題シリーズ (16)

K19.jpg 近年、我が国も産婦人科・小児科の減少による子どもの病児・病後児保育の問題が起こってきており各都道府県の公的施設だけでなく民間の施設で受け入れようという取り組みを始めている。
一番進んでいるのが愛知県の名古屋市で、NPOの「市民フォーラム21・NPOセンター」が厚生労働省の委託を受け「あいちこどもケア たすかる」を2年前より設置し実行している。
特に愛知県の場合、民間団体がコーディネーター役となりいろいろな施設を紹介しているようだ。
もちろん子どもの健康状態などを事前登録し、医師の診断を受けた後予約する方法を取っているそうで、その施設では医療専門家から感染対策や救急処置の知識を受けた「サポートスタッフ」がこれにあたっている。スタッフの中には元看護師人も多く参加し大いに成果をあげている。
この健康支援は全国に広がり、札幌市では健康支援デイサービス事業として、子育てと就労の両立支援を目的に、保育、服薬の介助、給食の供給などのサービスを行っている。
水ぼうそうや風疹など感染性疾患の回復に向かうお子さんも他のお子さんとは別に保育をしてサービス事業を行っているという。

また、滋賀県八幡市では「健康支援デイサービスたんぽぽ」の名称で病気回復期の児童の保育を行っている。
もちろんアレルギーにかかったお子さんの食事を、介護士経験者が朝夕の2回チェックしてデイサービスに努めている。
九州・鹿児島市では乳幼児健康支援一時あずかり事業として、児童の回復期にある子どもを預かっている。保育所で集団保育が困難なお子さんに家庭でできない保育を一時的に行っている。ここでは対象が0歳児から小学校3年生までの児童までとしている。

上記のように、各都道府県の民間施設が乳幼児のためにいろいろな健康支援サービスを試みており、色々な理由から病児や病後で保育ができない保護者にとって願ってもないことである。

もちろん預かるには各地方で条件は幾分違うが、多くは対象年齢を9歳以下(小学校3年生)とし、対象疾患も発熱、下痢など日常かかる病気。おたふくかぜ、風疹など伝染性の病気。喘息など呼吸器系の慢性の病気。どれも、病気の回復期が対象で保育所や小学校に行けない時などとしている。


民間が乳幼児のための健康支援サービスを行うことは素晴らしいことであるが、あまりにもエスカレートしてビジネス的になってしまうと第二の介護サービスになる恐れがあるので厚生労働省もしっかり管理して欲しいものである。
参考文献 読売新聞 乳幼児健康支援デイサービス(札幌市、八幡市、鹿児島市) より

健康コラム

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352.jpg 昨日、久しぶりに経営者仲間とSummer Night Bay Cruiseを楽しんだ。
5時30分、東京・勝どきにある朝潮運河の船着場に経営者仲間40名が集合し、チャーターした小型クルーザーで東京湾のクルージングに出発した。東京ベイサイドは日々変化し、今では東京の港の名所として小さな航海気分でクルージングや屋形船で納涼を楽しむ人々が増えてきている。
私も過去にクルージングを楽しんだこともあったが、最近では診療もあり、なかなか参加することが少なかったが、今回は私の師匠でもある経営塾の塾頭の勧めでハワイアンナイトに参加させてもらった。

慌しい都会の空間を離れ、東京湾近郊とはいえ海に飛び出し夜景を見ながら仲間と優雅なひと時を過ごすことができ、久しぶりに若い頃の自分を思い出すことができた。今回は全員アロハシャツ・スタイルで乗船し、素晴らしい生演奏を聞きながらのカクテルは格別であった。
お台場をはじめレインボーブリッジや東京タワーなどを一望するロマンチックな夜景の中での仲間との語らい、余興、ゲームなどを楽しみ、久しぶりにお酒に酔いしれた。
日々仕事に追われ、ゆっくりする時間もない経営者仲間達にとっては、いつまでも心に残る最上のスローライフの体感であった。

約2時間半のサンセット・クルージングだったが、参加した仲間がみんな酒に酔いながらも満足して下船した。

今回、気のあった仲間との身近でのクルージングは、疲れた体も癒してくれた気がする。
みなさんも是非クルージングを楽しんでみてはいかがか。
参考資料:東京湾クルーズ サンフィッシュ より

Drの四方山日記(352)

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 今月に入って、全国各地で毒キノコによる死亡事故が多発している。
今月19日、大阪で公園を散歩中、キノコを採取し自宅で調理して食べた女性が、翌朝嘔吐(おうと)や下痢症状などを起こし死亡した。23日には愛知県の女性がやはり毒キノコを食べて脱水症状で死亡。また24日宮崎県延岡で、男性が山で採ったキノコを自宅で調理し、吐き気や下痢症状などを起こして入院、2日後の26日に多臓器不全で死亡した。
この時食べた毒キノコ(ニセクロハツ)は猛毒で、致死量2?3本であったという。

ではキノコのうちどれだけのものが毒キノコといわれるのだろうか。
調べてみると、キノコには約5000?6000種のものがあるが、そのうち名前のついているキノコは3000種あり、毒キノコは10%の300種であるという。
中毒症状を起こす毒キノコが多く、一本食べても即死にいたる猛毒キノコ、試食して長期間に渡り激痛が続く猛毒キノコ、嘔吐腹痛などは起こすが死に至らないキノコ、中枢神経に作用して興奮・幻覚を起こすキノコなどがある。
351.jpgその代表的毒キノコ、ドクツルダケ(シロタマゴテングダケ)は丸1本食べると死に至る。ニガクリダケは口に含んだ程度では腹も壊さないが、大量に食べると死に至る。ツキヨダケは国内におけるキノコ中毒のトップにあげられる。ニセクロハツはこれが今回の死亡事故につながったキノコで、一見食菌であるクロハツに似ているため間違えて食べて死ぬ人が多い、などあげればきりのないくらい毒キノコがあちこちにあるので、山へ三菜採りに行った時など気をつけなければいけない。

私もよくマツタケ狩りに行って珍しい形や色のキノコを見つけるが、一緒に行った地元の人から注意を受ける。昔からきれいなものには毒がある。まさにキノコはこれに当てはまるのではないか。
参考資料:山陽新聞 読売新聞 毒キノコの話 きのこの世界 より

Drの四方山日記(351)

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350.jpg 今日の朝、ラジオで「日本で住んでみたい街」ランキングを発表していた。
生活ガイドの調査によると、全国で最も住みたい市区町村は2年連続札幌市であった。2位が京都市、3位が横浜市、4位が函館市、5位が小樽市であった。
北海道が3市入っているのには驚きである。おそらく環境もよく街の雰囲気が何となく外国的なイメージがあるからかもしれない。同じ自然が豊富な軽井沢町は10位に付けている。また、今年3月に地震に見舞われた輪島市は24位であった。その反面、財政破綻した夕張市は大幅に下降した。

 札幌市がなぜ2年連続で最も魅力的な市になったのであろうか。
その理由の一つとして観光意欲や自然、モノ資源が豊富なことが評価されたようである。東京都の住みたい街ベスト50では1位が吉祥寺で2位が自由が丘、3位が下北沢、4位が恵比寿、そして5位が代官山であった。どれも便利で清閑な街並みと高級感が評価されてのランクではないだろうか。
関西では芦屋、西宮、神戸が人気のようだ。その理由はやはり高級感、街並み、交通利便、おしゃれ感などがその理由である。
京都や鎌倉も歴史ある街並みが評価され、一度は住みたいと思っている人が多いようだ。

誰でも一度は閑静で便利で自然が多い住宅街に住みたい夢を持っているが、なかなかその通りにならないのが世の中というものである。今より頑張って素晴らしい家を手にいれて欲しいものだ。
参考資料:BRIブランド総合研究所 ALL About Walkerplus より

Drの四方山日記(350)

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349.jpg 愛知県出身である琴光喜がご当地名古屋場所で素晴らしい成績を上げ大関に推挙されることになった。
琴光喜は社会人相撲部の監督だった父の指導で小学生から相撲を始め、中学では彼に相手をするものがいないほど強くなり、高校に進学してから2年生で高校横綱となり、さらに日本大学へ進学しアマ横綱・学生横綱など史上2位の27タイトルを獲得した。卒業後は鳴り物入りで佐渡が嶽部屋に入門した。

1999年春場所、幕下付け出しで初土俵、以後負け越し知らずで、2000年初土俵から8場所目で入幕するという異例の出世を果たした。しかし、入幕直前の場所で怪我をし全休したが、実力のある琴光喜は再入幕の場所でいきなり13勝2敗という成績を上げ3賞を総なめにした。
これが評価され、前頭九枚目の位置からいきなり小結を飛び越えて関脇に昇進した。

2001年9月場所には再び13勝をあげ初の幕内優勝を果たした。以後、連続3場所素晴らしい成績を上げたにも関わらず、内容が評価されず大関昇進を見送られた。その後の場所で顎を骨折し大関取りは夢と消えた。
さらに怪我が重なって不遇の場所が続き、当時ライバルだった朝青龍(現横綱)にも水をあけられ、上位で安定した成績が続けられず幕内下位まで下がってしまった。誰もがこの時「琴光喜はもうだめだ」と思ったものだ。
しかし、弟弟子で外国人力士の琴欧州が大関に昇進し、それに刺激されその後精進を重ね、関脇で安定する成績を残すも2桁勝利に届かず大関昇進は難しくなっていた。
ところがここ3場所、素晴らしい成績を残しこの名古屋で全勝を続け、かつてのライバル朝青龍に土を付けられたものの、その後連勝し、夢の栄光を自分の手で取り掛かったが、不運にも若手成長株の稀勢の里に破れ優勝を逃した。過去の記憶を思い出し、花道で涙を飲むシーンは土俵を見ていたファンのみならず、視聴者の感動を誘った。

もともと琴光喜の四股名は「光る相撲で観客を喜ばせる」という意味があり、元横綱で親方であった琴桜が「強くなって欲しい、そしてみんなに喜ばれる相撲取りになった欲しい」という熱い思いで付けたという。成績が上がらないときは道路で泥酔しマスコミに叩かれたりして腐った時期もあったが、それを克服して大関に昇進した意気込みは何物にも変えがたい。やはり不屈の精神で立ち上がった琴桜の愛弟子である。もっともっと精進して横綱を目指して欲しい。
参考資料:フリー百科事典 毎日新聞 スポーツニッポン より

Drの四方山日記(349)

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348.jpg 以前テレビで観て感動したシリーズドラマは必ずDVDに残すようにしている。その中の1つである番組を昨夜観た。この番組は毎週土曜日に放送しているNHK土曜ドラマ「新マチベン」である。土曜ドラマは“現代”に斬り込むような題材を主体に製作されている。人間は追い詰められると理性を失い、自分が大切にしているものを切り捨てて生きる。そんなとき何が必要なのか、また何をすべきかをドラマを通じて教えてくれているようだ。今回の主役は還暦を迎えて弁護士に挑戦し、見事栄冠を勝ち得た3人が弁護士事務所を開き、依頼人に体当たりで向き合いながら新たな人生を切り開くというものだ。生きてきた環境、仕事も性格も全く違う3人が、文殊の知恵ではないが3人の人生経験をうまくかみ合わせていろいろな事件を解決していく「ヒューマンドラマ」である。大企業に雇われ合併や買収など派手な企業法務とは違い、少年事件や児童虐待などどこでも起こりそうな問題に真っ向から取り組み、依頼人と共に悩み解決していく姿は素晴らしい。特に今回観た「親を捨てられますか?」は何か身近で起こりそうな出来事をテーマにしていた。弁当を万引きした14歳の少年が、幼い妹と2人で肩を寄せ合い日々の食事をも欠く生活を強いられていた。その母親は歳若くして2人の子供に恵まれたが、父親と性格が合わず離婚し子供2人の親権を取った。しかし母親として子供を養うことができず若い男に走り、別れた夫からもらった養育費を子供たちのためではなく若い男に貢いでいた。子供たちにはわずか1000円のお金で1週間暮らさせていた。そんな状況に石坂浩二扮する弁護士が救いの手をさし伸べ、親を捨てた2人のために児童相談所に保護を頼む。それを知った母親がその行為に水をさすが同僚弁護士2人がこの母親を諭し、最後には子供との“絆”を守ることを教え、親子である大切さをこの母親に気づかせてドラマは終了していった。このドラマを観てストーリーもさることながら、団塊の世代でありながら仕事にも人生にもリタイアしないで新たな挑戦をする3人の熱き壮年弁護士の生き方に、何か感動すら覚えた。実に素晴らしいドラマに久しぶりに涙した。

参考資料:NHK総合テレビ より 

Drの四方山日記(348)

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347.jpg 毎日、日本のどこかで犯罪が起きている。その犯罪を取りしまるのが警察官である。
全国には約25万3千人の警察官がおり、そのうち女性警察官は約1万2千人で公務員として活躍されている。特に女性警察官は毎年増えおり、警部補以上の階級者は約1100人を超え、警視庁や都道府県の警察署の係長や主任の幹部として国民の安全のため、職務を遂行している。

世界の女性警察官の歴史を調べいてみると第二次世界大戦中の1914年に英国で2人の女性が採用されたのが最初だという。
初期の業務は地域巡回が主体であった。それが1915年以降逮捕権限をもつことが許され、男性と同じ扱いを受けるようになった。第二次世界大戦後女性警察官が増え、日本でもGHQの指導で1946年に最初の女性警察官が採用された。
当時は婦人警察官(婦警)と呼ばれ、逮捕権限がなかった。それが2000年の男女雇用機会均等法に伴い、婦人警察官という名から現在の女性警察官に改められた。

当時は男性には制服・制帽などが義務づけられていたが女性にいたっては制服・制帽に関しては階級を問わず、統一されたものであった。それが今回の警察庁の方針でこれまでの階級の標示がなかった女性警察官の制服に階級を示す帯章をつけることになった。
通常男性の場合は巡査から警視総監までを9階級を6種類に分けた帯章がつけられているが女性の場合は約5種類の帯章をつけることになった。
巡査・巡査部長は無地の黒帯、警部補は黒帯に紺線、警部は金色の一本線、警視・警視正は細線の金色2本、県警本部長以上の警視監は金色の細線と太線の組み合わせ2本。さらに警視総監用は金色太線2本が決められているという。

なぜこの時期に階級を表示する制帽が女性警察官に決められたのであろうか。その理由は女性警察官にも男性同様警察官としての士気高揚を高めるためのようだ。警察官としての士気を高めることは国民にとっては喜ばしいことであるが。女性警察官にはこのところ多い犯罪をきちっと解決して安心できる国にしてほしいものである。この採用が決まった日に村上ファンドの村上世彰被告に実刑判決が渡されたのもなにか因果めいた感すらする。
参考資料 産経新聞 フリー百科事典 より

Drの四方山日記(347)

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346.jpg 日本は本当に平和な国であると改めて感じさせられる。それは英国の女性デザイナーが手がける人気ブランド「アニヤ・ハインドマーチ」の綿製エコバッグ(数量限定販売)を求めて長蛇の列をつくったというニュースが入ってきたからだ。
それも若者から中高年まで徹夜で並んだというから驚きである。男性である私は残念ながらこのブランドは当然知らなかったので、一体どんなものなのか調べてみた。

このブランドはイヴニングバッグとデイリーバッグのメインラインと、ブルーレーベルという2種類に分けられるらしい。鮮やかな色づかいとユーモアとウィットに富んだ個性的なデザインである。歴史は1993年、ロンドンのウォルトン・ストリートに第1店舗をオープンしたことに始まり、世界に30の店舗を展開している。それがここ数年、英国航空ファーストクラスで渡されるキットにデザインして、各国のセレブに人気を博したらしい。
リボンのロゴを織り込んだデザインは富裕層のお出掛けには欠かせないらしく、ロンドンの社交界では一番の人気らしい。そのロゴをつけて緑色で「I’m Not A Plastic Bag」と英文で書かれていて、2100円(税込)で各国に売られているらしい。

なぜこうもこのバッグが欲しがるのか。どうやらセレブが持ち歩いたことで世界的人気を得たところに限定販売であるため、ネットオークションでは定価の10倍以上の値がつくという情報が流れたためらしい。日本では14日に東京で売り出したところ、なんと7000人が列をつくったという。私に言わせれば単なるバッグに、なぜこうも取り合いしてまで欲しいのか理解に苦しむ。それも直営店をはじめ各大都市の有名デパートでしか手に入らず、セレブになりたいと思う女性には絶対必需品となったのだろう。

確かに最近は環境問題からスーパーを始め多くの店でエコバッグを販売しているが、何も激しい争奪戦までして手に入れるエコバッグなのか凡人である私には全く分からない。まったく日本国民は本当に好奇心旺盛な人種である。
参考資料:産経新聞 フジサンケイ 京都新聞 より

Drの四方山日記(346)

W15.jpg 最近、健康食ブームに変化が起きてきた。ドクターと料理専門家が共同してメニューを開発して提供する「ドクターズレストラン」なるものが各地で登場してきた。

医学的根拠に基づいて、専門の栄養士さんや料理人が調理してお客に提供するというものだ。このようなレストランの出現により、糖尿、体脂肪、肥満が気になる人や、外食により高カロリーで栄養バランスが偏っていたりする人、あるいは病気で食事制限が課せられた人などに有効である。まさに現代の医食同源である。

ドクターズレストランの先駆けは2006年3月に開店した秋葉原の「東京フードシアター5+1」である。大学の医学部教授とレストランのシェフが共同で開発し、病人のみならず生活習慣病予防のためにつくったのが始まりのようだ。
同年7月、大阪市に糖尿病専門レストラン「知食旬菜ETSU」がオープンした。
何しろ糖尿病の患者は全国で300万人以上いるといわれている。それに目をつけた糖尿病患者であるオーナーが食事制限の必要な方々に安心して美味しい食事を楽しんでもらおうと、カロリー、糖質、塩分を控えながら味もボリュームも満足できるように、管理栄養士を入れて料理したものを提供した。メニューも100種類あるといわれている。

この2店を皮切りに、仙台市のフランス料理店など各地に作られるようになってきた。中には“カフェごはんで頭痛を予防しよう”をキャッチフレーズに「アスピリンカフェ」なるものがオープンするという。これは製薬会社が営業するものである。
その他、人工透析専門のフランス料理や今評判のアンチエイヂング(抗加齢)のためのレストランもオープンするという。
まさに現代人は飽食過ぎて病気になるだけ食に悩んでいたときだけに、専門医による料理の専門家の作る料理は安心して食べられ、不摂生な生活や体重が気になる現代人にとってはまさに救世主となる。
あるレストランでは、いずれは一人ひとりの体調に応じたドクターズ料理を提供したいと意気込んでいるようだ。私も年1回の人間ドッグを受けた後の健康食が一般化すればいいなあと思っていた矢先で、私のような中高年者には生活習慣を改善するのに最適と言える。まさに現代人の“駆け込み寺”である。
参考資料:産経新聞 トレンドウォーッチャー 日経レストラン

話題シリーズ(15)

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345.jpg 15日(日)は折からの台風の影響で天気が悪く、ほとんど外には出ず家で久しぶりの読書と調べのもので一日を費やした。

16日(祝)は妻の親友で私とも身内同様であった友の墓参りに行こうと朝10時頃起きようとした。するといきなり部屋が揺れ“ああ?地震だ”と気づいた。
その地震がなんと新潟県上中越沖を震源として上信越、東北、関東、中部に至るまで揺れ、改めて地震の恐さを思い知らされた感がある。
それも台風が過ぎようとした矢先の出来事で我々は自然災害の恐さをまざまざと見せつけられたようだ。その最中神奈川県横須賀市東部にある浦賀の墓地に行った。

浦賀は米国のマシュー・ペリー率いる艦隊(黒船)で来航した地として有名である。江戸時代は江戸湾の出入り口として発展し、廻船問屋などが軒を連ねたらしい。
その後は浦賀ドックとして艦船の製造や修理工場として栄えた。しかし今はそれも閉鎖され少しずつ寂れつつあるが、面影を残す情緒ある街である。

親友の墓は東浦賀の半島にある明神山の裏手にある源頼朝が源氏の再興を願ったといわれる叶明神社の脇の階段を、数十段を登った高台にあり、浦賀の湾口を見下すように立っている。
墓参後は、北鎌倉を経由して横浜に立ち寄り東京に戻った。
この日一日はいろいろな出来事があった。

Drの四方山日記(345)

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344.jpg昨日この四方山日記で、中国のニセモノについて取り上げたばかりなのに、今度は生活の中で一番大切な食の安全が失われる情報が入ってきた。
そのまず最たるものが「肉まんの中身はダンボールミンチ」である。中国情報局によると豚肉ミンチに古いダンボールを加えて加工した肉まんが、北京市内の街角で毎朝売られていたというもの。

その内容たるやすさまじく、古いダンボールを水酸化ナトリウムで溶かし、病死した豚の肉40%にネギをまぜ、豚肉味の香料を入れて味付けして、販売していたという。
色といい食感といい本物とほとんど区別がつかないほどで、消費者をごまかしていた。
それだけではなく、製造していた場所はハエや虫がわくほど衛生管理が行き届かなく、なんと犬のふんが器具に付着していたということだ。

この肉まんは先日発覚したばかりだが、なんと10年前から製造していたという。ではなぜこういうことが起こりえたのか、その理由は近年豚の感染症の流行や豚の飼料であるトウモロコシなどが値上げでなかなか手に入らなくなったため、養豚業者が減少し、豚肉が思うように手に入らなくなり高騰した。やむを得ず病死した豚の肉や水増し肉を販売せざるを得なくなったためらしい。
まったく、なんでもありといいながらも酷すぎる。

ただ肉まんの問題だけではなく、ドライフルーツ、くらげ、唐辛子、しょうが、食用きのこ、漬物、ひじき、ちまき、うなぎなど問題となった食品は、わかっただけでもこれだけある。その他では練りはみがき、たばこ、ダイエット食品、果てには飲料用水であるミネラルウォーターにまで有毒物質が含まれていたという。
いったいこの国は「食の安全」についてどう考えているのか怒るより飽きれるばかりである。日本の牛ミンチ偽装事件などがかすんでしまうくらいの驚きである。
世界に流通する中国製品はぜひ危険のマークをつけて欲しい心境である。
参考資料:中国情報局NEWS 産経新聞 西日本新聞 より

Drの四方山日記(344)

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343.jpg 中国という国は不思議な国である。1ヶ月前にディズニーランドそっくりの国営遊園地が日本のドラえもんなどのキャラクター商品などを使って営業し、世界の批判を受けたばかりなのに、今度はよりによって世界の保護動物で中国の宝ともいえるパンダに似せて、やはり世界の珍獣といわれるチャウチャウ犬をパンダ模様に染めて偽パンダとして宣伝に使った。これがインターネット上で世界に発信されたため“動物虐待”であるとして各国の動物愛護協会などから非難が集中した。

確かにこの国には犬を食べる食文化はあるが、犬を不自然に染めてパンダや自然の保護を訴える曲「パンダ・ベイビー」の広告塔に使うという行為はどうみても道理に合わない。
これでは“パンダ保護”を訴えて偽善といわれても仕方がないのではないか。北京石景山遊楽園の偽ディズニーランドの件といい、今回の犬をパンダに仕立てた件といい、中国はニセモノ文化の極みである。

もともと中国ではニセモノをつくることに対し、悪いという感覚はないらしく、欧米や日本など資本主義的な考えからいえば他人のものを真似ることは私有財産を犯す犯罪であるが、この国の共産主義は私有財産を否定する考え方なので悪いとは思っていないようである。よって中国からニセモノを排除するには資本主義である国々に共産主義を導入するくらい難しいかもしれない。
ある評論家が面白いことをいっている。中国にないものは“世界に通用するブランド”、中国にあるものは“ニセモノ”とうまい表現をしているなあと思った。ともかく納得のいく状況をつくるには、この国が資本主義になるしかないのかもしれない。
参考資料:上海夜会 産経新聞 より

Drの四方山日記(343)

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342.jpg 毎日暑い日が続き、何となくビールでキュッとやりたくなる時期になった。しかし、今年の上半期はビールの売れ行きが悪く、1990年代半ばをピークに減少しはじめ出荷量が過去最低になった。それなのに、ビール大手5社は若い世代に飲んでもらおうと、発泡酒だけにとどまらずいろんな種類のビールを登場させている。その際たるものがサッポロビールである。サッポロビールといえば黒ラベルであるが、最近は電車の名前を文字ったり地方色を出したビールなど限定品と称して出しているようだ。

しかし、現実は厳しくみんなでビールとはいかないようで、一世を風靡した飲み屋での一言「とりあえずビール」というキャッチフレーズが徐々に失われつつある。
我々団塊の世代は個人の好き嫌いに関係なく、まず1杯はビールから始まる。特にアサヒスーパードライの1杯目は格別である。
しかし、若い世代は違うようで、最初の1杯が男性はウーロンハイや日本酒だったりして、女性は甘味系の青りんごサワーだったりするようだ。どうも若い女性はビールが苦いのでサワーだったらジュース感覚で飲めるという印象が強いようだ。

ではなぜビールの需要が減ったのか。80年代まではビールを飲むことには安心感があったが、最近は会社のサークルなどでもビールより焼酎やワインなどで乾杯することが多く、ビールで注ぎあうようなことも若い世代には習慣として薄れてきた。

 この頃の若い世代は、普段は発泡酒を飲用し週末になると高級ビールを飲む人が多くなってきたようだ。それとビールを一番愛好する年配者は、経済的な理由や発泡酒の出現により本当のビールを飲めなくなってきたのも1つの原因かもしれない。若い世代のビール離れ、高齢者の飲酒量や飲酒金額の減少により「とりあえずビール」という習慣が薄れてきているのが、ビール好きの私にとっては残念なことだ。
参考資料:酒文化研究所 毎日新聞 読売新聞 より

Drの四方山日記(342)


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341.jpg 最近の暗いニュースの中、明るいニュースを一つ。日本文化を代表する歌舞伎を続々と海外で公演するという話。
特にこのところ欧米など先進国で公演するのは意義あることである。なぜなら欧米はもともとオペラやミュージカルのメッカであり、そこに異色の歌舞伎が入ることが異例であった。しかし、2004年10月、市川海老蔵がパリ国立シャイヨーク宮劇場で、同じく9月中村勘三郎ら「平成中村座」がニューヨーク公演を行ってからロシア・イギリス・ドイツ・中国などで海外公演が果たされるようになった。そこで今回は「平成中村座」のニューヨーク・ワシントン公演を7月に、人間国宝・坂田藤十郎ら「近松座」が9月に中国4都市で公演を行う。今年の3月には市川團十郎の市川一門がパリ・オペラ座で公演し大きな反響を呼んだ。

なぜこうも海外で歌舞伎が見直されたのか。それは歌舞伎が、その文字が示すように、歌(音楽的要素)、舞(舞踊的な要素)、伎(芝居的表現要素)を巧みに融け合わせ調和の取れた「統合芸術」だからである。特に欧米で見直されている浮世絵の芸術心や感覚を取り込んだ色調が鮮やかなせいかもしれない。
もともと歌舞伎は神楽、能楽、舞楽に人形浄瑠璃、三味線、雑芸を含んだ芸能である。そこに最近の歌舞伎はスーパー歌舞伎、ロック歌舞伎など、以前この世界では見られなかった要素を取り入れていることが現代人にも受け入れられているのではないか。
今回で海外公演が56回目となり歌舞伎はもはや文化使節として時代を越えて未来を志向する「総合芸術」として絶賛をされるのではないだろうか。日本文化を世界の国々が理解し、喝采を浴びることは素晴らしいことである。
参考資料  産経新聞・かぶきちょっといいはなし より

Drの四方山日記(341)

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340.jpg 今年3月に収録されたテレビ東京の「TVチャンピオン2」で、女性参加者が全治2ヶ月の重傷を負った。
この番組は約30人の参加者がじゃがいもを奪い取って袋詰めにする企画で、参加者同士がぶつかり合い1人の女性が膝の靭帯を負傷した。

この手の事故はNHKをはじめ各民放でも起こっている。
古くは平成13年、テレビ朝日の深夜番組でお笑いタレントが番組中に凍傷になり、手の指を切断する事故が起きた。また5年前、TBSの「筋肉番付」でやはり出演者の事故が起こり、放送を打ち切ったことがあった。それが最近になり、テレビ番組の収録中に出演者が負傷する事故が後を立たない。昨年5月NHK「クイズ日本の顔」で、20代の女性が跳び箱を飛ぶシーンで誤って体を強打し重傷を負った。その後、TBS「SASUKE」で昨年8月に感電事故、今年3月に5人負傷の事故などが起こったが、ほとんど収録に留め放映しなかった。また、一般参加者が飲食の量を競うテレビ東京の「大食い選手権」で、大食いを真似た中学生がパンを喉に詰まらせ死亡する事故が発生した。

このように事故がなぜ続くのか。テレビ局の番組作りに問題はないだろうか。視聴率にこだわり過ぎて安全でないと分かっても無理をさせ、それが事故につながっているように思う。確かに最近の傾向を見るとどの局もガチンコ番組が多く、その例として格闘技がある。

今までプロレスのようなショー的な試合をしていたものが、観る側の満足度を高めるため「K-1」、「プライド」、「総合格闘技」などが盛んになり、試合をする選手もけがが絶えない状況に追い込まれている。中には再起不能になる選手も出てきた。これらも全てテレビの影響である。プロはともかくアマチュアが参加する番組は絶えず健康のチェックから出演番組の設定などを十分危険がないか検証してから行うべきである。
また、テレビ局側も参加者にきちんと保険(労災・障害など)をかけて不意の事故があっても責任持って対応できる環境を作って出演させるべきだ。
あまり過激でよりリアルに作るためついつい行き過ぎるようである。とにかく視聴率ありきという番組制作の姿勢に問題があり、こういうことを続けていくと結局はファンや視聴者が離れていくことを放送局はもっと気づくべきである。
参考資料:毎日新聞 iza より

Drの四方山日記(340)

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339.jpg この週末、ウォーキングをしていてあちこちの畑で野菜を栽培されているのを見かけた。

地方の人は首都東京といえばビルと住宅群ばかりと思っている人が多いと思うが、それが現実には東京都内には結構、畑で農産物を作るところが多いようだ。
私の住んでいる世田谷区は都内の中でも最も畑が多く「都市農業」の代表格のようである。
特に野菜の栽培が多いので最近では“野菜の名産地”と呼ばれているらしい。オレンジ色の「せたがやそだち」というのぼりを立てた直売所が300ヶ所もあるようである。

もともと世田谷区は農村地帯だったため、今日でも470戸の農家があり、幹線道路を離れて裏の方へ行くと畑が広がり、昔懐かしいのどかな田園風景が見られる。世田谷区というと、オープンエアのカフェに犬を連れたセレブの奥様やお嬢さまが颯爽と散歩しているイメージを想像するが、実際には意外とキャベツ・大根・小松菜などの農業地が多いのにびっくりする。
都会の真ん中で採れたての新鮮野菜を道端で買えたり、直売所で購入できたりして結構便利である。最近ではなんと新鮮な野菜を自動販売機で販売しているというところも現われてきた。まさに都会の農産地である。私がちょっと調べてみたら東京都の都市農業は農産物を作るだけではなく、地震や火事など災害時などの避難場所や都会のオアシスで緑の保全として役立てるように計画されているという。まさに一石二鳥である。やはり頭のいい人はいろんなことを考えるなと感心する。是非東京に住む人は「せたがやそだち」を味わってみて欲しい。

Drの四方山日記(339)

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338_a.jpg 6日、2ヶ所でお札をばら撒かれるという出来事があった。
1つは東京・墨田区の高速道路(15メートル)上から一万円札30枚?40枚が撒かれ地上に落ちてきた。もう1つは同じ6日今度は山梨県甲府市内の歩道橋からやはり一万円札10枚が撒かれたというものだ。
東京の場合は一万円札2枚と5千円札、千円札全部で46000円拾った女性が通報してきた。残りのお札は何人かが拾って持ち去ったという。
また甲府の場合は一人の男性が全部拾い集めたため問題はなかったが、2日目にも歩道橋から一万円札35枚が撒かれたという。

世の中には奇特な人もいるものだ。ただ、これが犯罪にからむものなのか純粋にねずみ小僧ばりに恵まれない人に与えるものかは定かではない。どっちにしても、日本の法律では拾ったお金を警察に届けなければ占有離脱物横領容疑に問われるという。本当に不可解な出来事である。
そういえば先月28日、埼玉県川口市で一般家庭のポストに2000円の入ったポリ袋が4所帯で入れられていたという。その他同じ川口市でマンションに住む年配の女性宅のポストに現金10円玉で9000円分が布製の巾着袋に入れられ投函されていた。

 どの出来事もこの殺伐とした世の中では、誰もが着服したくなるようなものだけに驚かされるばかりである。くれぐれも欲を出さないように御用心!!
参考資料:毎日新聞 スポーツ報知 iza(イザ) より

Drの四方山日記(338)

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338.jpg 最近の日本の社会を見ていると、どうも「しょうがない」が平然とまかり通っている状況に何か危機感すら感じるのは私だけだろうか!?久間防衛相の辞任に際しての「しょうがない」発言から何か連鎖し、警視庁のSP(警護官)の電車内での痴漢行為、消防士の連続放火事件、給食費不払い問題、それにこのところやたら目立つ暴走国会など次々に不祥事や事件が相次いでいる。警視庁のSPはなんと高市早苗内閣特命担当相の警護官である。その女性を警護する立場にある人間がよりによってハレンチ行為をしたということはもってのほかである。ましてやお酒の飲み過ぎでやったとなれば品格が疑われる。消防士による連続放火に関しては、消防団員をまとめる部長の地位にありながら、女性関係でむしゃくしゃしたから放火したというのは何をかいわんやである。学校給食費の不払いは今まででなんと22億円に達するといわれ、文部科学省や教育委員、学校も半ばさじを投げた感すらある。
もともと学校給食は明治時代に始まったもので、現在のような給食制度は第2次世界大戦後につくられたものである。その時の考え方は、敗戦で食べるものが底をつき、子供に満足できる弁当を持たせることが出来ない家庭が多くあったため国がつくった制度である。
現代は飽食の時代と言われ、子供の栄養や食習慣および食事のマナーを学ばせるという考え方になっているはずであるが、どうも親である保護者はそれを理解できないようである。また不払いを見逃す自治体にも問題が多い。
最後の暴走国会はまさに国民を欺く手段に過ぎず、年金問題で紛糾している間に補正予算を含め90の重要法案を審議もまともにせず、数の力で強行採決する自民党のやり方はまさに無謀である。こんな党だから自民党の重要閣僚である人間が「しょうがない」を連発しても不思議ではない。
ただ、「しょうがない」で全てうやむやにし解決しない今の日本の社会に問題がある。もっと筋のある政治家や教育者および学識経験者が出てほしいものである。それが、国民が平和で豊かな毎日を送ることに繋がるからである。

Drの四方山日記(337)

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W14.jpg アメリカ独立記念日の4日、ニューヨークのコニーアイランドでネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権が行われた。
この選手権には6連覇中のディフェンディング・チャンピオン小林尊さん(長野県出身)が出場した。自らの記録を大きく更新したにも関わらず、惜しくも7連覇の夢は消えた。

この大会は1916年に4人の移民がネイサンズのホットドッグ販売店前で、誰が一番「愛国心」を持っているかを賭けて早食い競争をやったのが最初だといわれている。
この時は12分間で13個のホットドッグを食べた人が優勝した。その後この競い合いは毎年米国独立記念日にあたる7月4日に開かれることになった。

健康を考えこの大会の参加者は満18歳以上と定められ、1993年より国際的になり各国で予選が行われ、その予選の優勝者が7月4日の本戦に出場できるというものだ。もちろんそれに掛かる旅費は会が負担するという。優勝者には食べたホットドッグの個数が刻まれたプレートが掲げられる。その他トロフィーとマスタードイエローのベルトとホットドッグ1年分が送られる。原則として賞金は支払われない。ただ、その年によってスポンサーがつくと副賞として旅行がプレゼントされる。アメリカ主催の大会なのに、1996年以降(1999年を除く)不思議に優勝者は日本人である。2000年にはなんと1位?3位まで日本人が独占した。これがオリンピックならば大変な出来事である。
2001年から2006年まで小林尊さんが優勝し続け世界記録を塗り替えてきた。その戦歴から「TSHUNAMI(津波)」と称され、アメリカで最も有名な日本人の1人となった。しかし、大会前に無理をしたため口が指一本分しか開けられなくなり、医師により顎関節症と診断された。通常、口を開けるのに指3本分入るのが正常といわれている。そこで今回の大会を断念しようと思ったが、今年3月に母親を亡くし、お母さんのためにも素晴らしい記録を残したくて参加することにした。もちろん出場するにあたり、口腔の専門医や我々の分野であるカイロプラクティック・ドクターの治療を受けた。その甲斐あって背水の陣で今回の大会にのぞみ、見事自己最高の63個をたいらげた。

しかし、米国人のジョーイ・チェストナットさんが66個という世界記録を出したため、惜しくも涙をのんだ。負けた小林さんも「今まで連覇を大切にしてきたので緊張感が切れるのが痛いが、この敗戦がかえって自分の財産になるのではないか」とコメントした。小林さんも母親の死をバネに再度復活してくれることをファンは願ってやまない。
参考資料:時事通信 フリー百科事典 毎日新聞 より

話題シリーズ(14)

S48.jpg 朝、ラジオ放送を聞いていて驚いた。米国の大手インターネット企業である「アカペ」が『南京大虐殺』をドキュメンタリー映画として世界に配給するというもの。
世界に先駆けて3日、北京で試写会が開かれ、一般上映は同じ3日上海、中国各地は日中戦争の引き金となった盧溝橋事件(70年)の7日に上映されるという。その後国際フェスティバルなどで上映されるらしい。この『南京大虐殺』については、これまで日中で論争が続けられ問題を提起してきた。それが直接関係国でない米国がなぜこの時期に映画制作したのか。
その背景には米国国内でも論議されている従軍慰安婦問題や靖国神社問題など、日本の歴史的認識に対する反日感情に高まりがある。この時期にこの映画が封切られれば再び当時の事件と歴史問題を巡って日本の国際的立場が悪化しているときだけに、批判が高まることは必至である。
今回のこの映画のシナリオは在米中国系報道人出身の作家であるアイリス・チャンが書いた『南京大虐殺』(1997年発行)が原本になっているようだ。しかし、チャン氏は本の発行で日本の右翼たちからの抵抗を受け、うつ病から2004年に自殺している。この作品は南京に住んでいたチャンさんの母親の体験を通じて、当時の日本軍が行った行為を主体にドキュメンタリー風に作ったものらしい。
また、この作品のために中国の企業が資本を出しているといわれている。私も先日中国・西安を訪れたが、言葉の端はしにこの問題が出されるだけに胸が苦しくなる。確かに戦争や紛争は人間社会にとっては必ず付きまとう問題ではあるが、時代と共に薄れていく傾向にはある。ただし、歴史は歴史として認識しなければいけない。
個人的ではあるが過去をあまり詮索しすぎてこれからの未来になんらかの傷を残すことはあってはならないと私自身思う。戦前、旧日本軍がアジア諸国に行った行為は決していいことではないが、しかし現代でも欧米をはじめ中近東などあちこちで紛争や戦争が起こり、人命が傷つけられていることは何ら過去を反省していないことに他ならない。
大国の戦争などを正当化し国際社会で容認していることは沈静化させ、あまり問題化していないことについて論じないでまかり通っている世の中がおかしいのではないだろうか。
日本の歴史的過ちを指摘するなら、アメリカをはじめ核保有国の行っている行為は果たして正当なのか、そこを論じずして一国に対する中傷はいかがなものか。もう一度世界の平和を願って各国が真剣に取り組まなければいけない問題である。
参考資料:フリー百科事典 TBSラジオ より

世相シリーズ(48)

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337.jpg 2日、公開された国会議員の所得報告では安倍晋三首相の印税所得が際立った。安倍首相が自身の政治哲学をまとめたこの著書『美しい国へ』は昨年の就任前の7月に出版。それが総理就任の人気にあやかって売れ続け、通常政治家本は2?3万部程度しか売れないのが相場であるが、それがなんと51万部も売れ超ベストセラーとなった。その安倍首相も年金記録紛失問題で野党の集中砲火を浴び、今度は久間防衛相の失言で、今月行われる国政選挙のゆくえすら全く予測できない状況になってきた。6月の世論調査では安部内閣の支持率は前月の比より10.6ポイント減り、28.8%にまで落ち込んで、内閣支持率の「危険水域」とされる3割を切った。特に女性の支持が40%を維持してきたものが、前月比が29.9%までに落ち込んできたようだ。頼りの女性の「安倍離れ」した状況では、安倍首相はどう今後の政局に臨めばいいのか困り果てているのではないだろうか。

 人気の小泉首相のあとを受けて颯爽と登場し、「活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大切にする、世界に開かれた美しい国・日本」を創りたい。その目指すべきものとして著書では?文化、伝統、自然、歴史を大切にする国、?自由な社会を基本とし、規律を知る、凛とした国、?未来へ向かって成長するエネルギーを持ち続ける国、?世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国を挙げて政治理念とした。
しかし現実はこの国家像と違い、国会での強行採決、公務員制度改革断念、国民に問わない住民税値上げなど国民にとっては暮らしにくい国になっているようだ。我々の暮らしは政治によって変わる。特に国のトップの決断によって良くもなり悪くもなるのであるから安倍首相には著書で掲げた理念に基づいて政治を行って欲しいものである。
参考資料:時事通信 産経新聞 毎日新聞 より

Drの四方山日記(336)

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336.jpg 昨日、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王座統一戦が行われた。
チャンピオン坂田健史が同級暫定王者ロベルト・バスケスを3?0の判定で勝ち、タイトル統一と初防衛に成功した。

この勝利にはいろいろなエピソードがある。3年前当時の世界チャンピオン、ロレンソ・パーラーとの初の世界タイトル挑戦で、2Rにチャンピオンの強打で顎の骨が砕けそのまま全ラウンドを闘った。その勝利への執念たるやものすごいものだった。
一時はこの顎の骨折で引退を考えたが、どうしても諦めきれず再起を期して同級暫定王者バスケスに挑戦したが僅差で勝利をすることが出来ず、悩んでいた。その時、父・直文さんに「中途半端は良くない。辞めるんならバスケスに勝ってからにしろ」と一喝され、再度今回の挑戦となった。
もともとボクシングには猛反対だった父も、息子の諦めない執念から応援することを決め、今回の防衛戦前には事細かく電話やメールで相手の弱点を指摘し、息子に素人ながらアドバイスを送り続けた。その甲斐あって見事坂田選手は初防衛に成功した。まさに親子の勝利である。

 この日はもう一人、陸上・走り幅跳びの池田久美子選手が3年連続4度目の優勝を飾った。このジャンプ姫である池田選手は、中学時代6メートルを飛び天才少女と謳われながら、高校時代にスランプに陥りもがき苦しんだ。それを父・実さんが中学時代から娘を指導し絶対将来7メートルの大台を越え、世界のひのき舞台で表彰台に上らせるという夢を抱き、2人3脚で娘を陰ながら指導し続けた。その父も今度の日本選手権前に突如他界し、支えを失った。しかし、天国からの父親の声が聞こえたのか、彼女は「7メートルを飛んで表彰台に上り、父親に報告をしたい。それが自分の父親に対する恩返し」と決意し一所懸命ジャンプにトライした。しかし、今回は残念ながら7メートルの大台は越えられなかったが、次の世界選手権には父親との約束を果たしたいと涙ながらインタービューで応えたのがテレビを通じて私の心を打った。この日の2人の勝利には陰日なたに支え続けた父親の力があったことを両選手とも忘れずに、自分のため、日本のために活躍をしてほしいものである。
参考資料:産経新聞 SUZUKI サンケイスポーツ より

Drの四方山日記(335)

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