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340.jpg 今年3月に収録されたテレビ東京の「TVチャンピオン2」で、女性参加者が全治2ヶ月の重傷を負った。
この番組は約30人の参加者がじゃがいもを奪い取って袋詰めにする企画で、参加者同士がぶつかり合い1人の女性が膝の靭帯を負傷した。

この手の事故はNHKをはじめ各民放でも起こっている。
古くは平成13年、テレビ朝日の深夜番組でお笑いタレントが番組中に凍傷になり、手の指を切断する事故が起きた。また5年前、TBSの「筋肉番付」でやはり出演者の事故が起こり、放送を打ち切ったことがあった。それが最近になり、テレビ番組の収録中に出演者が負傷する事故が後を立たない。昨年5月NHK「クイズ日本の顔」で、20代の女性が跳び箱を飛ぶシーンで誤って体を強打し重傷を負った。その後、TBS「SASUKE」で昨年8月に感電事故、今年3月に5人負傷の事故などが起こったが、ほとんど収録に留め放映しなかった。また、一般参加者が飲食の量を競うテレビ東京の「大食い選手権」で、大食いを真似た中学生がパンを喉に詰まらせ死亡する事故が発生した。

このように事故がなぜ続くのか。テレビ局の番組作りに問題はないだろうか。視聴率にこだわり過ぎて安全でないと分かっても無理をさせ、それが事故につながっているように思う。確かに最近の傾向を見るとどの局もガチンコ番組が多く、その例として格闘技がある。

今までプロレスのようなショー的な試合をしていたものが、観る側の満足度を高めるため「K-1」、「プライド」、「総合格闘技」などが盛んになり、試合をする選手もけがが絶えない状況に追い込まれている。中には再起不能になる選手も出てきた。これらも全てテレビの影響である。プロはともかくアマチュアが参加する番組は絶えず健康のチェックから出演番組の設定などを十分危険がないか検証してから行うべきである。
また、テレビ局側も参加者にきちんと保険(労災・障害など)をかけて不意の事故があっても責任持って対応できる環境を作って出演させるべきだ。
あまり過激でよりリアルに作るためついつい行き過ぎるようである。とにかく視聴率ありきという番組制作の姿勢に問題があり、こういうことを続けていくと結局はファンや視聴者が離れていくことを放送局はもっと気づくべきである。
参考資料:毎日新聞 iza より

Drの四方山日記(340)

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