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今月に入って、全国各地で毒キノコによる死亡事故が多発している。
今月19日、大阪で公園を散歩中、キノコを採取し自宅で調理して食べた女性が、翌朝嘔吐(おうと)や下痢症状などを起こし死亡した。23日には愛知県の女性がやはり毒キノコを食べて脱水症状で死亡。また24日宮崎県延岡で、男性が山で採ったキノコを自宅で調理し、吐き気や下痢症状などを起こして入院、2日後の26日に多臓器不全で死亡した。
この時食べた毒キノコ(ニセクロハツ)は猛毒で、致死量2?3本であったという。
ではキノコのうちどれだけのものが毒キノコといわれるのだろうか。
調べてみると、キノコには約5000?6000種のものがあるが、そのうち名前のついているキノコは3000種あり、毒キノコは10%の300種であるという。
中毒症状を起こす毒キノコが多く、一本食べても即死にいたる猛毒キノコ、試食して長期間に渡り激痛が続く猛毒キノコ、嘔吐腹痛などは起こすが死に至らないキノコ、中枢神経に作用して興奮・幻覚を起こすキノコなどがある。
その代表的毒キノコ、ドクツルダケ(シロタマゴテングダケ)は丸1本食べると死に至る。ニガクリダケは口に含んだ程度では腹も壊さないが、大量に食べると死に至る。ツキヨダケは国内におけるキノコ中毒のトップにあげられる。ニセクロハツはこれが今回の死亡事故につながったキノコで、一見食菌であるクロハツに似ているため間違えて食べて死ぬ人が多い、などあげればきりのないくらい毒キノコがあちこちにあるので、山へ三菜採りに行った時など気をつけなければいけない。
私もよくマツタケ狩りに行って珍しい形や色のキノコを見つけるが、一緒に行った地元の人から注意を受ける。昔からきれいなものには毒がある。まさにキノコはこれに当てはまるのではないか。
参考資料:山陽新聞 読売新聞 毒キノコの話 きのこの世界 より
Drの四方山日記(351)
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