激動の歴史から出来上がったロシア

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369.jpg今回の研修旅行でインド同様に経済成長著しい大国ロシアを訪れた。
ロシアというと我々日本人、特に50代以上の人にとっては“いわば敵国”というイメージがあった。しかし1982年のゴルバチョフ書記長(のちの初代大統領)のペレストロイカ(建て直し)政策、1991年のソ連崩壊、エリツイン大統領の市場経済とめまぐるしく変化を遂げていく中、ロシア国民は力強くこの激動を乗越え、人間としての生活を取り戻してきた。そのせいか首都モスクワや第2の都市であるサンクト・ぺテルブルグでは若い人の自由奔放な言動や中高年の“いきいき”した姿が私の目に焼きついた。
ただ、一般市民に現在のプーチン政権についてインタビューした時だけは一同に顔が厳しくなり何も話してくれなかったのがわたしには気にかかった。これも急激に社会主義から自由主義に変革したせいであるから仕方がないかもしれない。

369b.jpg現在ロシア連邦の国家予算は30兆円であるといわれている。これは日本の企業トヨタ自動車の決算額と同じである。かつてはアメリカと並び称せられる超大国であったとは信じがたい。今回の訪問でロシアの歴史や文化・芸術の良い面と、栄華とその終焉(しゅうえん)・革命の理想と挫折などの悪い面をこの目でつぶさに見られたことは大きな収穫であった。
確かに今はウランや石油の発掘で潤っていることはすごいことであるが果たして国民にとっては喜ばしきことなのか今現在ではロシア国民にとっては何もその恩恵が感じられてないようである。

研修旅行の紀行文は後日NMNの「世界探訪」で詳しく報告しようと思う。

Drの四方山日記(369)

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